1000㏄クラスのコンパクトカーで車中泊で問題となるのが、後部座席の足元のスキマ。
足元のスキマに、荷物を詰めたり、毛布を詰めたりと、面倒ではないでしょうか?
そこで、今回は、コンパクトカーにフラットな床を作る方法を紹介します。
3ステップでフラットな床が設定できます。
コンパクトカーで車中泊!
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小さな車だと車中泊は難しいと思っているなら、それは間違いかもしれません。
実は工夫次第で、1,000㏄クラスのコンパクトカーでも十分車中泊ができます!
コンパクトカーで車中泊するメリットは以下の3つ
- 通常は、生活の中で不通に使える
- 細道でもスイスイ移動できる
- 燃費が良いので経済的
通常は、生活の中で不通に使える
キャンピングカーだと、いろいろ作り込んでいます。
その結果、車の重量は重く、座席など人が座るように設定する必要があります。
また、お買い物は送迎に使うのは、小回りが利かず面倒です。
細道でもスイスイ移動できる
コンパクトカーは、そもそも小さいので、細道でもストレスなく移動できます。
また、駐車場スペースもとらないので、取り回しが楽です。
燃費が良いので経済的
1,000㏄クラスなので、燃費がすこぶるいいので、ガソリン代のストレスは減少!
税金も安く上がります。
EVのコンパクトカーなら、さらに経済的ですね!
コンパクトカーで車中泊する時の問題点
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コンパクトカーに限ったことではありませんが、
問題点は、後部座席の足元の空間です。
後部座席を倒しても、この空間は埋まらず、毛布や荷物でふさぐことですね。
実は、この問題の空間こそ利用かちがあります。
狭いコンパクトカーで唯一、寝ている時に使える、物置となります。
つくや、荷物、バックなどを置く空間に使えます。
では、どのように足元の空間を利用して、フラットな床にするのでしょうか?
後部座席を3ステップでフラットな床にする方法
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足元の空間をフラットにする方法を紹介します。
利用するコンパクトカーは「パッソ1,000cc」です。
- 1人用の場合、用意するのは、幅45cm、長さ90cmの板2枚
- 2人用なら、倍の4枚です
この板は、ホームセンターで、コンパネを1枚買で2人分用意できます。
コンパネは、幅が90cm、長さが180cm。
つまり、4等分にすれば、今回説明するフラットな床に使えます。
幅をこれ以上広くすると、床のセンターの盛り上がりに、ぶつかります。
なので、このサイズがピッタリ。
車種によって多少の違いはありますので、車の足元空間のサイズを計って、カットしてもらいます。
初めに、前の座席を前方たおします。
STEP1.板を1枚、座席の背面に沿わせておく
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初めに、板を1枚、前に倒したイスの背面に置きます。
こうすることで、前の座席の背面に傷がつかないように保護することも兼ねます。
板の下側は、後部座席の下にぴったりつけます。
これで頑丈な、壁ができあがります。
STEP2.板をかぶせる
前座席背面の板に、もう1枚の板を上からかぶせるように載せます。
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寝てみてどれ位の角度にするか、かんたんに調整できます。
寝ながらでもOK
板の配置はこれだけです。
STEP3.板の上にマットを敷く
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敷くものは、マットでも毛布でも布団でもOK
写真のマットは、サーマレストで、幅が50cmあります。
板の幅が45cmなので、マットは幅が少し広めです。
ここまでの3ステップで床が完成します。
ネジも金具も使っていないので、かなりシンプルな構造です。
床に敷いた板と、斜めの板が重なり、動きません!
また、敷いた板の上に体が乗るので、ずれません!
足元の空間には、クツや荷物が入ります。
そして、寝ていても、すぐに取り出せる場所なので、便利に使えます。
ここまでの作業時間は、やく3分程度です。
材料費は、ホームセンターで買った、暑さ6mmのコンパネ1枚分だけで焼く1,500円前後。
倍の暑さ12mmでも2000円前後です。
5日間の車中泊で使った感想
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この方法で、コンパクトカー「パッソ」を使って車中泊の旅をしました。
日程は、5泊6日です。
夫婦2人での設定です。
コンパクトカーは、意外と2人でも使える空間です。
ちょっと頭の上の空間が狭く感じますが、座り方次第で、食事もとれます。
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2人車中泊したので、板は4枚です。
収納場所は、パッソの荷物エリアの床に、ぴったり4枚収納できました。
邪魔にならず、かさばらず、いろいろ使えます。
テーブルとしても使えるため、シンプルな板は便利です。
この発想に似たようなマットがAmazonにあったので、参考に紹介します。
結構値段がするし、かさばるような気がしますが・・・
このマットを使う場合は、幅が60cmあるので、車内幅を事前にチェックしてください。
これで、説明をおわります。
ありがとうございました!