(最終更新2020年6月26日)
いまや車中泊時代へとまっしぐらの自動車業界。
人気があり、自動車メーカーはこぞって車中泊バージョンを投入しています。その一方でゆるぎない人気を保っているのが軽バンです。
その理由を探ってみました。
60年たっても変わらない、軽バンという車
なんのへんてつもない普通の軽バンです。軽ワゴンとは別物です。軽バンは仕事用に作られて仕事専用の軽自動車ですね。
軽ワゴンは、人を乗せる車ですから居住性は乗り心地や走行性能を重視します。
一方軽バンは仕事車ですから、いかに機動性が良くて、街中をきびきびと走り頑丈で荷物をたくさん積めるかが特徴です。
軽バンが日本に初めて出たのは1958年以降
軽自動車は、1958年に「スバル・360」の開発に成功した結果、軽四輪自動車が国民に爆発的に普及することになりました。
軽バンの存在理由
それが基になり貨物車の開発にも力を入れ、この過程で誕生した「軽トラック」や「軽ワンボックス」は日本の経済活動にとって欠かせないものとなった歴史があります。
軽バンは、日本経済上無くてはならないため60年程の歴史があるのです。
日本の狭い道をリーズナブルに多くの荷物を積んでキビキビ走る商用車として現在も同じスタイルで走っているのです。
軽バンの面白さは、広さです。
軽バンの特徴で一番の面白さは、外見以上に中が広いことです。荷台はセミダブルベットとほぼ同じサイズです。
荷台は、6畳間の1/4の広さです。内寸で180㎝×120㎝は確保できるのです。そしてフルフラットになるから、セミダブルベットそのものなのです。
頑丈なのです。
軽ワゴンと違うのは、商用車として過酷な使い方にも対応できる部品です。ボルトやタイヤ、ホイールまで一般車とは違うのです。まさにトラックです。
これっぽっちの装備なのに、なぜ人気が?
特別な装備が付いているわけではありません。車種によっては、窓は手動ですしオーディオはAMラジオだけだったり、室内の壁は鉄がむき出しだったりと、とてもシンプルです。
ここが魅力なのです。丁寧過ぎるくらいに各種装備が付いていると便利ですが、改造がしにくいのです。
シンプルであればこそ、自分好みな車内に改造ができるのです。さらに頑丈で安いのですから、一石二鳥な車です。
もちろん、車中泊ばかりではなく仕事に使う事がいつでも出来るのが特徴です。中古でも価格がそれほど下がらないのは、人気があり市場がおおきいからなのです。
最後は東南アジアで観光用に改造されて使われていたら、アメリカで人気がでていて、いまや日本の軽バンは人気が高いのです。
5~6年、車中泊で遊ぶなら「軽バン」の中古で重いっきりが、面白いです。50万円もあれば、日本一周ができる中古車が2年の車検付きで手に入ります。
100万円かけるなら、50万円を中古軽バンに、残り50万円を日本一周に使いますね~!
平成27年3月31日以前の中古車であれば、税金は年間4,000円です。普通車が30,000円前後ですから、いかに年間経費が安いかです。
男一人が車中泊で遊ぶには、もってこいの車です。
tabito(旅人)