車旅は自由度が高く、思い立ったらすぐに出発できるのが魅力です。
特に2泊3日程度の短い旅では、効率的に必要なものを準備することで、旅をより快適に楽しむことができます。
今回は、これから車旅を始めようとしている方に向けて、車内にあったら便利なアイテムを10個ご紹介します。
車内に便利なアイテムが必要になる状況とは?
車内に便利なアイテムが必要になる状況は、車旅ならではのさまざまな場面に応じて発生します。
たとえば、狭いスペースを効率よく活用するための収納や、長距離移動中の充電切れ対策、車内での仮眠の快適性を確保するための寝具が挙げられます。
また、自然の中やトイレが少ないエリアを移動する場合には簡易トイレが役立ち、観光地での外食費を節約するために折りたたみテーブルで自炊を楽しむこともできます。
車旅の多様なシーンで、快適性や利便性を高めるための準備が求められるのです。
車内にあったら便利なアイテム10選
1. コンパクトな収納ボックス
車旅では、限られたスペースを有効活用することが重要です。コンパクトな収納ボックスがあれば、食料や衣類、調理器具などを整理整頓できます。
- メリット:荷物が散らからず、取り出しやすい。
- 選び方:折りたたみ可能なタイプや仕切りがあるものがおすすめ。
- 使い方の例:ボックスを種類別に分けて、車内をスッキリ保ちましょう。
2. USB充電器(多ポートタイプ)
スマホやタブレット、カメラなどの充電が必要な場合、USB充電器が大活躍します。特に多ポートタイプなら、複数のデバイスを同時に充電可能です。
- メリット:電源不足のストレスを解消。
- 選び方:急速充電対応や12Vソケットに接続できるタイプ。
- 注意点:電力消費に注意し、必要な分だけ使いましょう。
3. 折りたたみテーブルと椅子
車外でリラックスしたいときや食事を楽しむときに便利です。軽量でコンパクトに収納できるアウトドア用のセットがおすすめです。
- メリット:食事や作業がしやすくなる。
- 選び方:軽量かつ耐久性のあるもの。
- 活用シーン:道の駅や展望台でのピクニックにも最適。
4. 簡易トイレ
長距離ドライブや山間部の移動中、トイレに困る場面があります。簡易トイレがあれば、いざというときに安心です。
- メリット:トイレの心配が減り、安心して旅を楽しめる。
- 選び方:処理が簡単で、車内に置いても匂いが気にならないもの。
- 注意点:使用後は適切に処理しましょう。
5. 車載用カーテンやシェード
車内で仮眠を取る際や夜間の休憩時に、プライバシーを守るために必須です。また、日差しを遮ることで快適な車内環境を保てます。
- メリット:外部からの視線を遮断できる。
- 選び方:車種に合わせたサイズのもの。
- 注意点:装着が簡単で取り外しがしやすいものを選びましょう。
6. ポータブルクーラーボックス
車旅では飲み物や食材を新鮮に保つことが大切です。ポータブルクーラーボックスがあれば、飲み物を冷たいまま保管できます。
- メリット:自分好みの飲食物を持ち歩ける。
- 選び方:容量や保冷時間で選ぶ。
- 注意点:クーラーボックス用の保冷剤も忘れずに準備。
7. 折りたたみ式寝具(マットとブランケット)
車内で快適に仮眠を取るためには、適切な寝具が必要です。折りたたみ式のマットやブランケットは、コンパクトで持ち運びにも便利です。
- メリット:シートの凸凹を解消し、快適な睡眠をサポート。
- 選び方:軽量で収納性の高いもの。
- 注意点:季節に応じた保温性のあるブランケットを選びましょう。
8. スマホホルダーとナビアプリ
安全運転をサポートするために、スマホホルダーは必需品です。また、ナビアプリを活用すれば、目的地までスムーズに移動できます。
- メリット:運転中の視線移動を最小限に。
- 選び方:ダッシュボードやエアコン吹き出し口に装着できるタイプ。
- 注意点:走行中の操作は避け、安全な場所で設定を行いましょう。
9. モバイルWi-Fiルーター
長距離の車旅では、インターネット環境が重要です。モバイルWi-Fiルーターがあれば、どこでもネットに接続できます。
- メリット:ナビや情報検索がスムーズ。
- 選び方:通信速度が速く、エリアが広いもの。
- 注意点:通信量に注意し、必要に応じてプランを見直しましょう。
10. 小型掃除機
車内は砂やホコリが溜まりやすいため、小型掃除機があると清潔さを保てます。
- メリット:手軽に車内を清掃可能。
- 選び方:コードレスで充電式のもの。
- 注意点:吸引力が十分か事前に確認しましょう。
車内に便利なアイテム選びの失敗例
車内で便利なアイテムを選ぶ際、以下のような失敗が起こりがちです。
失敗を防ぐためには、アイテムのレビューや仕様をよく確認し、旅のシーンを具体的に想定して準備することが大切です。
サイズ選びの失敗
収納ボックスやクーラーボックスが大きすぎて、車内スペースを圧迫するケースがあります。コンパクトカーや軽自動車の場合、適切なサイズを考慮しないと荷物を置けなくなる可能性があります。
電力消費を考慮しない
ポータブル家電(冷蔵庫やUSB充電器)を複数持ち込むも、車のバッテリーに負担がかかり電力不足になる場合があります。事前に消費電力を確認しないとトラブルにつながります。
用途に合わないアイテムを購入
簡易トイレを選ぶ際、処理方法が複雑なものを選び、不便を感じることがあります。使う場面を想定せず購入すると無駄になります。
設置や取り付けが難しいアイテムを購入
カーテンやシェードが、車種に適していないものを購入して取り付けられないケースがあります。適合サイズの確認が重要です。
耐久性が不足したアイテムを選ぶ
アウトドア用テーブルや椅子が安価すぎて壊れやすく、旅先で不便になることがあります。品質やレビューを確認せず購入すると、結果的に損をすることになります。
ぼくが失敗したアイテム選びの体験
車中泊を始めたばかりの頃、わくわくしていました。
車旅で楽しもうと様々なアイテムを選んで車に積んだのです。
- 家庭用フライパン
- 鍋料理用の土鍋、ステンレスの大鍋
- フライパン返しにお玉
- 食器類
- 家庭用カセットコンロ
- 布団のマットとまくら
- 賞味量一式をフラケースに収納
- まな板、包丁
- キャンプ用の大きなランタン
- バッテリー車用
- 着替え2日分
- その他
2泊3日の車中泊の車旅では使い切れずに未使用のアイテムが多数でました。
また、フライパンは大きすぎて使い終わった時の処理が大変でした。ステンレスの大鍋は水の量が多いのでひとり旅では使い切れません。
車内で使うランタンはキャンプのタープ下で使うものなので、車内では明るすぎて疲れるほどです。
その時に、感じたのがシンプルなアイテムで最低限の種類が楽だということです。
それと、お箸を忘れたことが最悪でした。カップ麺や料理を食べる時に苦労しました。
まとめ
車旅を快適にするためには、車内環境を整えるアイテムが大切です。
今回紹介した10のアイテムは、初心者でも手軽に取り入れられるものばかり。
これらを準備することで、2泊3日の旅をさらに充実させることができます。
まずは、必要最低限のアイテムから揃えて、自由な車旅を楽しんでみてください!
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