車中泊での電源の確保は、必須の課題ですね。
この記事では、省電力の「車内照明」「車内扇風機」「スマホ、カメラ、タブレット」等をメインに使うことを目的としたシステムを紹介します。
車中泊で省電力の確保
夜間に使う電力を確保する方法には、利用目的に応じて様々なスタイルがあります。
ポータブル冷蔵庫を使ったり、ポータブルテレビを見たり、100Vの家庭用電化製品を使うなどの大電力が必要な車中泊スタイルには相応のシステムが必要です。
大電力が使えるバッテリーとして「リチュームイオンバッテリ-」の利用です。
利用するためには、充電が必要で走行充電システムの導入やソーラー発電なら100w~200Wのソーラーパネルでの充電が必要でしょう。
それなりのシステムが必要です。
一方、夜間に使う電力の利用は、車内の照明、スマホやカメラの充電、タブレットの充電程度の小電力を使うのであれば、もっとシンプルなシステムでも十分可能です。
「車内照明」「車内扇風機」「スマホ、カメラ、タブレット」の利用ならば、ほとんどがUSBでの利用が一般的です。
家庭用100Vを使うためのDC-ACコンバーターも不要で、車のバッテリーDC12V用の電気製品も使いません。
つまり、USBの省電力ですべてを賄えば、ソーラーパネルは、50W1枚でも使える電力を充電できます。
手間なし専用バッテリーの利用
20Ah程度のディープサイクルバッテリーや、メンテナンスフリーのシールドバッテリ-の利用なら、リーズナブルな価格で手に入ります。
車中泊用に通常の車のバッテリーを使うと充電中に水素ガスが発生するので、注意が必要です。
車にバッテリーを積んだままで何日も駐車したりする場合、車内のバッテリーから水素ガスが発生しタラ危険です。
そこで、利用するのが、シールドバッテリやディープサイクルバッテリ-と呼ばれるものです。
充電で発生したガスはバッテリ内で処理されて外部に放出されないタイプです。
なので、何日でもソーラーパネルで発電した電気を車内に設置したバッテリーに安心し充電できます。
通常の車用のバッテリーを使う場合は、車外に出して風通しを良くして使うことになります。
なので、ソーラーパネルとディープサイクルバッテリーやシールド型のバッテリを使うと便利です。
リチュウムイオンバッテリーは、数万円と高価で、大電力に対応できます。
たくさん電気を使う方は、USBのシステムでは無理です。
ソーラーパネルとバッテリーとUSBの作り方
詳細の作り方は、以下の記事を参考にしてみてください。
実際に大電力のシステムを積んだことがあります。
しかし、実際に使ったのは、車内の照明とスマホなどの充電と扇風機がほとんど。
ぼくの場合は、USBだけで十分国内の車中泊の旅ができています。
【車中泊で便利なグッズをご紹介】
まとめ
ここまで「車中泊『ソーラー発電』手間なしバッテリー方式」を説明しました。
レトロでシンプルでお金がかからないスタイルですが、2人までの車旅なら間に合う電力が得られます。
写真にあったシールドバッテリー2台、ソーラーパネル2枚は、現在3年目を迎えますが、メンテナンスフリーで問題なく稼働しています。