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軽バン車中泊【ソーラー発電とUSB化】そのメリットを紹介。

車中泊用のソーラーシステム
この記事は約4分で読めます。

軽バンの車中泊で電力をどのように供給するかは、車中泊が快適になるかどうかの大切な条件となります。実例をもとに説明したいと思います。

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ソーラー発電とUSB供給にした理由

軽バンの車中泊では家庭用TVやエアコン、電子レンジや冷蔵庫などの大容量の電化製品は使えません。

軽バンで使う電力は、全てソーラパネルで発電した電力で十分です。ソーラーでサブバッテリーに充電し、全てUSB5V仕様に統一することで、十分な電力が得られるのです。実走でも問題はありませんでした。

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そもそも、軽バンの発電能力とは?

軽バンは、発電量50A程度

軽バンのオルタネータ―(発電機)は発電量が50Aと小さく、メインバッテリーの容量も小さいので、搭載する様々な電装品に十分な電力供給がなされるかどうかが課題なのです。

参考:ハイエースクラスは、発電量約100~130A

ちなみに、ハイエースの発電量は約100A~130Aです。大容量なので、様々な電化製品が使えるメリットがあります。

サブバッテリーの充電方法。

通常のキャンピングカーで電気を多く使う場合は、メインバッテリーの負担を減らすため、サブバッテリーを使うのが定番ですね。

軽バンでも同様にサブバッテリーを充電して使う方法をとります。

ソーラー発電によるサブバッテリーの充電

ソーラーパネルからサブバッテリーに充電するシステムです。

通常ソーラーパネルで発電された電気は、コントローラーに送られサブバッテリーへの充電に使われます。

コントローラーにはバッテリーに繋げ充電する端子と12V出力の端子があります。自分のはUSB出力2A2ポートを備えています。

ソーラーパネルをルーフに取付ける前

最初は使うときだけバッテリーを持ち込んでソーラーパネルで充電していました。

ただし、車用バッテリーは充電中に水素を発生しますで、車外に置いてソーラーで充電していました。

(福島県 道の駅しもごう 右端) 釣りの三脚に引っ掛けていた。

36Ahのバッテリーにソーラーのコントローラーを取付けてどこでも自由に移動して充電できるようにしていましたた。

重いです・・・

軽バンのルーフにソーラーパネルを載せる

いちいちバッテリーとソーラーパネルを積んだリ下ろしたりするのが面倒なので、ソーラーパネルを軽バンのルーフに載せました。

ソーラーで発電した電気は、12Vのディープサイクルバッテリー20Ahを充電します。

USB(5V)に統一する

変換効率の悪いインバーターを見送り、ソーラー発電とサブバッテリーのみで電力を供給するエコなUSB化の方法を採用することになりました。

そして、バッテリ12V系から、USB5V系に電装品を統一することにしました。

ソーラーパネルはバックアップ用に50Wパネルを追加して,計2セット搭載しました。

サブバッテリーの先は全てUSB系にしています。バッテリー12VからUSB(5V)への変換損失は、2AのUSBでも4W程度と小さいのです。

100Vを使う場合は、バッテリーから直接インバーターに繋いで100Vに上げて使います。PCやTVの電源として緊急用に使います。

ぼくのシステムは、カウスメディアで集めました。

ソーラー関連のメーカー:カウスメディアのバッテリー

USB接続で使っているもの

タブレット(Windows10)キービード・マウス:電源はUSB充電、

スマホ、TV、ミラーレスカメラ、iPod

扇風機 2台

室内照明 USB電球、他USB照明2台

USBソケット (全部で10ポート) 各種電装品用(WiFiルータ等)

◆使い勝手は?

(1)多くのUSB接続機器を使ったのですが、不満は無かった。

(2)20Aのサブバッテリー2台で十分14日間の電力を供給した。

1年半間使ってみた感想(2019年10月30日)

ソーラーパネルで発電した電気で鉛バッテリーを充電して使い始め、その後USB化へと改造して、1年半が経ちました。

2018年10月 九州最南端 佐多岬

現在、ソーラーパネル2枚と密閉型バッテリー(ディープサイクルバッテリー)2台で運用しています。

1年半間つなぎっぱなしです。

ソーラーパネルからのバッテリーへの充電は1年間24時間つなぎっぱなしです。故障も無く太陽がある限り充電し続けています。

発電量は、累計10Kwです。

5Kw×2 累計約10kwを充電しました。わずか10kwです。

10kwは、10,000wですから、USB5W/hの照明で2,000時間分、連続83日分となります。

乗らな日もあり、充電は(1日の照時間が6時間位)問題なく継続しているので電気はむしろ余っているのです。

なんにもしなくても満充電になっている。

2019年8月19日 裏磐梯休暇村キャンプ場

人が介在しないので、忘れていてもチャンと満充電になっています。屋根に取り付けた2枚のソーラーパネルは、錆も無く付いています。

土埃等の汚れで発電量が減少するので、たまには水をかけて洗っています。まだまだ、長持ちしそうです。

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tabito(旅人)

この記事を書いた人
たびと@旅遊び

軽バンやコンパクトカーで車中泊の旅をコンセプトにブログを運営。日本縦断の旅、東北縦断の旅。北陸縦断の旅、九州最南端の旅、温泉巡りの旅などいろいろ経験しています。お金をかけないで、しかも面白く車中泊ができる方法や車中泊の車をDIYで作る方法など紹介しています。

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