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車中泊用に車を安くDIYしよう!快適空間の作り方

軽バン車中泊改造
この記事は約5分で読めます。

「車中泊に向いた車をつくる方法を知りたい・・・」

「フルフラットは床と収納を簡単に作る方法を知りたい」

「車中泊のひとり旅で過ごせる快適な空間はどれ位必要か?」

これから車中泊を始めるときに、突き当たる課題ではないでしょうか?

車中泊用に車を改造して日本縦断のひとり旅をした経験をもとに説明します。

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車中泊用の車に必要なDIYとは?

自分の城をつくる
自分の城をつくる

車中泊の旅に出てみると必要なものは何かが見えてきます。そこから、ひとつずつ改良したり考えたり設計したり、試行錯誤の繰り返しでたどり着いたのがぼくの車です。

作りこんでは壊し、壊しては作り直しの繰り返しを2年も続けてできた車は、自分だけの快適な空間となります。大切なことは「自分がどう快適に過ごしたいか」というわがままを実現することです。

ぼくがDIYした中で最低限必要だった改造や設定の項目は次の通りです。

  1. フルフラットな床を作る
  2. 車内に玄関を作る
  3. 収納用の棚を作る
  4. 生活用のテーブルを作る
  5. プライバシー確保と安全対策

これらの項目を一つずつ説明していきます。

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フルフラットな床を作るポイント

フルフラットな床をDIY
フルフラットな床をDIY

車中泊で重要なのは寝る場所です。ゴツゴツした床では寝心地が悪く翌日の運転にも差し支えます。車中泊の旅ではゆっくり手足を伸ばして寝たいものです。

そのためにはできればフルフラットな床にするのがベストです。何とか寝られるという状態だと1日~3日くらいは持ちますが、それ以上の旅になると厳しくなります。

フルフラットな床を作る場合、車に木材で床上げをして作りこんで固定してしまうと、他の人を後部座席に乗せて走る街乗り用にはなりません。

簡単にフルフラットになったり、街乗りようになったりできる構造が便利で利用範囲が広がります。

試行錯誤して考えた超安上がりDIYのフルフラットな床の作り方です。

紹介記事 ➡ 車中泊用「フラットな床」の簡単な作り方!1分でセット可能。

車内に玄関を作る理由

玄関を作る。シンプルですが使うと超便利です!
玄関を作る。シンプルですが使うと超便利です!

車中泊の旅先ではいつも天気が良いとは限りません。時には暴風雨の中で車に出入りすることもあります。そんな時に素早く車内で靴を履いて傘をサッとさして外にでたり、暴風雨のなかで車に戻り入る時にサッと土足のまま入れたら濡れずに済みます。

また車中泊で駐車場に止めた時に、隣の車と接近していて横のドアを開けたら丸見えなどではちょっと恥ずかしい時があります。さっと出てサッとドアを閉めるためにも車内に玄関を作ることが必要だったのです。

その玄関はほかにも使える便利なもので、簡単に作ることができます。車内で靴を履いたり脱いだりできる便利なアイデアです。1カ月考えて作り、九州の旅(3,700km)では大変重宝しました。

紹介記事 ➡ 車中泊で便利な【靴置き場】簡単に作る方法

収納用の棚を作る

突っ張りだなの天井収納 作り付けのように車体が重くならない
突っ張りだなの天井収納 作り付けのように車体が重くならない

車中泊の旅では持ち物をコンパクトに収納することが求められます。1泊~2泊程度の車旅ならどんどん積み込んで楽しく遊ぶと面白いですね。

しかし、車中泊のひとり旅ではシンプルな方が長続きします。毎日料理を作るわけでもなく、毎日バーベキューをするわけでもなく、車中泊の長旅は簡単でシンプルなのが便利になります。

車内に収納棚を作るのですが、車検や検査で簡単に原状復帰できることを設計の目的として考えた末にできたアイデアです。この方法だと車のボディの強化にもなり、ロールバーを付けたラリー車のようにがっしりとしてきます。

なんとつっぱり棚の活用なのです。かなりボディ強度も得られ便利です。

紹介記事 ➡ 軽バン車中泊に便利!簡単『自作の天井収納』の作り方

紹介記事 ➡ 軽バンで車中泊『突っ張り棒と結束バンド』で棚を固定する方法

生活用のテーブルを作る。

テーブルをDIY
テーブルをDIY

車中泊の旅ではテーブルが欲しくなります。記録を書いたり、食事をしたり、ひとり宴会をしたり、ものを置く台にしたり、テーブルはとても大事な設備になります。

人それぞれで、自分の車中泊スタイルを考えて作ったりあるいは既成のテーブルを使うこともあります。その時に重要なことがあります。

それは、ガスバーナーを使ってお湯を沸かしたり、カップ麺を作ったりする時です。テーブルがプラスティックや燃えやす材料で作ってあると危険になることです。テーブルは火に強いアルミ製などが重宝します。

自分で作る時は、作ったテーブルの上にアルミ製のミニテーブルを置いて火を使うことが安全です。

紹介記事 ➡ 車中泊には、熱に強いテーブルが安全です

紹介記事 ➡ 車中泊用の軽バンにテーブルを自作して使った感想

プライバシー確保と安全対策。

最後はプライバシーの確保と安全対策です。車中泊で最も危険なのはドアのロックと外から除かれないように窓に目隠しをすることです。

ある道の駅で駐車をしていたら、外から除いている中年の方が窓をたたいてお金をくれとせがまれたことがあります。ちょうど窓の目隠しをしようとしていた時です。かなりビビりまして、その人が消えるまでそっと過ごし、場所を変えた記憶があります。

夜寝る時は窓の目隠しを作りプライバシーの確保と安全の確保をしっかりとしましょう。

紹介記事 ➡ 目隠しにもなる『車中泊用のプラダン網戸』簡単に自作する方法

おわりに

車中泊の旅を楽しむには自分のスタイルにあった快適な空間をつくることから始まります。そして、旅先で寝泊まりしながらDIYした車内で過ごすことになります。

試行錯誤してどこにもない自分だけの車中泊スタイルの車に仕上げてください。

この記事を書いた人
たびと@旅遊び

軽バンやコンパクトカーで車中泊の旅をコンセプトにブログを運営。日本縦断の旅、東北縦断の旅。北陸縦断の旅、九州最南端の旅、温泉巡りの旅などいろいろ経験しています。お金をかけないで、しかも面白く車中泊ができる方法や車中泊の車をDIYで作る方法など紹介しています。

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