軽バンを自分で改造して車中泊で日本各地を一人旅しているtabito(旅人)です。
この記事では、簡単でお金のかからない1泊程度の車中泊を想定しています。この体験をすれば大自然の中で車中泊を楽しめる様になります。慣れてくると本格的に日本各地を車中泊で楽しみながら旅をすることができるようになります。
記事の内容は車中泊をして大自然を満喫する簡単な方法をご紹介します。キャンプや車中泊専用の車を作るには敷居が高いという方や、まずは簡単にやってみたい方のためにその方法を以下の3つのポイントで紹介します。
- その①:車中泊で自然を満喫できる場所探し
- その②:最低限の持ち物
- その③:車中泊での注意点
その①:車中泊で自然を満喫できる場所探し
はじめに車中泊で自然を楽しめる場所を探しましょう。
初めての車中泊で自然を満喫できる場所はいったいどこにあるのかがよくわかりませんね。 その探し方を紹介します。
初心者の方が車中泊をするには安全が第一です。また、車中泊のために車を駐車してはいけないところも最近は出てきています。
そこでご紹介したいのが、最初にチャレンジする場所で全国に点在する道の駅です。
道の駅の利用方法
定番の「道の駅」を利用することです。ここで注意することは「道の駅」の目的は車中泊をする場所ではなくドライバーが休憩するための施設だということです。でも安心してください。一晩の休憩は長距離トラックや車旅の皆さんが利用しているからです。
つまり国の制度によって基準が定められていることからトイレや駐車場、休憩場所にいたるまで細かな規定をクリアしていることです。
休憩としての利用
車中泊ではなく「休憩」としてご利用下さい。そのためには車外にイスやテーブルを出して休憩したり、洗濯をしたり、車外でキャンプ的なことをしてはいけません。あくまでも一晩休憩するスタンスで利用することです。
山の上の道の駅
そのスタンスを基本にすれば、いたるところに自然が楽しめる道の駅は存在します。高原の道の駅では山々をながめて休憩して周辺を散策したりします。時間を取ってゆっくりハイキングをすることもできます。
海の近くの道の駅
海の近くの道の駅では夕日や朝日を眺めながら休憩することが感動的ともいえます。
夕方、水平線にしずむ夕日を眺めたり、早朝から刻々と景色がかわる海を見てコーヒーを飲んだりすると「生きているな~」と実感できる場所が海の道の駅なのです。
トイレ・売店・WiFi・温泉等の施設
温泉を備えた道の駅も沢山あります。例えば青森ヒバの浴槽でかけ流しの温泉が「道の駅いかりがせき」に付随してあります。
道の駅にはトイレ、WiFi(ない所もある)、レストラン、各種販売店がありますので手ぶらでもお小遣い程度あれば十分な休憩(車中泊)ができます。中には温泉付きの道の駅もあり格安で楽しめます。
■車中泊で【Wi-Fi】快適にインターネットを楽しむ利用方法
その②:最低限の持ち物
なるべく荷物を簡単にする方が面倒でなくて長続きします。生活で必要な最低限の準備をしましょう。今までの経験からあると便利なグッズを紹介します。
■必ずあったほうが良いもの
洗面用具・タオル
一晩道の駅に泊まるので洗面用具は是非用意しましょう。タオルも1枚あれば、いろいろな用途で使えます。日帰り温泉用、車内で水をこぼした時のふきん代わりなどです。
お湯が使えるポット(ステンレス水筒など)
現地でお湯を沸かすのも良いですが面倒だから家で沸かしたお湯をポットに入れて持って行くとどこでもコーヒーを飲んだり休憩でお茶などで使えるので便利です、夏など暑い時は氷水を作っていれておきます。また、補給はコンビニで冷たいペットボトルを買ってステンレスポットに入れ替えればそのまま冷たさを保持して携帯できます。
寝袋または毛布
車の中で寝るので毛布か寝袋を用意しましょう。安津は暑いからなくても良いと思うのですが、自然を相手にした車中泊では必須のアイテムですから使わなくても用意はしておきましょう。
現金とスマホと充電器
ガソリンをカードで入れている方に注意です。地方の山間部や峠で給油が必要になった時に万が一のため多めに用意しましょう。
山間部のガソリンスタンドでカードが使えずにスカスカのガソリンでなんとか街までたどり着いたことがありました。
スマホと充電器(車からUSB)は最低の救助用グッズとして持ちましょう。
■あれば便利なもの
バーナー、コッヘル、コンパクトチェア、ランタン、温泉入浴セット
このグッズはあると楽しみが倍増します。車旅の途中で湖の湖畔でお湯を沸かしてコーヒーを飲んだりカップめんを食べたりと楽しみが広がります。
ゆとりがあれば用意すると防災でも使えます。
ランタンは夜の時間を明るく過ごしたい時は持ってると車内ばかりではなくトイレに行く時の足元を照らすときに使います。
その③:車中泊での注意点
都市の近郊ならば足りないものがあればどこでも手に入りますが、地方まで置くとコンビニは無く、あるのは自然だけという場所もありました。1泊と言えども無いと困ることがあるので最低限のものは用意しましょう。
自然を相手にする道の駅では、夏でも夜は冷えるので温度差には注意してください。4月でも熱中症にかかる場合もあります。
寒い季節では車の中は外と同じだと考えておいたほうが安全です。暑さも寒さも半端ではないので十分な準備をしていきましょう。
感動的だった自然の中での車中泊(tabito)
山形県道の駅「あつみ」
日本で夕日が美しいといわれている山形県酒田にある「道の駅あつみ」からみる夕日
新潟県道の駅能生
海産物の直売所でつまみを買って海を見ながら過ごす。
大分県「道の駅竹田」
阿蘇山系の伏流水による湧水があちこちで湧く名水の町。美味しい湧き水がどんどんでている「道の駅竹田」
福島県道の駅
奥会津の山並みが間近に望める道の駅しもごう。近くには湯野上温泉や有名な大内宿があり観光スポットが多い。
まとめ
かんたんにグッズを用意して車中泊の旅に出ましょう。
海や山の自然の中に溶け込んた車中泊がたのしめます。
tabito(旅人)