最大1.5合のお米が炊けるレギュラーメスティンは2人の車中泊で使うには少し物足りない。
そこでもっと大きめの最大3.5合炊き「ラージメスティン」があるので購入しました。それはtrangiaのTR-209です。どんな大きさなのか普通のメスティンTR-210と比較してみました。
また、おいしく炊飯する「お米2合炊き」のコツも紹介します。
これから買う時の参考にしてください。
車中泊ではメスティンで炊くご飯がおいしい!
軽バンのひとりたびの車中泊ではtrangiaのメスティンTR-210をよく使いました。メスティンTR-210はひとり旅には丁度いいのです。
メスティンはアルミ製の四角い弁当箱の飯盒(はんごう)です。飯盒など名前を聞いたことない方もいると思いますが、キャンプでご飯を焚火で炊いたりするときに使うものです。
パックのご飯を持って行ってもいいのですが、メスティンを使って火を使って炊いたご飯はものすごくおいしいです。だから一度使ったらやめられないのです。それまで丸型のクッカーでご飯を炊いたことがあるのですが、どうも四角い弁当箱方は出来上がりのおいしさが違う実感があるのです。
レギュラーメスティンTR-210(trangia)は1人用か?
trangiaのメスティンTR-210は通常ひとり旅で使うのには丁度よいのですが、2人だと物足りません。なにがもの足りないかと言えは「炊けるご飯の量」が1合では物足りないのです。あまりにもおいしいので1人で1合はぺろりと平らげることがわかりました。
TR-210の説明では1.5合まで可能なのですが、実際は1合で炊くのがおすすめ。目いっぱいで炊くと溢れてしまいそうでイマイチかもしれません。
できればお米2合が炊けるメスティンがあればいいのです。実はtrangiaのメスティンには「ラージメスティン」TR-209があります。これはTR-210の2倍の容量があるから2人ならちょうどいいです。
このラージメスティンを手に入れたくなりました!
ラージメスティンTR-209(trangia)の違い
これからコンパクトカーの2人旅の車中泊を計画しているので、おおきいメスティンを買うことにしました。やっぱりブランドのtrangia製が欲しいのです。Amazonで調べたら税込・送料無料で2,600円で買えることがわかりました。
ラージメスティンの大きさ
すぐにAmazonで「ポチっ」とクリックして買ってしまいました。
メスティンが届きました。trangiaはスウェーデンのメーカーです。なにしろ外国製は雑な作りで有名です。メスティンも弁当箱の淵がギザギザで手を切るかもしれないというコメントも見かけました。
しかし、実際に製品を触ってみたらそんな感じはありません。多少はバリ(ギザギザ)感を感じますが、こんなものかという位です。
当然製品もスウェーデン製です。アルミの無垢で厚みは0.8mm、容量が1.35リットルで270g。
インスタントの袋ラーメンがひとつゆとりで入る大きさです。
ラージメスティンとレギュラーの比較
ひとり用のTR-210と比べるとその大きさが分かります。ラージメスティンと並べてみました。
ラージメスティンは容量が1.35リットリで小さいメスティンTR209の約2倍あります。
説明ではお米が3.5合炊けるということですが、おいしく炊くには2合あたりと考えています。
今回購入したtrangiaのラージメスティンTR209を使って炊き込みご飯を炊いてみる予定です。
自宅で予行演習をしてから、実際には車中泊で使ってみたいと思います。
ラージメスティン「2合炊き」炊飯のコツと方法
レギュラーメスティン(TR-210)でもラージメスティン(TR-209)でもご飯を炊く基本は同じです。
- 無洗米2合と水360㏄をラージメスティンに入れる
- 40分以上浸す
- 火をつけてプチプチ音がするまで待つ(約15~16分)
- プチプチ音から約30秒で火を止める
- おこげを作るならさらに30秒程度
- 火を止めたらタオル等で包んで逆さまにする
- 約20分程度蒸らして完成
無洗米を用意します。理由は車中泊ではお米を洗う場所がないからです。水をお米に足すだけで炊飯できることが無洗米を使う理由です。
無洗米をメスティンに入れて水を適量(お米1合に水180㏄の割合)いれます。ラージメスティンでは下の写真の通りリベットの下あたりが適量でした。浸す時間のおすすめは最低40分です。それ以上、一晩浸しても大丈夫です。
そしてバーナーで火をつけて外気温にもよりますが約15~20分程度炊きます。
蒸気が出てきてしばらくしてプチンプチンと音がしてきたら30秒程度で火を止めます。
この時におこげがあった方がよければ、プチンプチンの音を少し長めに聞いてから火を止めます。そしてメスティンをバーナーから下してタオルでくるんで逆さまにして約20分程度蒸らします。
この時にメスティンが熱いので火傷に注意してください。
それで完成です。
最初にメスティンで炊飯した時に、フタが明けにくい時があります。しっかりとフタがはまっていまって外れないのです。ぼくは自己責任ですた多少キズがつくのを覚悟でマイナスドライバーで少しだけフタを開ける補助に使いました。
この辺のテクニックは、何度か炊飯をしつつ身につけることができます。
お米1合に水180㏄の割合が基本ですが、ラージメスティンの場合水の量はどれ位が良いのかはこれから何度かテストしてみました。やはりリベットの下あたりがおいしく炊けました。レギュラーのメスティンではお米1合でメスティンのリベットの真ん中あたりまで水を入れるといい具合出した。
缶詰の炊き込みご飯を炊く場合は缶詰のスープ分の水を減らして炊くのがポイントす。
お米と水の関係の基本分量でもいいのですが、実際に炊いてみて何度もテストするのがおすすめです。理由は自分だけのオリジナルな炊き方が見つかるから!
参考に1合炊きの場合の方法を紹介します。この手順は2合炊きでも同じです。
イワタニは簡単で使いやすいバーナーです。メスティン炊飯にピッタリではないでしょうか!
まとめ
今回は車中泊で使うメスティンでも大きめのラージメスティンを紹介しました。
やはり大自然の中での車中泊では、炊いたご飯のおいしさはハンパではありません。たっぷり炊けるtrangiaのラージメスティンTR209はその期待に応えるものと期待しています。
実際に高原の車中泊で使う予定なので、後日改めてその使い勝手のレビューをご紹介します。