毎年、春になるとワクワクしてくるのです。その理由は、山々の雪解けがすすみ雪布団の下で育ってきたふきのとうが顔を出すからです。
でも、大自然はそんなに都合よくふきのとうにピッタリなタイミングを合わせてはくれません!
でも、車を走らせていると黄緑色の宝石がチラッと見えた時は、感動なのです。
東北の奥会津のおいしいふきのとう
毎年3月~4月になると、車を300㎞も走らせていくところがあるのです。
最近はコロナの影響で、他県ナンバーの車だから自粛していました。でもやっぱりふきのとうの顔を見たくなるのが春なのです。
あのふきのとう独特の香りが、車を東北の奥会津に向かわせるのです。
1個でもみつかるとうれしいふきのとう
写真のふきのとうは、車を走らせていた時に一番最初に見つけたので記念写真を撮りました。
この場所はまだ山のふもとだから暖かく、ふきのとうのつぼみはすでに花を開いていました。
つぼみのままのふきのとうはもっと山奥でまだ雪がのこっているあたりがポイントなのです。
その場所は秘密なのです。
ふきのとうは食べるだけを採ってきます
300kmも離れた場所までふきのとうを探しにいくのだから、いっぱい採ってきたいところです。
でも、そこは欲を出さずに「食べる分だけ」にしています。
なるべく自然の山を荒らしたくないからです。
また、来年もきたくなるから、ほんの少しだけ山から頂いてきます。途中道の駅でも売ってるのですが、結構高いのです。
懐かしいおそばやさんは毎年立ち寄る
ふきのとうを採った帰り道には必ず寄る食堂があります。農家が運営している食堂です。
そこには地元だけの昔からの食べ物があります。
それが「しんごろう」。
「しんごろう」はうるち米を練ってつくります。エゴマで作ったじゅうねん味噌を塗っていろりで焼いたものが絶品なのです!
いろりの炭火で焼いたしんごろうはおいしいのです。
さすがいろりと炭火の威力・・・
道の駅「しもごう」は奥会津への拠点
道の駅しもごうは、奥会津への拠点としてとっても便利な道の駅です。
道の駅というよりも、ロッジ的な場所ではないかと思うのです。山々に囲まれた駐車場はゆったりと止めることができます。
散策してもいい場所です。おいしいお蕎麦もあります。
ここで朝飲む熱いコーヒーが大好きです!
まとめ
年間の車中泊でワクワクする旅のひとつがふきのとう採りです。
採ったふきのとうは車の中でもいい香りがします。家に帰ると、ふきのとうにサッとお湯をかけたら、すり鉢で味噌とお酒と砂糖を少々入れてよくかき混ぜます。
そうして完成するのがふき味噌で、あつあつのご飯にのせて食べると絶品なのです。
シンプルですが一番おいしい食べ方です。あとは天ぷらにすると苦みが効いて塩を振りかけて食べるのがおいしいです。