車中泊の旅ではどのように電気を確保するかが課題となります。
特に長期間になる車中泊ではその重要性が増してきます。
そこで利用したいのがソーラー発電です。
太陽光の自然エネルギーを利用した発電は天気さえよければ自動で充電をし続けます。
なぜ車中泊の旅ではソーラー発電にメリットがあるのかを紹介します。
車中泊の旅で電気を確保する方法
最近は電気自動車の開発が進み、自動車のバッテリーから相当な電力を使うことができます。災害時などでも電気自動車の利用が提案されている程、高性能なバッテリーが搭載されています。
一般的に車中泊で電気を確保する方法は、①サブバッテリーを積む、②走行充電をする、③ソーラー発電をする。に分けられます。
サブバッテリーを積む方法では、リチュームイオン電池を積んだポータブル電源が主力となっています。冷蔵庫から電気毛布、テレビ、炊飯、PC、スマホの充電などなんでも使えるのがメリット。
走行中充電では、昼間の移動中にサブバッテリーに充電して夜に使う方法です。移動中に充電することで電気を貯めておくことができます。
ソーラー発電は、ソーラーパネルで発電した電気をバッテリーに充電して使う方法です。天気に左右されるのが難点です。
長期間にわたる車中泊の旅の電力供給
3日程度の車中泊の旅では、自宅で充電したバッテリーでも夜だけなら十分に電気を賄うことができます。その都度充電したポータブルバッテリーを車に積んで出かければいいので簡単です。
しかし、10日以上にもなる車中泊の旅では、家に帰ってバッテリーを充電することは無理です。ましてポータブルバッテリーが底をついたからと道の駅や公園で充電することはマナー違反ですよね。
そこで走行充電やソーラーパネルで発電した電気でバッテリーを充電することになります。
走行充電はエンジンが回転さえしていれば充電できます。しかし、そのためにガソリンを使うしエンジンをかけっぱなしにしなければなりません。
そこで便利になるのがソーラー発電なのです。
ソーラー発電の魅力とメリット
ソーラー発電のメリットは、太陽が出ていて天気さえよければ、走行中でも停車中でも、駐車場に置いている時でも、充電をしてくれることです。
車のルーフにソーラーパネルを取り付けておくだけで、電気を発電してくれます。
最も有効なのは、車が停車中・駐車中でエンジンをかけていなくてもいいということです。
放置していても充電してくれるから、いつも満充電かそれに近い充電をしてくれます。ガソリンも使わないから太陽光自然エネルギーはありがたいのです。
ソーラー発電を取り入れる方法
ソーラーパネルは100Wもあれば十分に20Ah のバッテリーに充電してくれます。USBを使った機材を使うならソーラーパネルは50Wでも十分に充電してくれます。
ここで使うバッテリーは手間のかからない、放置しても水素を発生しない密閉型のシールドバッテリーが安くて使える種類です。
ぼくは50Wのソーラーパネル2枚と、20Ahのシールドバッテリー2台で、日本を縦断した旅に使てっています。4年になりますが、バッテリーは今でも順調に稼働しています。
最新版の100Wソーラー発電セットです。ぼくが使っているカウスメディアの製品です。
でも4年目になるとバッテリーも劣化してくるので交換した方がいいとも思っています。
まとめ
長期間にわたる車中泊の旅では、ポータブル電源の他にソーラー発電を積んでおくと便利です。
ポータブル電源を充電する場所を探すのが大変なのと時間がかかるからです。
太陽光を利用したソーラー発電は、停電や自然災害時の電力供給でも活躍するので持っていて損はありません。