到着してみると、意外にも自分の感情が覚めていた
今年7月、目的地の青森を目指して3日間かけて到着した。何百キロも目的地を目指して走り続けてきたのに到着してみると、意外にも自分の感情が覚めていました。
予想では心から湧き出る感動や、「やった!」と思いっきり飛び跳ねて喜ぶだろうと思っていた。しかし目的地に到着したとき、感じたのは到着では無く、それまでの道のりでした。その道中の出来事が頭の中をめぐりました。特に記憶に残っているのは、
・山形の道の駅で暑いからとうちわをくれたご夫婦の温かさ
・地元で釣りをしていた青年と夕暮れの磯で人生を話した2時間
・軽バンが登り切れるかと思った難関な峠
・岩国から来られていたご夫婦のキャンピングカーでの話
・地元のスーパーで店員さんが氷をくれたこと
等々人との出会いでした。
思い出は人と人との出会い
日本を旅していて、一番の思い出は人と人との出会いを通して見た景色やその土地での普通の暮らしや食べ物でした。
ある旅のサイトで知ったことがあります。
アインシュタインが旅を愛していたことは知っていました。そしてあらたに旅のこんなところが特に好きだったことを知りました。こんな話でした。
アインシュタインは「目的地に到着することが嫌いだ」と言っていたそうで、目的地までの様々なプロセスを何より楽しんでいたというのです。まるで今回自分が感じたと同じ感覚を、当時思っていたことはとても驚きでした。
時間を自ら見つけては海辺のレンタルハウスや家を借りてゆったりした時間を過ごしていたようです。海を眺めてあり夕日を見つめてゆったりと過ごすことが好きだったようです。そしてそのことが自らを活性化させてくれる事だと知っていたそうです。旅は自分を活性化させてくれるものなのです。

そしてなによりシンプルな格好で、必要な最低限の持ち物で旅をしていたようです。
この様な話を聞いて、現代も人は旅をすることに憧れますが、アインシュタインも同様に味わっていたのですね。
車旅はシンプルに失敗を恐れすチャレンジ
自分が提唱しているシンプルで最低限の設備と持ち物、そしてソーラーに自然エネルギを利用して続ける旅は、どこか似ているようで共感します。
また、思考錯誤しながら車を改造したり、旅では失敗を繰り返したりしますが、その一つ一つが何かをして前に進んでいる証拠なのだと思いました。
有名な言葉がありたまたま同じような内容で、驚きました。
何かにチャレンジしていく、何歳になっても大事なことだとおもいます。
「これまで間違いをしなかった人間はこれまで新しいことを何もしなかった人間だ。」 アインシュタイン
「ミスをしない人間は、何もしない人間だけだ。」セオドア・ルーズベルト
似たような言葉が調べると出てきますが、いずれにしても失敗は進化するためのプロセスであり、大切な体験と思います。
車旅も失敗をしながら、プロセスを大事に、そして思い出に残るような体験を沢山していきたいと思います。
ワクワクする体験が待っています。
旅行という言葉も好きですが、「旅」という言葉がすきです。旅では新しい出会いと、発見があります。計画しない旅、自由な旅、自分を解放す耽美、
何歳になっても若く生き生きと生きるには、旅にでましょう!
半日の散歩でも、立派な旅ですから・・・