【車中泊研究 定義】
車中泊研究は、
失敗も含めた6年間・472記事の実体験をもとに、
60代から始める車中泊の考え方を再現可能な形で公開する実証モデルである。
目的は、
後悔しない旅の判断材料を残すこと。
車中泊を始めた頃は、
「これがあったら便利そう」
「これも必要だろう」
と、いろいろなものを揃えました。
車中泊用品を調べていると、欲しいものが次々に出てきます。
収納用品。
調理道具。
電気製品。
寝具。
便利グッズ。
最初は、それも楽しかった。
でも、実際に何度も旅をしていると、少しずつ分かってきます。
👉 よく使うものは、意外と少ない。
そして反対に、
買った時には必要だと思っていたのに、
ほとんど使わなくなったものもあります。
今回は、6年間の車中泊を振り返りながら、
私にとって
「本当に必要だったもの」
「なくても困らなかったもの」
を考えてみます。
本当に必要だったもの①「寝るためのマット」
車中泊で最初に大切だと思ったのは、
やはり寝る環境でした。
車の中で眠るなら、
座席を倒しただけでは十分ではありません。
段差や硬さが気になります。
最初は我慢できても、
翌日に疲れが残ります。
特に60代からの車中泊では、
「眠れるかどうか」は旅そのものに影響します。
だから私は、
👉 車中泊では、まず寝る環境を考える。
という考えになりました。
マットは、車中泊を快適にするための「贅沢品」というより、
自分の体を休ませるための道具です。
以前の記事でも、長年使っているマットについて実体験を書いています。
ここでは、実際に使用した写真とともに、長期間使った感想を紹介しています。
本当に必要だったもの②「お湯を沸かす道具」
意外に思われるかもしれません。
私が車中泊で大切だと感じたのは、
料理をするための道具ではなく、
👉 お湯を沸かすこと
でした。
海辺の道の駅などで休憩している時、
早朝にお湯を沸かしてコーヒーを飲む。
たとえ安いインスタントコーヒーでも、
その場所で飲むと、
なぜか美味しく感じます。
夕方なら、
沈んでいく太陽を眺めながら一杯。
これもいい。
車中泊の楽しさは、
豪華な料理だけではありません。
👉 「その場所でお湯を沸かす」
という小さな行為そのものが、
非日常を作ってくれました。
だから私は、
ガスバーナーとクッカーを車中泊の基本的な道具として考えるようになりました。
本当に必要だったもの③「目隠し・サンシェード」
実際に車中泊をすると、
思っていた以上に重要だったのが、
車内の目隠しでした。
外から車内が見える。
朝、明るくて目が覚める。
夏は太陽が車内に入り込む。
こうしたことは、
旅をしてみないと分かりません。
特に夏の車中泊では、
暑さ対策も重要です。
サンシェードは、
単なる目隠しではありません。
「車内で安心して過ごすための環境」を作る道具でもありました。
本当に必要だったもの④「小さなテーブル」
これも長く使っている道具です。
車中泊では、
食事をしたり、
コーヒーを飲んだり、
ちょっとした作業をしたりします。
大きなテーブルは必要ありませんでした。
むしろ、
👉 小さくても、すぐ使えること
の方が大切でした。
10年以上使っているテーブルがあります。
熱に強く、折りたためる。
今でも現役です。
長く使っていると、
「結局こういうものが残るんだな」
と感じます。
本当に必要だったもの⑤「ご飯を炊く道具」
私は車中泊で、
ご飯を炊くこともあります。
メスティンを2つ持っていて、
すでに10年以上使っています。
大自然の中で、
炊きたての熱々のご飯を食べる。
これも車中泊ならではの楽しみです。
家で食べるご飯とは、
少し違って感じます。
料理そのものが目的ではありません。
👉 旅先で自分で作って食べる。
その時間が楽しいのです。
では、不要だったものは何だったのか
ここからが、
今回の記事で一番伝えたいところです。
「不要だったもの」と言っても、
買ったものが全部無駄だったという意味ではありません。
その時は必要だと思った。
でも使ってみたら、
👉 思ったほど使わなかった。
そういうものです。
不要になったもの①「料理道具の持ちすぎ」
車中泊を始めた頃、
料理をするためにいろいろな道具を揃えました。
鍋。
フライパン。
調理器具。
食器。
便利そうな道具。
でも、実際の旅では、
そんなに料理をしませんでした。
結局、
シンプルなクッカーで十分でした。
👉 必要な料理ができれば、それでいい。
この経験から、
「たくさん持つこと」と「快適」は、
同じではないと分かりました。
不要になったもの②「使うかもしれないもの」
これは、
車中泊用品に限った話ではありません。
「いつか使うかもしれない」
と思って積んでいるもの。
これが意外と多い。
でも、
旅を何度も繰り返していると、
一度も使わないものが見えてきます。
そうすると、
少しずつ車から降ろすようになります。
👉 使わないものを減らすと、旅が楽になる。
荷物が減る。
積み込みが楽になる。
片付けも楽になる。
そして、
「ちょっと出かけよう」
と思った時のハードルが下がります。
60代の車中泊は「足し算」より「引き算」
ここまでの経験から、
私は車中泊用品について、
以前とは違う考え方をするようになりました。
始める前は、
「何を買えばいいのか?」
と考えます。
でも、経験を積んでくると、
「何を持っていかなくてもいいのか?」
を考えるようになります。
これは、
60代からの車中泊では特に大切だと思います。
体力には限りがあります。
荷物を積み込む。
運ぶ。
片付ける。
こうした作業も旅の一部です。
だからこそ、
👉 少ない道具で楽しめる車中泊
を目指した方が、
長く続けやすいのではないでしょうか。
車中泊用品は「買う前に旅をする」
これから車中泊を始める人に、
私が伝えたいことがあります。
最初から全部揃えなくてもいいと思います。
まず旅に出てみる。
一度車の中で寝てみる。
そこで、
「これが欲しかった」
「これはいらなかった」
と気づく。
その経験から、
必要なものを一つずつ増やしていけばいい。
👉 車中泊用品は、旅をしてから選んでも遅くない。
私はその方が、
後悔の少ない買い物になると思っています。
車中泊研究-009で分かったこと
6年間の車中泊を振り返ると、
私にとって残ったものは、
それほど多くありませんでした。
寝るためのマット。
お湯を沸かすためのバーナー。
クッカー。
目隠しやサンシェード。
小さなテーブル。
そして、
旅先でご飯を楽しむための道具。
どれも、
「豪華な車中泊」をするためのものではありません。
👉 自由な時間を楽しむための道具でした。
これが、
今回の研究で私がたどり着いたところです。
まとめ
車中泊を始めると、
いろいろなものが欲しくなります。
私もそうでした。
でも、6年間使い続けてみると、
本当に残ったものは意外と少ない。
必要だったのは、
高価な道具をたくさん揃えることではありませんでした。
眠る。
お湯を沸かす。
食べる。
景色を見る。
そして、
ひとりの時間を楽しむ。
そのための道具があれば、
車中泊は十分に楽しめました。
60代から始めるなら、
最初から完璧を目指さなくてもいい。
👉 自分に必要なものを、旅をしながら見つけていく。
それも、
車中泊の楽しみの一つだと思います。
そして、70代になった今、
私はこう考えています。
たくさん持っていることより、少ないもので自由に旅ができることの方が、ずっと大切だった。
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