車中泊を始めたばかりの方は、意外と見落としがちな「靴の置き場所」問題。
実は、この小さな工夫が雨の日などの車中泊の快適さを大きく左右します。
当記事では、私の10年以上の車中泊経験から、靴置き場の重要性と具体的な作り方をご紹介します。
車中泊における靴置き場の重要性

車中泊をしていると、車内と車外を何度も行き来することになります。
その度に靴を履いたり脱いだりする必要があり、この一見些細な動作が実は大きなストレスになります。
特に悪天候の日や、安全面を考慮する必要がある場所では、靴の履き替えをスムーズに行える環境が重要です。
靴置き場があると便利な3つの理由

雨天時でもサッと靴の履き替えができる
雨の日に車から出るとき、靴を履くためにドアを開けると車内に雨が入ってきてしまいます。
靴置き場が車内にあれば、ドアを開ける前に靴を履いておくことができ、雨に濡れる時間を最小限に抑えられます。
また、車に戻ってきたときも、濡れた靴をすぐに脱いで車内を汚さずに済みます。
プライバシーと安全性の確保
車中泊では、できるだけドアの開閉を減らすことがプライバシーと安全確保につながります。
車内に靴置き場があれば、外から車内が見えるような状況を作らずに靴の履き替えができます。
これは、特に夜間や人目が気になる場所での車中泊で重要なポイントです。
靴の管理が格段に楽になる
靴を車外に置く習慣だと、ひっくり返ってしまって履きづらくなったり、朝露で濡れてしまったり、最悪の場合紛失するリスクもあります。
また、車内から身を乗り出して靴を取る動作は、体に負担がかかり不便です。
車内に靴置き場を設けることで、これらの問題をすべて解決できます。
理想的な靴置き場の条件

車中泊用の理想的な靴置き場には、いくつかの条件があります。
スペースを取りすぎないこと、靴の出し入れがしやすいこと、そして汚れた靴を置いても車内が汚れないような工夫が必要です。
また、走行中に靴が飛び出さないよう、安定性も重要なポイントです。
コンパクトで使いやすい設計
限られた車内スペースを有効活用するためには、使わないときはコンパクトに収納できる靴置き場が理想的です。
折りたたみ式や引き出し式など、車種や使用状況に合わせた設計を考えましょう。
汚れ対策が施されている
靴は外で使うものなので、どうしても汚れや水分が付着します。
靴置き場には、取り外して洗えるマットを敷いたり、防水加工を施したりすることで、車内を清潔に保つ工夫が必要です。
自作の靴置き場の作り方

自作の靴置き場は、100均の材料でも十分作ることができます。
以下に、シンプルで実用的な靴置き場の作り方をご紹介します。
必要な材料
自作靴置き場に必要な材料は、プラスチックのケースや木材、防水シートなど身近なもので揃います。
車種や使用頻度によって最適な材料は異なりますが、軽量で丈夫なものを選ぶと長く使えます。
作成手順

まずはフロントシート下や後部のスペースを測り、そこに収まるサイズのケースを選びます。
次に、靴が安定して置けるよう、必要に応じて仕切りや滑り止めを追加します。
最後に、汚れ防止のための防水シートを敷けば完成です。
工具をほとんど使わずに作れる簡単な構造が初心者には特におすすめです。
使用上の注意点
自作の靴置き場を使用する際は、走行中に靴が飛び出さないよう、ケースの高さや蓋の有無を工夫しましょう。
また、定期的に掃除することで、臭いや汚れの蓄積を防ぎます。
日本縦断の旅で使った感想

青森から九州まで数回に分けて車中泊の旅をしてきました。
その時に、この靴置き場は大変便利に使えて重宝しました。
特に、隣の車が駐車しているときは、車外や車内の出入りでサッとドアを閉めたいものです。
特に雨の日は、靴を車外に出したり、取り込んだりするのですが、土砂降りでは傘が必要です。
そんな時に、濡れた靴やサンダルを履いたまま、車内にサッと入れた時は、我ながらその設計に感動しました。
雨に濡れるのは最小限で、ほとんど濡れることなく出入りできました。
まとめ
車中泊における靴置き場は、一見些細なアイテムですが、実際の生活では大きな利便性をもたらします。
雨天時の快適さ、プライバシーの確保、そして靴の管理のしやすさという三つの大きなメリットがあります。
自作の靴置き場を作ることで、あなたの車中泊ライフはきっと一段と快適になるでしょう。
材料費もそれほどかからず、DIYの初心者でも簡単に作れますので、ぜひチャレンジしてみてください。
快適な車中泊ライフのために、小さな工夫から始めてみませんか?
これは、おすすめの情報ですが、雨の日の傘はワンタッチでこのモデル ⇓ がいいです!理由は、サッと車内に入れるし、車内で靴を履いたら、ドアを開けてサッと出ることができます!

小さいサイズは、あまりおすすめしません。大きめがいです!
この傘はぼくも使っていますが手放せません。一本持っていると車中泊の旅では、その便利さを実感するはずです。
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