車をキャンプサイトに横付けして、タープを張りテーブルを並べて夜を待つ。夕暮れからは大人の時間だ。マキを割り、焚火の準備だ、ビールを片手に。
日が沈み、キャンプサイトに灯りがともる
熱かった昼の時間はすぎて、爽やかな風が吹いてくる。一瞬、風が無風となり、静かな時間がくる。
夕なぎだ。海ばかりでゃなく山でも起きる。
それそれのテントに灯りがともっていく。子供たちの楽しい声が聞こえてくる。
どの点とサイトからも、煙が昇り始める。
良い匂いが漂ってくるのだ。
マキを割って、焚火の準備だ。
モーラナイフを使って、上手に木を割って細くさいてフェザーを作る。
たき火台には、木を組んで置く。火を着けるために割いたフェザーに火を着ける。少しずつ燃えていく。
いよいよ、日が沈み薄暗くなってきた。炎がやけに明るく感じる。
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たき火台の近くにイスをおいて、冷えたビールを取り出して座る。
火にかけたポットが炭で黒くなっていて、それもまた味わいがあるのです。
取り合えず、プッシュっとビールを空ける。
炎を通して見える景色は、ひと味ちがう。
冷えたビールは、一気にノドに流れ込んでいく。
ホッとする瞬間だ。
マキをくべていく。
炎を見ているだけで、落ち着くのだ。
マキが無くなるまで、ボーっとみつめている
炎って、地の通りで、字のように躍るのだ。それが人のように揺れて踊るのだ、
見ているだけで面白くなる。飽きないのだ。
人類は火を使うようになってから、
ずっとこのスタイルで火をつかってきたのだ。
火をたくなんて、そんなにある事ではない。
星空を見上げる
真っ暗な山間のキャンプ場は空がきれいだ。満天の星空。
酔いもまわり、気持ちがいい。お酒が妙にすすむのであります。
場所によっては天の川が見えるし、ときおり流れ星が横切る。
午前2時頃が一番きれいだった記憶がある。
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1人の贅沢な時間が過ぎていく
ソロキャンプの魅力は、自然に溶け込んで動物としての感覚を取り戻し、自分が元気に生まれ変わるのです。
こまごまとした下界の問題など、どこかに消えている時間です。
大自然のなかで生きているのを、感じる事が出来るのです。
だから、ソロキャンプは止められないのです。
またこよう。
tabito(旅人)