1,400年続く信州最古の別所温泉とは・・・
(投稿:2018年12月5日、更新:2019年5月19日)
車中泊で通った長野県の別所温泉。
スベスベになる。と聞いて
立寄りました。
別所温泉の泉源
地中から温泉が湧き出てくる場所を
「泉源」といいます。
1,400年続く別所温泉
別所温泉の泉源が記録されている歴史は古く、
825年(平安時代)に別所温泉の出現を
伝えたのが最初となっています。
それ以前は記録が無いようです。
明治時代には、年間22,200人も・・
明治14年には、別所温泉に
年間宿泊・入浴客数は22,200人あり、
5湯、28旅館があったと記録がありました
(*別所温泉財産区より)
別所温泉財産区
昭和31年4村合併
温泉財産は別所村の物という条件で合併に合意
それに伴い塩田町となり、
別所温泉財産区が設立されました。
別所温泉なぜこんなにすべすべになるのか?
標高570mの高地にある別所温泉。
車中泊の途中で別所温泉にある
日帰り温泉「あいそめの湯」
に入浴してみました。
泉温:50.6℃ 熱いです。
入浴料は500円。
まさに「すべすべ」!
平日だったのでゆっくりと入浴できました。
泉質は弱アルカリ性(PH8~9)
理由は、美肌になるという「別所温泉」
泉質に特徴がありました。
頂いた別所温泉説明書によると、
泉質は弱アルカリ性(PH8~9)
皮脂を溶かして古い角質層を柔らかくし、
毛穴の汚れをとったりメラニンを
分解したりとその効用により、
美肌になるそうです。
肌の活性化効果「還元性」
「地下から湧き出している
温泉水は「還元性」です。
還元性は美白や疲労回復、
老化防止に効果があるとされています。
湯船に到達するまで、
できるだけ肌を空気にふれさせず
「酸化」させないことも重要です。
ともありました。
「還元性」が理解できない
「日本温泉総合研究所」の
ホームページで調べました。
次の通りです。
『温泉にとっての「還元性」とは
「新鮮さ」に置き換えることができ、
温泉としての“品質”と“存在理由”の
証明に欠かせない要素の一つである
と考えられます。この還元性が、
私たちが入浴をする浴槽においても
源泉と比して大きく異なることなく
維持されていたとするならば、本来の温泉の効果・効能のみならず、
引用:「日本温泉総合研究所」
温泉らしさを堪能したり、
実感できたりすることにも
大いに期待が持てるというわけです。
https://www.onsen-r.co.jp/kangen/intro/
「還元系温泉」という5字熟語
「還元系温泉」という5字熟語は、
本制度の取り組みを始めた
2003年に当研究所が使い始めた造語です。
この5字熟語が意味することは、
浴槽における温泉水が
源泉の特性と比して大きく異なることなく、
浴用として合理的に提供されている
ことを示すものです。
源泉の特性が変化することなく
浴槽に供給されていると解釈しました。
それで「すべすべ」になったのですね。
おすすめです!
改めて「別所温泉」を調べてみて、
その歴史と効能を知ることができました。
おすすめ!別所温泉3ヶ所の共同浴場150円税込み
◆石 湯(いしゆ)真田幸村公隠しの湯
◆大師湯(だいしゆ)慈覚大師の湯
◆大 湯(おおゆ)木曽義仲ゆかりの葵の湯
● 営業時間:午前6時 ~ 午後10時
● 定休日:第2・4火曜日
● 入浴料:150円(税込)
● 駐車場あり(無料)
・TEL:0268-38-0243
テーマ写真
信州そば
おすすめの「おしぼりそば」
別所温泉の近くに美味しい
「おしぼりそば」がありました。
ユニークな店主の、
心意気が感じる信州そばです。
手打ちそば 三田村 石臼挽
〒386-1432 長野県上田市山田249
tabito(旅人)