1300年の歴史を誇る信玄の隠し湯「下部温泉郷」

(2018年12月6日の投稿記事を追記して行進しました)

山梨県甲府市内から車で約1時間(44km)下部温泉街があります。高速道路で甲府から入るには、中央高速甲府南ICから国道140号線を笛吹川沿いに走ります。

途中から富士川と合流し鰍沢に入り、そこから富士川沿いの国道52号線を通り下部温泉郷に入ります。

山里の静かな温泉街

甲府の石和温泉や湯村温泉街はホテルが立ち並ぶ温泉街で有名です。逆にここの下部温泉郷は街の雑踏から離れた山里にあり静かな川音が聞こえる温泉街です。JR下部温泉駅からも歩いて行ける距離です。

下部川が温泉街を流れていて、一層静かさを引き立たせています。途中すれ違う地元の人も挨拶を交わしてくれる大人の温泉郷です。

昔からの旅館や店、酒屋が中心街の道路の両側に立っていて、古くからの歴史を感じることができます。

おすすめの旅館 登録有形文化財 裕貴屋

今回おすすめする旅館は、「裕貴屋」です。この旅館は創業明治八年で建物は昭和初期築の木造3階建の歴史を感じる建物です。

身延山の宮大工によって建てられた木造三階建の設計は大変雰囲気があることから、学術的、歴史的にも重要で登録有形文化財となっています。

玉砂利の内廊下や和服がオブジェの様に廊下に飾ってあり風格のある空間となっています。

こんなサービスは見たことがない。

この旅館の特徴は、サービスです。チェックインでは、抹茶と和菓子で出迎えていただき、その後、室内着を服のコーナーで選びます。

帯も体形に合わせて選んでくれます。

室内の案内を丁寧に説明していただき、部屋まで案内してくれます。部屋にはコーヒー豆と手動コーヒーミル、そしてお茶のセットと至れり尽くせりです。

旅館の1階には火鉢を囲むリビングがあります。夕ご飯で食べる川魚を焼いています。

地元ワインが自由に24時間いただけます。

山梨はワインで有名です。このワイナリーで作った赤ワイン、白ワイン、そして100%のブドウジュースを自由に無料で提供しているのです。

その他、むき栗、ゆで卵、特性のマシュマロが自由に食べることができて、24時間開放しています。

下部温泉では湯飲みでワインを飲むのが習わしで、囲炉裏端にはワイン用の湯飲みが多数置いてあります。

冷蔵庫は、昭和初期の氷で冷やすもので、中に白ワインが適温で冷えていてこれがまた美味しいのです。自然のまろやかな冷たさです。

居酒屋・バーカウンターがありが無料で各種お酒が飲み放題

洞窟温泉からの帰り、狭い階段を2階に上ると居酒屋というかバーの様な8畳くらいの部屋があります。

ここには、有名ブランドのウイスキー、バーボンがボトルで多数あり、日本酒、焼酎各種は一升瓶で並べられており自由に飲めます。

これだけでも、街の居酒屋では5000円は軽く超えるメニューです。夜8時までです。

1300年の歴史を誇る信玄の隠し湯「洞窟風呂」

日本屈指の洞窟風呂ががあります。1300年の歴史があり、信玄の隠し湯と呼ばれています。1階から地下に階段をおりて通路を歩くと洞窟温泉があります。

浴槽の底にすのこが敷いてあり、そこの下から温泉が湧き出しています。天然温泉ですが、31℃となっています。

冷泉ですね。体温が36℃ですから5℃も低いのです。夏のプールに入ったような感じです。横に熱く沸かした浴槽もあり、寒く感じたらそこに入って温まれます。

この6畳を半分にした程の浴槽に、入ってみました。冷たく感じます。でも10分位入って出ると、これが不思議と後からポカポカして温まっているのです。

キズも治るようで、隣の温泉館には傷が治っていく様子を写真で紹介していました。信玄公もここで治したのでしょう。

まさに洞窟でした。その他、2つの温泉場所があり開いている時は自由にカギをかけて貸切風呂として利用できます。露天風呂は2つです。

美味しい部屋食

山梨はほうとうやモツ煮込みが有名ですが、ここでは川魚の開きや囲炉裏で焼いたヤマメが出ます。

囲炉裏の備長炭で時間をかけて焼き上げた魚は、骨まで一気に食べられます。和牛も柔らかくて量もありました。一部を掲載します。

部屋食が基本なので、時間指定で運んでくれます。記念写真も撮ってくれます。

是非、この昭和レトロな建物と出迎えサービス(ロールスロイスで送迎)、そして温泉とお酒が自由な旅館でおすすめです。

tabito(旅人)

追記:2019年3月26日

昨年12月に訪れた下部温泉ですが、思い返すとこれ程のサービスの良い宿はその後見つかっておりません。

やはり日本の原風景が残っている貴重な温泉街だと思います。近辺を散策するとその重要な文化がわかってきます。

後から気が付いたのですが、山梨はぶどうが取れる事と気温の関係でワインナリーがあります。そのワインは地元では一升瓶で買ってくるのです。

なので湯飲み茶わんで飲む風習があることに気づきました。一升瓶のワインをワイングラスではなく、湯飲みで飲むところに日本の文化を感じたのです。

時間が経ちましたが、ワインは飲み放題ですが125㏄2杯ぐらいが体には丁度良いそうです。追記でした。

tabito(旅人)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です