車中泊用マットとシンプルな床の作り方

(投稿:2018年12月11日、追記:2019年4月18日)

快適なマットとシンプルな床の組合せで、ストレス無しの車中泊設定を紹介!

1分で原状復帰可能。フラットな床の作り方

軽バンでの車旅を快適にできるか。しかもシンプル軽量にして機動性を生かしたストレスフリーな運転ができる車に仕上げるかを目指し改良を続けています。

床を作り付けにしない理由

車旅に使う車の床は一般的に寝やすいようにフルフラットに改造します。

通常その改造方法は、床に木材とコンパネを加工して作り付けにしています。

しかし、この車では次の理由でいつでもすぐに4人乗りに変更できるように作りました。

(1)4人で乗る場合があるから

車旅をしない時は街乗り車になります。買い物や送迎にはもってこいの軽バンです。

いつでも簡単に4人乗りにしたいからです。特に雨の日はスライドドアのある後部座席は傘をしまう時等、出入りがとても便利です。

(2)昼食の時、後部座席の方がくつろげるから

旅の途中で昼ご飯を車内で食べる時があります。運転席ではハンドルが邪魔になり、外からの視線も気になります。

後部座席は広いのでゆったりと食事をすることが出来ます。

(3)車検の時にすぐに戻したい

車検は2年ごとにやってきます。その時に複雑に作り付けてしうと、場合によっては全て取り外す必要が出てきます。

フラットな床を簡単に元に戻せる仕様にすれば、車検前後に手間を取らないので便利です。

(4)走行中は4人の座席の方が安全だから

万が一追突や衝突した時の安全性のため4人掛けにしておきます。

理由は、フルフラットのまま前の車に追突した場合、後ろにある荷物が前席に飛んできて運転手や助手席の同乗者に相当なダメージを与える事が予測されるからです。作り付けの棚や収納の場合でも、車体にしっかり固定すれは影響は少なくて済むと思われますが、それでも影響は予測できません。

そこで、4人掛けにして後部座席シート背もたれを立てて置けば、後部イスの足下等に見持つを置くことで安全性が保たれます。

また、後部イスの背もたれの後ろにクーラーボックスや土間などの荷物を置けば追突しても後部イスの背もたれが防波堤となり前に飛んでくることを最小限に抑える事ができるのです。

寝る時だけフラットになれば良い

すぐに4人掛けに戻す仕組み

車旅を繰り返すと常時フルフラットにしない方が後部座席が使え便利です。その方法はとてもシンプルです。

(1)床の3層構造

フレキシブルなシートの3層構造で成り立っています。

一番下がキャンプ用の暑さセンチほどの銀マットです(写真では銀色を下にしているので水色です)。

床用銀マットを敷く。

その上に段ボールをカットして敷きます。白い網目のものは100均の滑り止めです。

イスを立てると、この段ボールは真ん中でおり曲がり、半分が垂直に立ちます。

銀マットの上に段ボールを敷く

その上にビニールの床材を敷きます。これで床下からの冷気や突起物の不快さはなくなります。材料費は2,000円程で重量はとても軽いです。

床用シートを敷く

(2)まるめて収納

4人乗りに復帰する時は、三層になった床をくるくると後ろに向かって丸めて、後部のイスを立てます。したの写真の様になります。

床の三層のマットは、後部の荷物スペースに丸まって収納されます。まるまったマットはフレキシブルなので、ある時はクッションになります。

後部座席シートを戻す

(参考材料)・キャンプ用銀マット 60×180 厚さ1.5㎝ 460g×2枚 
・クッション床 180×120 切売り 約1Kg・段ボール 120×60 2枚 約1㎏   合計3kg

寝るときはこの逆になります。約1分で変更ができます。

土間を作る方法

土間を作る理由

フルフラットな床で使う場合、後部座席から外に出る時が意外と不便です。その動作は、出る時にスライドドアを開け、靴を道路に置いてから履きます。

地面に落とした靴がひっくりかえる!

靴を車中から道路に落とすと、必ずひっくり返ってしまうので、裸足で降りてから靴を履くという、なやましい問題が発生しました。

そこで、車の中で靴を履いてから出ることが出来れは楽だと考えました。

また、入る時は靴をはいたままサッと車内に入ることが出来れば、靴をかがんで取ったりしなくて済みます。

この動作を素早くできれは、ドアの開閉時間も短時間で済みます。大きく空いたドアから散乱した車内を見られることもありません。

特に雨の日や隣に車が駐車している時など、スムースに出入りができます。なので、靴を履いたまま、素早く出入りが出来る土間が欲しかったのです。

出入りの動作

小さな木箱をつくりました。中にはトレーが収納出来て靴が入ります。

土間の構造

出る時は、この木箱に座り下から靴を置いたトレーを出し、トレーの上で靴を履き、そのまま外にでます。トレーはそのままです。

靴を車内で履いたり脱いだりできるトレー

入る時は、靴をはいたまま木箱に座り、足はトレーに置きドアを閉めます。それからゆっくり靴を脱いでトレーに置き、木箱の下に収納します。

出入りに必要なスペース

土間の木箱と靴のトレー

靴の収納

木箱に靴のトレーを収納する

土間のスペースは100均のトレーのスペースだけです。とても効率的です。木箱はフルフラットな後部座席にいるときは、コンロを使う時の台となり、物を置く台にもなります。

木箱(土間)をテーブルに活用した例
見えにくいですが、木箱の上でうどんを作っています。

靴は木箱のトレーに収納してあるので、汚いような感じはありません。実際に14日間やってみましたがとても便利でした。

フラットな床にマットを敷いて寝る

必要な機能

温かいマットがあれば気持ち良く寝る事ができます。それを満たすのは登山用マットがベターです。

軽く折りたためて小さくなり収納も楽です。座布団替わりにもなり、タフなので道路に敷いて荷物を置いても大丈夫です。

登山用マットの活用

そこで登山用のマットを使いました。これは雪山で使うマットですからかなり暖かく感じます。

また石や岩の上に敷いて寝るマットなのでとても丈夫です。丸めたり畳んだりすることができます。それに軽いです。

登山用マットはタフです

選んだまっとは、サーマレストの登山用マットです。敷くとクッションにもなり、体温を反射するので冬はおしりが暖かいです。

この上に寝袋で寝ます。また、食事やPCをするときにはまるめて座布団替わりにします。便利で重宝しております。

サーマレストの折りたたみ登山用マット
車内のラックに折りたたんで収納が可能な登山マット

このマットは本来岩の上や雪の上で使う丈夫な素材ですから、自転車を積んだりするときには、キズ防止用マットにもなります。

エアマットではないので、何か突起物が刺さっても安全で安心です。水をこぼしても雨の中でも目一杯使っています。

シュラフを使う

その登山用マットの上で寝袋を利用して寝ます。寝袋は温かい空気をためておくので布団よりも暖かく寝る事ができます。収納も小さくなります。

登山用シュラフは軽くて暖かく収納がコンパクト
モンベル ダウンハガー 結構高いです。

温度表記はヨーロッパ基準です。この基準は寒さから命を守る基準でもあります。

*参考記事(シュラフの選び方)>>>こちら

温度表示のあるシュラフは安心です
登山用とキャンプ用シュラフの写真
左:モンベル 30,000円 右:ファミキャン用4,000円

◆一人の車中泊では、こんな感じです。

この写真のシュラフは、4000円のファミキャン用のシュラフです。

キャンプ用寝袋の車中泊使用例

マットを1枚敷いてシュラフを置き、横にクーラーと土間を置きます。そして寝ます。

夏はシュラフ無しでマットだけで寝ます。凹凸があるので汗で蒸れません。冬は凹凸が暖かい空気をためめくれるので温かいです。

感想

この仕様で、女房と2人で東北1700km、中部。甲信越1200Kmで試験的に使ってみましたが、問題無く快適に過ごせました。移動中の後部座席は予想通り便利でした。

追記:2019年4月12日

始めは自分の城が夢だった・・・

車中泊を始めたころは無我夢中で自分の部屋のごとく改造を繰り返して、夢のキャンピングカーを目指して試行錯誤してきました。

2018年12月にこの記事をまとめたのですが、その後車旅を繰り返すうちに、「シンプル」が使い易いことを身をもって体験してきました。

自分の城のグッズ70%は、夢であり使わなかった

棚や収納を作り込んでみました。その中にはありとあらゆる道具、グッズを詰め込んみ満足しました。車内の壁にはツールを下げるネットを設けたり、ランプをいろいろ吊り下げたり、ライティングデスクもどきを作ったりと、自分だけの城を作りあげてきました。

しかし、実際に長旅となると毎日の動作はとてもシンプルで単純で「無造作」で簡単が心地よくなっていました。

70%の「物」は、殆ど使いませんでした。

シンプルとなる

結果、寝床もシンプルです。マット1枚とシュラフ1つ。食事用もコッヘル、マグカップ、バーナー、ミニテーブル、キッチンバサミと箸です。

自画自賛で手放せないものが、「土間」です。今でも土間は便利で邪魔になりません。

1カ月を超える長旅

今年は、シンプルであり物が最低限での車旅・車中泊を計画しています。

スッキリとした車内で、過ごしたいと思います。

tabito(旅人)

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