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車中泊用「フラットな床」の簡単な作り方!1分でセット可能。

車中泊用フラットな床
この記事は約5分で読めます。

車中泊で使う手間いらずのマットと1分でフラットな床に変更できる作り方を紹介します。

軽バンをどのようにしたらフラットな床になりマットを敷いて快適な車中泊が出来るかを検討してきました。

目的はシンプルで軽量な折りたたみの床を作ることです。

理由は車中泊の旅をしない時には普段乗りに速やかに切り替えをしたいから。

車中泊用の軽バンにわずか1分でフラットな床が設定ができるアイデアを紹介します。

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その1:車中泊のフラットな床を作る

車中泊に使う車の床は一般的に寝やすいようにフルフラットな床に改造します。

フラットな床の改造方法は、床に木材とコンパネを加工して作り付けにしています。

しかし作り付けの方法ではすぐに4人乗りに戻せない不便さがあります。

そこで作り付けにしない方針で考えました。

作り付けにしない理由

(1)4人で乗る場合があるから

車中泊をしない時は街乗り車になります。

買い物や送迎にはもってこいの軽バンなので作り付けにすると普段使いで人が乗れないのです。

なので車中泊の車の設定からいつでも床を簡単に4人乗りにもどしたいのが最大の理由です。

特に雨の日はスライドドアのある後部座席は傘をしまう時等、普段は出入りがとても便利なのでイス席がいいのです。

(2)昼食の時、後部座席の方がくつろげるから

車中泊の途中で昼ご飯。コンビニやスーパーで買って食べる時があります。

運転席ではハンドルが邪魔になり、外からの視線も気になります。

後部座席がイスなら広く視線も感じないのでゆったりと座って食事をすることが出来ます。

(3)車検の時に床をすぐに戻したい

車検は2年ごとにやってきます。その時に床を複雑に作り付けてしまうと、場合によっては全て取り外す必要が出てきます。

フラットな床を簡単に元に戻せる仕様にすれば、車検前後に手間を取らないので便利です。

(4)走行中は4人の座席の方が安全だから

万が一追突や衝突した時の安全性のため4人掛けのイスにしておきます。

理由はもし後部がフルフラットのまま前の車に追突した場合、後ろにある荷物が前席に飛んできます。

床がフラットならなおさら滑って飛んできます。

運転手や助手席の同乗者に相当なダメージを与える事が予測されます。

なので走行中は座席スタイルにして後部の荷物室から運転席に物が飛んでこないように考えたのです。

作り付けの棚や収納の場合でも、車体にしっかり固定すれば影響は少なくて済むと思われます。

しかし、それでも事故での被害は予測できません。

そこで、4人掛けのイスにして後部座席シートの背もたれを立てれば、後部イスの足下等に荷物を置くことで安全性が保たれます。

また、後部イスの背もたれの後ろにクーラーボックスや土間などの荷物を置きます。

もし前の車に追突した時には後部イスの背もたれが防波堤となります。

荷物が前に飛んでくることを最小限に抑える事ができるのです。

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その2:1分でセット可能なフラット床の作り方

車中泊で寝る時だけフラットな床になれば良い

車中泊を繰り返すと常時フルフラットな床にしない方が後部座席が使え便利です。

フラットな床の改造方法はとてもシンプルです。

(1)床の3層構造

フレキシブルなシートの3層構造で成り立っています。

一番下がキャンプ用の暑さ1センチほどの銀マットです。(写真では銀色を下にしているので水色です)。

床用銀マットを敷く。
後部座席シートを戻す

銀マットの上に段ボールをカットして敷きます。

白い網目のものは100均の滑り止めです。

銀マットの上に段ボールを敷く
銀マットの上に段ボールを敷く

その上にビニールの床材を敷きます。

これで床下からの冷気や床の突起物の不快さはなくなります。

材料費は2,000円程で重量はとても軽いです。

床用シートを敷く
床用シートを敷く

(2)まるめて収納

4人乗りに復帰する時は、三層になった床をくるくると後ろに向かって丸めて、後部のイスを立てます。

後部座席のイスを立てると、この段ボールは真ん中でおり曲がり、半分が垂直に立ちます。

下の写真の様になります。

後部座席シートを戻す
後部座席シートを戻す

床の三層のマットは、後部の荷物スペースに丸まって収納されます。

まるまったマットはフレキシブルなので、ある時はマットがクッション代わりにもなります。

(改造用の材料)
キャンプ用銀マット 60×180 厚さ1.5㎝ 460g×2枚 
クッション床 180×120 切売り 約1Kg
段ボール 120×60 2枚 約1㎏   
合計3kg

車中泊でフラットな床で寝るときはこの逆になります。

設定は約1分で変更ができます。

その3:車中泊での感想

(1)シンプルが使い易く長続きする

車中泊を始めたころは無我夢中で自分の部屋のごとく改造の繰り返し。

夢のキャンピングカーを目指して試行錯誤してきました。

車旅を繰り返すうちに、この車の床の様に「シンプル」が使い易いことを身をもって体験。

また、長旅となると毎日の動作はとてもシンプルで単純です。

「無造作で簡単」というシンプルなスタイルが心地よくなりました。

立ち飲み屋が繁盛しているような感じです。

寝床はいたってシンプルでマット1枚とシュラフ1つだけ。

マットはサーマレスト(Amazon)

エアー枕はイスカのノンスリップ

(2)使わないグッズが結構あった

自分の城に積み込んだのグッズは、実際には夢で妄想した物でした。

はじめは棚や収納を作り込んでその中にはありとあらゆる道具、グッズを詰め込んみ満足しました。

これはこれで楽しい夢を見ることが出来ました。

車内の壁にはツールを下げるネットを設けたりランプをいろいろ吊り下げました。

また、ライティングデスクもどきを作ったりと、自分だけの城を作りあげてきました。

しかし、結果は積み込んだ70%の「物」は、殆ど使いませんでした。

実際に役に立ったのは食事用のグッズは

  • コッヘル
  • マグカップ
  • バーナー
  • ミニテーブル
  • キッチンバサミと箸

です。

車中泊はスッキリとシンプルな車内で、過ごせるのが簡単で長続きすると思います。

まとめ

床が簡単にフラットになりイス席に戻すときは簡単にできる仕組みを解説しました。

この仕組みは、車検や急に大きな荷物を積んだりする時にとても重宝します。

今回はフラットな床が思い通りに改造出来たので車中泊が快適に過ごせました。

tabito(旅人)

この記事を書いた人
たびと@旅遊び

軽バンやコンパクトカーで車中泊の旅をコンセプトにブログを運営。日本縦断の旅、東北縦断の旅。北陸縦断の旅、九州最南端の旅、温泉巡りの旅などいろいろ経験しています。お金をかけないで、しかも面白く車中泊ができる方法や車中泊の車をDIYで作る方法など紹介しています。

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