長年勤めて定年となり、
何もかも自由な身となりました。
家族と家のローンを抱えて頑張ってきたサラリーマン生活は
全てが一区切りとなります。
送別会が終った瞬間から
全ては自分で決めて生きていくのです。
そのスタート地点を
迎えたのです。
定年後の夢だった車旅が叶う時が来たのです。
仕事をした北時間がどんどん遠くに離れていく感じが
します。
そして、わくわくする夢が始まるのです。
夢の趣味「車中泊で車旅」のはじまり!
夢の車中泊の旅に出るのです。
退職金をもらって車を買いました。
車中泊用に改造する日々は
実に楽しい時間です。
夢の「日本一周」がいよいよ始まりです。
ワクワクした自分と出会える車中泊
買った車は、シンプルな軽バン。
自分の大好きな時間は
軽バンに乗って知らない土地へ行くことです。
見たことも無い街の景色が車の外に流れます。
ラジオもなし。
ただ走るエンジンの音とタイヤの音が聞こえるのです。
夕方の海が大好きで幸せを感じる時
海で夕日をみていると
刻々と変わる空と海の色が大好きです。
「よくいままでやって来たな・・・」などど思いを深めるのです。
それから、冷たい缶ビールを「プッシュ!」と空けて、
飲み干す瞬間に
体中にゾクゾクと湧き出る物を感じるのです。
日の出前の海は次の夢を与えてくれます。
水平線の彼方の色が変わっていく。
まもなく日の出が近い。
海と雲の間から光が差し込んできて、
体が暖かく感じるのです。
人類が数十億年かけて作り上げてきた
体内時計は
朝日を浴びると60億の子時計に信号を送り
体が目覚めるスイッチが入るのです。
来て良かった。
大自然に生かされているのか・・・
ちっぽけな自分に気が付くのです。
車中泊の旅は体も心もリセット
ほんとうに自由を感じるときが、
そんな場面なのです。
だから便利なグッズも快適な装備も
いらないのです。
シンプルであればこそ、
感じられる世界だと分かったのです。
日本一周は始まったばかり。
あらたな生活がスタートするリタイア後の時間。
これからは、この椅子が居場所になりますよ!
車中泊の旅を通して、新しい目標がみえてきました。
tabito(旅人)