大型連休の「休み方改革」を考える。

今年は近年に例を見ない最大10日間の大型連休で今日5月6日が最終日です。どう過ごしたのでしょうか?

何をやるわけでもない

今年の連休で海外・国内旅行やイベントなどに行く目的がある人は30%程ではなかったでしょうか。

成田空港や羽田空港では連休初日に、家族連れやカップル、グループにインタビューする場面がありました。

大きなスーツケースを引いた姿が映し出されて、これからの旅に向かうのが実に楽しそうでした。

残りの70%程の方々は、「特に目的があるわけではなく大型10連休を過ごす」というTV報道もありました。

いったいこの大型10連休はどう過ごしたのでしょうか。

日曜のTV番組バンキシャのコメンテーターの方は、連休に何をやったか聞いてもらいたくないと言ってました。

1日は親戚の集まりで、もう1日はバンキシャの出演だけで、後は無しだそうです。

「連休に出かける事が当たり前」の報道ぶりに嫌気がさしたのでしょう。

普段の仕事の疲れで、連休はどうもやる気が起きない。何も考えず休みたいという意見が多かったのではないかと思います。

休みに目的があると疲れる

キャンプだ!バーベキューだ!旅行だ!と気合を入れると、リフレッシュのつもりが逆に疲れるのです。

連休だから何か目的を作って出かけよう!と思うと疲れるのです。

10連休は、何も考えずに、なりゆきで過ぎて行ったのかもしれません。

ドコカへ行くとお金がかかる

外に出ると食事、飲み会、入場料、高速代、旅館ホテル代、温泉代・・・

大型連休だと国民が旅行等で国内外を移動するので、お金が市場を回り景気が良くなるのでしょうか。

連休に数日出かけると、支出がかなり多くなりますね~

また、最近では「孫孝行」と言われるくらい、孫には大金が吸い込まれていきます。年金生活者の1月分ほどは、一気に消滅します。幸せなことですが。

行く先々、大混雑すぎる

どこに行っても大混雑がまっています。行列に時間をかけるために行くようなものです。

それが若い時分には渋滞をもろともせず乗り越えていくことに話題性があり率先して行ったのですが、いまは、行きたくないのです。

単に年取っただけですが・・・

家に居場所はあるのか

かといって、狭い我が家に自分が1日中いる場所が確保できるかどうかが大きな問題です。

新婚の時の様に1日中一緒にいたいなどと、女房は望んではいないのです。自由に自分の時間を過ごしてもらう時代なのです。

いかに一緒の時間を作らないかが、工夫をするところです。

東北自動車道の蓮田サービスエリアで某TVが年配ライダーにインタビューする場面がありました。

「連休はどうおすごしですか?」見ればわかりますね~ライダーだからバイクでツーリングです。

ライダーの答えは「行くところがない。家にいると嫌がられ、旅行に行くとお金がかかり無理・・・。こんなことしてます。」と答えていた。

急に休みの中に放り込まれても、多忙なビジネスパーソンはどうしようも無いようです。

連休明け前日は、気持ちが重い

これだけ休むと気が重くなる人が多いようです。

TVニュースでは、連休内に退職する人が去年の5割増しだそうです。退職処理代行会社に相談があったと報じていました。

Yahoo知恵袋では、連休明けに鬱になりそうだと相談が投稿されていました。

普段の日曜日ですら、「笑点」が始まるころは、明日から始まる仕事や上司の顔を思い出すと気持ち悪くなり、とても気分が重くなったのを思い出すのです。

長く休んだあとは、これまた「急発進」でベルトコンベアーに乗らなくてはなりません。心身ともに落差が体に響き疲れるのです。

マラソンは40㎞でも走れるのですが、スタートダッシュ、ストップ、ダッシュは何回できるのでしょうか。1キロで倒れてしまいます。

40年近く続いたそんな日曜日の夕方は、昨年で現役を卒業したので皆無になりました。

どんな休暇の過ごし方がいいのでしょうか?

某TV番組の路上アンケートでは「連休は5日間が良い」と答えた人が1番多く、続いて10連休となっていました。

短期間と長期間の2極化が進んでいるのでしょうか。

急ブレーキの大型10連休

平成時代の「24時間働けますか~」の猛烈社員の癖がいまだに抜けきらない社会が、突然、働き方改革と銘打って長期休暇を取り、残業を減らし、24時間体制を再検討し・・・。

急な方向転換は、ビジネスマンにとっては急ブレーキをかけられてスローダウンした車の様な感覚でしょう。目まいがしたかもしれません。

休み方改革

働き方改革もあれば休み方改革があってもいいのではないでしょうか。

普段から休み方の練習をしていないと、なかなかゆったりとした有意義な休みを満喫するのが難しいかもしれません。

欧米の様に「ロングバケーション」のスタイルで長期間休める様に、徐々に休み方のスキルを訓練して最低1週間でも2週間でも休暇を取得して有意義に過ごせるように練習したいものですね。

まだまだ長期休暇が始まったばかりで長期間の遊び方に慣れていないのです。

tabito(旅人)

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