車旅で北海道を走っています。
すると途中に「インクラの滝入口」という看板が見えてきました。
どんな滝なのか前知識なしなので、よくわかりません。
でも、ちょっと滝に興味があり、新千歳空港の出発までまだ時間があったのでどこまで行けるか分からないのですが、時間の許す限りとにかく行けるところまで行ってみることにしました。
【白老】インクラの滝へ車を走らせる
登別から苫小牧へ向かう白老バイパスR235の途中左側に「社台稲荷神社」がある交差点に「インクラの滝」への入口の標識があります。
「インクラの滝」への入口の標識があります。
苫小牧にむかってこの交差点を左折します。
そこを左折して約10km進むとインクラの滝があるという。
道央自動車道の下をくぐる手前にインクラの滝へ道案内があり沿って進んでいきます。
舗装されていないデコボコ道の林道をどこまでも走り山の中に進んでいきます。
途中にはクマの出没に注意する看板が立っていて、少し恐怖を感じる山道を進んでいきます。
数キロ入ってところで道に前を横切る犬のような生き物がいました。
キタキツネと出会う
その犬のような生き物が立ち止まりふり返ってこちらをにらんだのです。
それは確かにキツネです。
このへんではよく出没するキタキツネだとあとからわかりました。
ちょっと怖くなってきました。
道には車や人はだれひとりいなくなっていきます。この林道を10キロほど走ったところに駐車場があるはず。
車が壊れたらどうしようもありません。スマホだけが頼りです。
そして林道にはキツネの死骸が横たわっていて、つい最近のものでクマに襲われたのか?
とうてい自動車とぶつかるような車の通りはほとんどないのです。
これは・・・
インクラの滝まであと少し、でも引き返すことに決定!
そしてとうとう崖のような細い道になってきて、どうもこれ以上行くと危険だと判断してここで戻ることにしました。
また、千歳空港まで戻る時間が無くなることもあり道を引き返します。
白老バイパスR235まで、あと6.5kmまで戻ってきました。
残念ですがインクラの滝には再度リベンジすることで納得。
インクラの滝を調べてみました。
インクラの滝は「日本の滝百選」で有名
インクラの滝と呼ばれる理由は、かつて山から切り出した木材を運ぶインクライン(貨物用ケーブルカー)があり、そこから名付けられたと言われています。
「日本の滝百選」、「日本の森滝渚100選」の選ばれている有名な瀧だったのです。
詳細は白老観光協会の公式サイトで紹介していて写真を見ることができます。
後日、滝までたどり着いた方の記事を読むと、クマよけや長靴、ウインドブレーカーなど装備が必要だと後から知りました。
近辺にはツキノワグマもそうとういることがわかります。
また、橋の無い沢を2か所流れの中を渡る必要があり、これも観光てきな服装ではムリ。
引き返してよかったと思います。
北海道の山々は身の安全のため事前調査が必要ですね。