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車中泊でクーラーボックス【板氷不要!】便利な使い方

車中泊用クーラーボックス
この記事は約9分で読めます。

数日の車中泊で釣りのクーラーボックスで氷を長持ちさせる方法を紹介します。

車中泊ではクーラーボックスは必需品です。

この記事では板氷不要で便利なクーラーボックスの使い方を3つのポイントから説明します。

  • その1:クーラーボックスの3つのメリット
  • その2:クーラーボックスで板氷を使わない方法
  • その3:氷の長持ち効果

また、保冷力が強いクーラーボックスの選び方も紹介します。

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その1:クーラーボックスの3つのメリット

釣り用クーラーボックス20L
釣り用の20Lクーラーボックス

クーラーボックスの中でも「釣り用」には3つのメリットがあります。

  1. クーラーボックスは電源が要らない
  2. 釣り用クーラーボックスは安価で高性能
  3. 釣り用クーラーボックスはイスにもなる

この3つのメリットが様々な車中泊でのシーンで便利になります。

一つずつ説明します。

メリット1:クーラーボックスは電源が要らない

  • 電源がいらない
  • ポータブル電源やサブバッテリーが不要
  • 場所を選ばず使える

電源が不要なことはエコなのと、電気冷蔵庫を使わないから車中泊の電源設備が小さくて済みます。

メリット2:釣り用クーラーボックスは安価で高性能

  • 釣りクーラーボックスは保冷効果が高い
  • 車中泊で使えるのは、1万円前後で手に入る
  • 釣り用のクーラーボックスがおすすめ

車中泊用ポータブル冷蔵庫はポータブル電源を利用して冷やします。なので費用もかかりますが、クーラーボックスは基本冷蔵ボックスだけ。安い価格で冷蔵効果が得られるのがメリット。

メリット3:釣り用クーラーボックスはイスにもなる

クーラーボックス内部。クーラーボックスにアルミシートを敷いてます。
クーラーボックスにアルミシートを敷いてます。
  • 釣り用クーラーボックスは、イスにもなる
  • 大きな男が座っても問題なし
  • 魚を新鮮に保つ目的で開発された
  • 保冷能力高い

釣り用クーラーボックスは釣り人がイスとしても使えるように頑丈です。

つまり車中泊で外に出て座る時など便利なイスとして使えるから便利です。

その2:クーラーボックスで板氷を使わない方法

その都度板氷を買うのは経済的にもコストが高くなります。

つまり、板氷を使うとコストが高くつくのと氷が長時間持たないのが問題でした。

そこで板氷を使わない方法がありますので紹介します。

これから紹介する方法は漁港で漁師さんに教えてもらった方です。氷が長時間長持ちするようなノウハウを伝授してもらいました。保冷時間が長くなるように工夫しています。

解決方法を漁師さんと一緒に考える

漁師さんと釣り人が一緒に次の目的を達成するクーラーボックスの使い方を試行錯誤いていました。

・簡単で良く冷える方法
・釣った魚をいためない保冷方法
・3日位釣った魚が新鮮を保つ保冷方法

その結果この課題を解決するために生み出された方法で今回ご紹介する内容です。

この方法だと車中泊で使う食材や現地調達の食べものや飲み物を長時間保冷できます。

ではその方法を順を追って説明します。

解決方法1:板氷の代わりにペットボトルを利用する

板氷を使わずペットボトルを凍らせて釣りのクーラーボックスで使う使わず方法です。

ポイント:ペットボトルは時間をかけて凍らせる。

約1週間ほど時間をかけて凍らせるのがコツです。なるべく凍らせる日数は長い方が効果があります。

理由は、時間をかけて凍らせると溶けにくいからです。

使い終わって再度凍らせる時に短時間で済みます。冷凍庫が無い場合では、家庭用の冷蔵庫の冷凍室でOKです。

2Lの凍ったペットボトル
2Lの凍ったペットボトル

解決方法2:新聞紙でつつむと溶けにくくなる

冷蔵庫で長時間かけて凍らせたペットボトルを何日ももたせる方法です。

ペットボトルをクシャクシャもみほぐした新聞紙で包みます。はじめにペットボトル2Lを新聞紙1枚でくるみます。

クシャクシャにした理由は、ペットボトルと新聞紙の間に空気の層を作り保冷効果を上げるためです。

さらに、新聞紙もう1枚でペットボトルをくるみます。これで出来上がりです。

解決方法3:クーラーボックスの底に並べる

新聞紙でくるんだ2本の凍ったペットボトルをクーラーボックスの底に並べると溶けにくくなります。

クーラーボックスのフタを開け閉めしても氷は適温を保ち長持ちします。

ペットボトルをクーラーボックスに並べる。
ペットボトルをクーラーボックスに並べる。

ペットボトルがピッタリと収まるサイズのクーラーボックスが理想的です。できれば最低でも20Lのクーラーボックスがおすすめです。

ペットボトルは2Lを使いました。理由は、大きい方が保冷効果が長続きするからです。

500mlのちいさなペットボトルは、真夏には、すぐ氷が解けてしまします。


ジュースや野菜等の入れ方

クーラーボックスの底に新聞紙でくるんだペットボトルの上に、刺身や肉などの生鮮食料品を置きます。

また、冷やしたジュースやビール缶などを置くとより冷蔵温度が長持ちします。

その上に野菜やバター、調味料、ハム・・・
どんどんいれてもOK

2019年8月17日 このクーラーボックスは30Lを撮影。同じく2Lペットボトル×2本です。
2019年8月17日 このクーラーボックスは30Lを撮影。同じく2Lペットボトル×2本です。2日目朝の写真なので、食料が減ってます。

20Lのクーラーボックスは結構使えます。食材等を満杯にしても、凍った2Lのペットボトル2本ならば問題はありません。


その3:ペットボトル氷の長持ち効果

ペットボトルを凍らせて釣り用のクーラーボックスに入れるとどの位氷が長持ちするかを効果を紹介します。

真夏の車内での効果

真夏の車中泊では、車内は40℃以上になります。

なのでクーラーボックスは車内のなるべく日の当たらない場所に置きます。

上にアルミシートかバスタオルなどを置いてさらに日陰にしておきます。

クーラーボックスの置き場所
クーラーボックスの置き場所

この方法で使うと、夏の車中泊では3日後でもペットボトルの氷はまだ30%程残っているはずです。冬では80%程度残っています。

新聞紙が結露を吸って濡れていたり湿っていたりしますが、水がクーラーボックスの底にたまる事はありません。

氷のリサイクル効果

2泊3日位の車旅や車中泊では、釣り用のクーラーボックスの保冷能力は十分で氷は長持ちします。

使用済みペットボトル2Lをリサイクルするので基本無料で何度でも使えます。

板氷だけではすぐに溶けてしまいその都度購入しているとお金がかかります。コンビニで板氷を購入した場合と比べた節約効果を紹介します。

(例) セブンの板氷
324円(税込)
1.7Kg(260×130×60)
2枚で2日間氷が持つかどうかですね。2枚で648円ほどかかります。

2Lのペットボトルは1本2kgなので板氷4kg分の保冷力があります。

コンビニの板氷4Kgで換算すると約762円分が節約できる計算です。

参考1:小型のクーラーボックスの場合

大型のクーラーボックスが無い時は、小型のクーラーボックスを使うこともあります。

そんな時の方法を説明します。

2Lのペットボトルが大きくて入らないとき

小さなクーラーボックスと500mlや1Lのペットボトル、或いは簡易保冷バックなどでも効果がでてきます。

その場合は、500ml或いは1Lの小さなペットボトルは本数は多いほうが良いです。


参考2:クーラーボックスで鮮魚を運ぶ方法

夏に、釣ったアジをクーラーボックスで3日間保管
夏に、釣ったアジをクーラーボックスで3日間保管

突然ですが、ぼくはボートでアジ釣りをしていました。

以下で紹介する方法は、一度に釣った100匹程度のアジを新鮮な状態で持ち帰れます。

釣ってから3日程度は良く冷えたままです。

アジは、現地で頭と内臓を取り、海水で洗いジッパーロックに入れて、このクーラーボックスで保管します。

鮮度が落ちないので、持ち帰って料理すると刺身はもちろん、アジフライも絶品となります。

保管温度が5℃前後だから、美味しいのです。

参考ですが、水と凍りで一杯にした通称「ドブ漬け」では、アジが水っぽくなり、美味しくありません。

写真は、夏の釣りで3日目に持ちかえった時の写真です。

参考3:真夏のキャンプでのクーラーボックス

山間部のキャンプ場で34℃は超えていました。左は30L ,右は20Lのクーラーボックス
山間部のキャンプ場で34℃は超えていました。左は30L ,右は20Lのクーラーボックス

(追記:2019年8月19日)

大型台風10号が去ってフェーン現象で気温が38℃に上がった8月17日~18日の1泊2日でキャンプに出掛けてきました。

山合のキャンプ場ですが34℃はありました。通常夜間は寒く毛布を掛けていたのですが、この日は熱くて半袖のシャツ1枚でOKでした。

8月17日~18日は、外に置いて使いました。

山間部のキャンプ場でも昼間はフェーン現象で34℃は超えていました。

左は30L ,右は20Lのクーラーボックスです。

クーラーボックスは、この位置に置きました。直射日光が当たらない場所です。

軽バンの日の当たらない場所を選んで置く
軽バンの日の当たらない場所を選んで置く

3日目の朝、40%程度氷が残ったいた。

8月17~19日の朝まで3日間の間、車内に置いたクーラーボックスの氷がどれ位溶けたか撮影しました。

500㏄、2L、2Lのペットボトルの残量氷
500㏄、2L、2Lのペットボトルの残量氷

2L×2本の氷の残量は、写真の通りです。氷の体積からすると40%は残存していました。

試験的に500㏄のペットボトルも使ってみました。

500㏄では、氷は残っていません。小さいのですぐに溶けてしまったようです。

40℃を超える車内 30分の休憩で戻ったらこの温度 カーテン、サンシェード使用でも
40℃を超える車内 30分の休憩で戻ったらこの温度 カーテン、サンシェード使用でも

駐車中の車内は40℃を越えていました。

それまでクーラーを使用していた車内、休憩で駐車。

サンシェード、カーテンを閉めて遮光しても、30分で40℃に到達していました。

参考4:ソフトクーラーボックスでも効果を試す。

ソフトクーラーボックスでも効果がありました。
ソフトクーラーボックスでも効果がありました。

釣り用のクーラーボックスよりもソフトクーラーボックスは保冷効果は低いです。

真夏で使うとどれ位持つかテストしてみました。

結果、500㏄のペットボトルを凍らせた2本と保冷剤は、1日は十分持ちました。

冷えたシャンペンが夜まで冷えていました。

今年の猛暑でも、クーラーボックスとペットボトルの氷スタイルは効果がありました。板氷が要らないのでリーズナブルでした。

ペットボトルを凍らせる時間がない時の方法(追記2023年3月)

急にキャンプの予定が入るとペットボトルを凍らせる時間がない時があります。

ペットボトルを新聞紙で包む方法は変わりませんが、ペットボトルの代わりに保冷剤を使います。

ちょっとお金がかかりますが、急な時のために準備しておくのもおすすめです。

ぼくが使っている保冷剤を紹介します。

日本製で抗菌処理が施してあります。Mサイズですが保冷時間が長いので新聞紙で包んでクーラーボックスに入れます。

保冷力のあるクーラーボックスの紹介

保冷力を持つクーラーボックスの選び方を紹介しています。これから購入される方は事前にポイントをチェックしておきましょう。

クーラーボックスは電気を使わないで2~3日の冷蔵保存をするので保冷効果の高いものでないと持ちません。

おすすめは以下のクーラーボックスは高額ですが保冷力は抜群で長く使えます。

ひとつ買っておくとドライブでも生ものの買出しでも便利に使えます。

その他におすすめできるクーラーボックスは下記の記事で紹介しています。

まとめ

2022年6月も活躍したクーラーボックス 東北の車旅

車中泊で使うクーラーボックスで板氷不要の使い方を紹介しました。

車中泊で是非お試しください。

ちょっとお出かけ用のミニクーラーボックスの記事はこちらです。

■真夏に良く冷えるミニ「クーラーバック」ちょっとお出かけ用!

tabito(旅人)

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