自分で改造した軽バンで車中泊をしながら全国を旅しているtabito(旅人)です。みなさんに軽バンで車中泊を楽しむための様々な記事を書いています。
車旅をしている人は車中泊をどの様に楽しんでいるのか、どの様にして車を改造しているのか、どんなグッズを使っているのかを知りたくなります。
この記事では、みなさんに車中泊を楽しんで頂くために1999年から車中泊を楽しんでいる筆者が体験と実例をもとに書いています。
軽バンの改造・DIYの方法から、車中泊用に必要なグッズ、車中泊に便利な生活用品を紹介しています。後半では1人旅の面白さをまとめました。
軽バンの「車中泊のガイド」として読んで頂ければ嬉しいです。
- 車中泊一人旅は男のロマン
- 車中泊用の車の選び方
- 軽バン「軽貨物車」の魅力
- 3速ATの走りは軽バン向き!
- 中古でも十分走る
- 軽バンを車中泊用に改造する。
- 1.床をフルフラットにする改造
- さらに軽バンに玄関を作ったのです。
- 2.棚をDIYでつくる。
- 軽バンの換気は重要!
- ポータブル電源を使う
- 本確的なソーラーのDIY 長期の車中泊用
- USB化と省エネ化のおすすめ!
- カーテン、網戸のDIY
- 軽バンで車中泊をするための生活グッズ
- 車中泊グッズの概要
- 車中泊のバーナー
- 車中泊のクッカー
- 車中泊のゴミを処理する方法
- 車中泊のテーブル
- 車中泊用クーラーボックス(板氷不要)
- 冷たい水の確保は?
- 車中泊のマット
- 車中泊の寝袋
- 車中泊の照明 ランタン
- 軽バンとインターネット
- 軽バンでエンタメ
- 軽バンで1人旅
- 軽バンで山に出かける
- 軽バンで海に出かける
- 軽バンで日本を回る
- 軽バンとキャンプ
- 軽バンと釣り
- 軽バンと歴史探訪
- 軽バンと温泉
- 車中泊と「道の駅」利用方法
- 年齢と車の運転について
- まとめ
車中泊一人旅は男のロマン
なぜ男は車に自分の城をつくり、1人旅にでるのでしょうか?
そこには一人でしか味わえないロマンと何度でも困難に立ち向かう男の生き方があるからかもしれません。男が一人旅にでる理由です。
車中泊用の車の選び方
軽バンという小さな乗り物には、魅力がたくさんあります。決してカッコいい車ではありませんが、仕事用のシンプルな「車の力」があるのです。
車中泊の車旅に選びました。
軽バン「軽貨物車」の魅力
中古の軽バンを2年の車検付き50万円以内で手に入れました。乗れば乗るほど軽バンの魅力にはまってしましました。
3速ATの走りは軽バン向き!
今どき3速ATって使えるの?高速は大丈夫?
そんな声が聞こえて来そうです。
いろいろ乗りこなすうちにたどり着いたのが、シンプルなエンジンとボディだけの中古で傷だらけの軽バンです。
中古でも十分走る
40万キロ走っても、いまだに現役で走っている軽トラックがあります。日本の車は、性能が良く整備をすれは十分のれるのです。
車はいったいどれ位走るのでしょうか?
私たちが日本で考えている「10万キロも走った」という感覚は実に贅沢な乗り方なのです。
アジア諸国での自動車が走る距離は、桁がちがいます。エンジンの寿命をプロから聞いたデータでまとめてあります。結構走るのですね。
軽バンを中古車で選ぶとき、どんな基準で選ぶのでしょうか。参考に記事を書きました。
軽貨物の分類なので、乗用タイプよりもさらに維持費がやすくなります。中古なので税金が4千円です。浮いたお金で旅に出ています。
軽バンを車中泊用に改造する。
なんといっても楽しいのは、自分の秘密基地、城を造る事です。自由なのです。もちろん走行しても安全な作りにしなけらばなりません。
以下に改造やDIYを紹介します。
1.床をフルフラットにする改造
軽バンで車中泊をする場合、最初にやることは床をフラットにすることです。フラットで無いと寝にくいからです。
様々な工夫があり、ネットでもそのアイデアの多くが紹介されています。
私が考えた改造は、作り付けにせずにいつでも元にもどせる仕組みです。これは、実に便利でして1分で元通りになり、今でも役にたっています。
* 車中泊用「フラットな床」の簡単な作り方!1分でセット可能。
さらに軽バンに玄関を作ったのです。
出入りが、ものすごく早く簡単な玄関です。軽バンの車内で靴をはいたり脱いだりできるのです。雨の日でも問題なし!
2.棚をDIYでつくる。
基本的にシンプルな旅車を目指しているので、必要最小限の棚だけです。最初は沢山棚を作ったのですが、使ったのは最初だけです。面倒になるので、なるべくシンプルにしています。
天井サイドには、クッカー、バーナーなど
天井に板をはめ込んで、クッカーやバーナー、寝袋を収納しています。後部にあるタナは、突っ張り棚で3500円程のものですが、使えます。
後部の上には、寝袋やマットなど
この棚で突っ張ると、軽バンの車体がしっかりとしてきます。きしまなくなりました。さすが50㎏まで耐えら得る突っ張り棚ですね。あとは100均の白いアミを渡してサブの棚にしています。
軽バンの換気は重要!
軽バンの中で火を使うのは、注意が必要です。換気をするためにバックドアを開ける事があります。
中から開閉が出来るように、改造しました。紹介します。
ポータブル電源を使う
車中泊で重要な設備の一つに電源の問題があります。様々な方法が考えられていますが、最も簡単なのはポータブル電源を使う事です。
容量も大きくなっていて技術進化も早く性能の良い電源が販売されています。容量がどうなっているのかを含めて紹介します。
ソーラーとポータブル電源について紹介しています。手軽に使えるポータブル電源は便利です。改造の手間が不要なのです。
* 車中泊ベースキャンプはお手軽【ソーラー発電】とポータブル電源
本確的なソーラーのDIY 長期の車中泊用
このシステムは車中泊が5日以上の長期になる場合に便利なシステムです。長期になるとポータブル電源を使い切ったり、走行充電でもなかなか満充電にならない等の問題が出てきます。
また、家庭用100vのコンセントがあって、ポータブル電源を充電できる場所などもありませんね。
つまり、自分で電気を作る必要が出てくるのです。
駐車中もずっと充電してくれるのが便利なソーラー発電です。初心者がソーラーパネルで発電することが出来る方法を解説しました。参考にして下さい。
ソーラーパネルを使って車中泊をした経験からの記録です。やはり便利でした。50wのソーラーパネル2枚とディープサイクル・シールドバッテリー20Ah2台を充電して、USBシステムで利用しています。これで十分です。
USB化と省エネ化のおすすめ!
軽バンで車中泊をするとわかりますが、大きな電力は必要ありません。車内の照明とスマホ、PC、WiFi、デジカメの充電くらいでしょう。
小電力のUSB化をしておくと、デジタル機器に便利です。
* 軽バン車中泊【ソーラー発電とUSB化】そのメリットを紹介。
少し贅沢をするならば、冷蔵庫や電気毛布が使えればいいですね。その場合は、ポータブル電源の大容量のタイプをおすすめします。
* 【車載用の冷蔵庫】限定2機種のみ/簡単設置で良く冷えます。
冷蔵庫の代わりに釣り用のクーラーボックスでも10日以上の旅で使いました。アイデア一つで、食料程度の保管なら使えます。
カーテン、網戸のDIY
車中泊で必ず必要なのが目隠しのカーテンと、夏用の網戸です。これは100均で材料がそろいます。全てのカーテンと、車内間仕切りカーテン、網戸、運転席と助手席の日よけカーテンを作ります。費用は3千円もしません。
* 100均グッズで車中泊!【超快適】DIYで自由な設計を楽しむ
特に暑いのが夏の車中泊です。2018年の7月ですが、日中37℃あった時も車中泊をした経験があります。
しかし、下記の記事にある様に対策をすれば、大丈夫です。是非、ご覧ください。
軽バンで車中泊をするための生活グッズ
車中泊は、生活そのものです。いかに快適にするかです。しかも面倒ではなく簡単でコンパクトで便利なことが要求されます。
1つずつ紹介していきます。
車中泊グッズの概要
どんなモノがあると便利か、まとめてみました。最小限でこれだけあれば、まず車中泊が楽しめるグッズです。初めにご覧ください。
車中泊のバーナー
実際に車中泊やキャンプで使ったバーナーです。軽バンの中で使える便利なガスバーナーです。使い易く丈夫で長持ちするバーナーを2種類紹介します。
車中泊のクッカー
フライパンや大きな鍋などを持っていく場合がありますが、1泊程度ならそれもありです。
3日以上になると普段使いができるシンプルなものが欲しくなります。それが、登山で使うクッカーです。山の縦走で10日間でもシンプルなため使い易く研究されているのです。
おすすめのクッカーを紹介します。
車中泊のゴミを処理する方法
車中泊で出るごみは悩ましいものですね。出たごみを少しでも減らす方法と処理方法を紹介します。
車中泊のテーブル
テーブルがあるのと無いのでは雲泥の差です。車中泊という狭い車内で広く使えるテーブルを紹介します。キャンプでもサブテーブルに使えます。
車中泊用クーラーボックス(板氷不要)
ポータブル冷蔵庫かクーラボックスか?迷うところです。大きなキャンピングカーならカー冷蔵庫が積めて家庭と同じように使えます。
しかし、軽バンという小さな軽自動車では、ちょっと負荷が大きいかもしれません。ポータブル電源でも6時間が限度でしょう。
漁師の皆さんと考えた方法です!
そこで電気を使わない方法で、漁師と一緒に頭をひねって考えたのが釣り用クーラーボックスを使う方法です。紹介します。
冷たい水の確保は?
真夏の車旅や車中泊では、冷たい水が欲しくなります。その様に冷たい水を確保するのかを紹介します。
* 夏の車中泊【冷たい水】2つの水筒とコンビニを利用する方法
ポータブル冷蔵庫はこちらがおすすめです。
どうしてもポータブル冷蔵庫が欲しいという方には、おすすめの冷蔵庫と電源を紹介します。実績もあるので安心して使えます。
* 【車載用の冷蔵庫】限定2機種のみ/簡単設置で良く冷えます。
車中泊のマット
このマットのあるなしで車中泊は雲泥の差があります。軽くて場所をとらない登山用のマットを用意すれば快適です。
非常事態や自然災害や避難所でも活躍します。
車中泊の寝袋
安物の寝袋は、冬は寒く使えません。車中泊とは金属の車内で寝ることです。なので、相応の寝袋を用意したほうが安全です。
凍死というリスクもあります。注意して揃えましょう。
車中泊の照明 ランタン
ランタンは小さめが重宝します。大きいと明るすぎて眩しいのです。車内でサッと出せたり、夜中にトイレに行く時には便利です。
* 車中泊用「LEDランタン」おすすめの5種類と長持ち日本製アルカリ乾電池
軽バンとインターネット
どうしても欲しいのがインターネット環境です。どこでWi-Fiが使えるか、どんなポケットWi-Fiがあるかを紹介しています。
*車中泊で【Wi-Fi】快適にインターネットを楽しむ利用方法
軽バンでエンタメ
大自然のなかだからテレビやラジオは要らない。という方がいますが、私も最初はそうでした。
しかし、地方に行った夜や一人で何日も旅をすると、どうしてもテレビやラジオ、ドラマが見たくなります、そんな時にどうしたらいいか紹介します。
ネット環境が不要な超シンプルのテレビ。
面倒がないのでいつでも見れます。
ドラマを見る方法です。
* 動画配信サービスの無料視聴方法を解説。車中泊キャンプにもおすすめ!
テレビを見る方法です
ラジオを聴く方法です
軽バンで1人旅
やはり一人旅は魅力です。なぜでしょうか?
理屈無しで、面白いのです!
軽バンで山に出かける
山々の景色や澄んだ空気の中で車中泊すると、体が元気になります。リフレッシュにいいですよ!明日からの元気の充電です。
軽バンで海に出かける
なぜか、海を見ると安心するのです。加山雄三の「海、その愛!]でしょうか?
いろいろあったりすると、海をみて車中泊します。海でむかえる朝は最高です!
* 中泊おすすめスポット!道の駅「マリンドリーム能生」絶景の海
* 車中泊と軽バン「窓から見る海原」酒を飲みながら男一人がいい!
軽バンで日本を回る
男一人旅の夢は「日本一周の車中泊の旅」ではないでしょうか!
一気に回りたいところですが、仕事があったりで中々休暇がとれないのが現実です。
最高の夢ですね! 若いうちにいきましょう。
なので、リタイア後にるいは早めのリタイアで、日本一周の旅をしているようです。年を取ると運転も危ないので、まだ若いうちに日本各地を回りましょう!
* 軽バンで行く、東京~青森「総経費22,670円」日帰り温泉の旅
* 軽バンで車中泊「九州の車旅」日本本土最南端!鹿児島佐多岬を制覇
軽バンとキャンプ
車中泊とキャンプをミックスすると、これまた楽しいイベントになります。家族や仲間と企画するといいですね。なにしろ車の中で寝ても良いし、テントでもいいのです。
* 気軽に始める「ソロキャンプ」おすすめの道具1品と楽しみ方
軽バンと釣り
釣りには車中泊用の軽バンは、とても相性がいいのです。ずいぶん釣りにいきました。車中泊すると疲れも半分で、楽しめます。いつでもゴロンと寝れるのが最高です!
軽バンと歴史探訪
地方を車旅していると、いままで知らなかった歴史を知ることがあります。そして驚きの場所だったなんて後からわかることも多いです。
偶然に立寄ったりすると、意外なラッキーがまっていますよ。
軽バンと温泉
これぞ、車旅には外せないイベントです。日帰り温泉を見つけては、飛び込んでいます!何しろ無料~700円位までのリーズナブルな料金で入浴できるのがうれしいですね。
*車中泊で楽しむ東北・北関東「日帰り温泉」おすすめの秘湯2湯。
車中泊と「道の駅」利用方法
車中泊では、おせわになる道の駅です。しっかりとそのポリシーを守って利用しましょう。マナー違反だと、「車中泊はご遠慮ください!」となってしまします。
現地で道の駅を見つける方法です。
道の駅での休憩方法です。
年齢と車の運転について
いつまでも若い気分でいたいのですが、やはり体は老化に向かっています。駐車場のスペースに曲がって止めたり、交差点での動作が遅かったりと年々その兆候が出てきます。
なので、私は運転免許証の返納年齢をすでに何才と決めています。まだ頭が柔軟で余裕のある年齢の時に返納します。
逆に年が進むと、しがみついてしまい、やめられなくなるからです。参考に記事を紹介します。安全運転で行きましょう!
まとめ
軽バンでは約2万キロを車中泊で車旅をしました。ほかの車を入れると約20年になります。その経験から生まれたアイデアもいれました。
これから車中泊を始める方や軽バンに興味がある方は、つたない記事ですが是非参考して頂ければ幸いです。
安全運転で楽しく思い出に残る車中泊を応援しています。
tabito(旅人)