そもそもトレッキングとは?
よく聞く「トレッキング」という
言葉がありあす。
まさに今回は車を利用した
トレッキングとも呼べる車旅の
新ジャンルにチャレンジしてみました。
その前に「トレッキング」とは
どんな意味かを原点に戻って調べてみました。
トレッキング(英語:trekking)は、山歩きのこと。登頂を目指すことを主な目的としている登山に対し、トレッキングは特に山頂にはこだわらず、山の中を歩くことを目的としている言葉。ただし、結果的に行動の過程で、山頂を通過することもある。ニュージーランドでは、トランピング (tramping) と呼ばれている。
引用: ウィキペディア
新ジャンル「軽バンでトレッキング」
山頂を目指す登山とは違い、
山の中を歩く事を楽しむので、
やはり軽バンでの山歩きは
「トレッキング」になるのでしょう!
その様な意味でも今回の車旅は
「アウトドア」でもあり
「車中泊」でもあり
「一人旅」でもあり、
「山歩き=トレッキング」でもあります。
なので
「軽バンでトレッキング」
という新しいジャンルを
作りたいと考えました。
「3ATの軽バン」低速でのトルクが魅力!
トレッキングともなると
山道は細く曲がっていたり
急な勾配があったり、
ある時は舗装されていない
ジャリ道だったりします。
ジープや四駆のSUVが似合いますが、
今回は「軽バン3AT車」での
トレッキングに挑戦してみました。
低速ギアのトルクが大きい3AT車
軽バンの3速AT車の魅力は、
低速ギアでのトルクの大きさです。
高速でハイウエーを
走る車種ではないことは
ご存じの通りです。
軽バンは街乗りのトラックだから
重い荷物を積んで走る車です。
その為に低速でのトルクが
大きくなっています。
このメリットを
平たんな一般道路を走る車で
感じる事はないでしょう。
山道で使える3ATの軽バン
昨年夏に長野県に
農業を手伝いに行った時の事です。
山肌にある畑に軽バンで行きました。
同行者がこのカーブはギアを
ローに入れないと登れないと言いました。
試しに3ATのままで登ってみました。
すると2速で坂を登るのです。
同乗者はびっくりして
「力あるね」と言ってました。
これは3AT車のギア比は
低速で大きなトルク(力)が上がるように
設計されているから、
こんな道でも力強く登るのです。
トレッキング仕様の装備
寝袋と登山用マット。
それにコッヘルとバーナー。
こんなシンプルで必要最低限の
装備にしました。
25Lのリュックで
トレッキングするような気分です。
軽バンでのトレッキングは魅力満載!
東北地方の1,000mを超える
山道をこの軽バンで
トレッキングしてきました。
山々を自由に遊ぶ
「軽バンのトレッキング」。
高度を徐々に上げていくと
景色も壮大に変わっていくのです。
山道にはつきものの「通行止め」。
今までも何回も出会ったこの標識。
大自然相手の旅だから、
迂回も楽しみの一つです。
ここまで登ってくると
空気は冷たく気持ちがいい。
深呼吸するだけで
体中に酸素が染み渡るような気がします。
山道を走ってると、
たまにダムの入口のそばを
通ることがあります。
立ち止まってダムの上まで行ってみると、
そこには絶景ポイントが
潜んでいることがあります。
解放感抜群のバックドア全開!
軽バンの特徴の一つは、
大きく全開できるバックドアです。
澄み切った空気を直接感じながら、
食事をすれば
テント泊に匹敵するような
時間の流れを感じます。
日が暮れたらソーラーバッテリーの活躍です。
USBの照明で明るくなった車内と
だんだん暗くなっていく窓の外の景色が
たまらなく良いのです。
ミニマルな生活は
、少しばかりの灯りがあれば
夜を過ごすには十分です。
まさか大自然の中でテレビを見るのか?
これがまた、
下界のざわめきと
大自然の中にいる自分との
距離を感じる一瞬です。
テレビが伝えるニュースやドラマ。
対局の大自然。
是非、
アンテナを立ててみてはいかがでしょうか。
1日が始まる早朝午前4時の山々
午前4時過ぎの山の中。
山々を照らしていた月から
太陽に交代する時間です。
雪をかぶった山々の色が
だんだんオレンジ色に変化していきます。
しばらく太陽が山から顔を出すまで、
ゆっくりとコーヒーでも
飲みながら過ごします。
朝食も山々に囲まれていただきます!
朝食の時間を迎えます。
熱い一杯のコーヒーは、
ホッとします。
バックドアが結露で
ぼんやりと山々を映し出します。
食パン1枚でも極上の味と変わります。
物が少ないミニマルな生活は
大自然の中では様々な事を
気づかせてくれます。
シンプルであればあるほど、
一つ一つが大事なものであり
感謝する心が戻ってきます。
また一人旅にでよう!
すばらし体験ができる、
「軽バンのトレッキング」という
新しいジャンルを見つけました。
海でも、
山でも、
その魅力は大きなものがあります。
また、
新しい場所を見つけに車旅に出かけよう。
tabito(旅人)