車中泊【距離・日数別】必需品の選び方を解説

車中泊を楽しむための必需品

(投稿:2018年12月31日、追記・更新:2019年5月20日)

車中泊の距離と日数でスタイルと必需品が変わります。1泊2日の短期間の車中泊から1カ月を超える長期の車中泊までを例にして、車中泊スタイルとその必需品の選び方を解説します。

新潟県 糸魚川 能生にて。
新潟県糸魚川「能生」にて。

車中泊ほど楽しくワクワクするものはありません。

普段の生活から離れた「非日常」の車中泊。便利な必需品を揃える事は、車中泊の楽しさをアップします。

そこには様々な出会いと体験が車中泊には待っています。

車中泊の車内は狭いけど楽しさは限りない。

車中泊で必要なのが車です。大型車から軽自動車、あるいは自転車や原付バイクで車中泊されている方もいます。

ここでは、軽バン(商用貨物車)での車中泊スタイルを参考にご紹介します。

軽バンは軽自動車なので小回りが利いてとても便利です。普通は日常生活で使えますから、特別な外見ではありません。

しかし、車中泊では軽バンは一変します。軽バンの後部のバックドアをオープンにして海を見ながらコーヒーを飲んだ時など最高のコッテージとなるのです。

石川県能登半島にて
石川県能登半島にて

小さいからこそ、簡単に手に入り、車中泊用に簡単にカスタマイズ出来て、お金もかかるません。

車中泊の夢をかなえてくれる乗り物なのです。

高速道路は使いません。途中の車中泊の情緒が無くなり目的地への到着するために走るだけになってしまうからです。

それでは、面白くありません。車中泊は「全て下道」の経験から必需品をご紹介いたします。

車中泊の必需品を分類

車中泊を楽しくするには、必需品をどの様に選ぶかで楽しさが大きく違ってきます。車中泊の日数に応じて必需品はなにかを20年の車中泊の経験から解説します。

車中泊の日数でかわる必需品

車中泊は概ね以下のタイプに分かれます。

週末や祝日を利用した短期間の車中泊、1カ月以上をかけた車中泊。日本一周を目指す車中泊などです。


車中泊(その1)近距離と必需品

日数:1泊2日~2泊3日 
距離:往復200㎞~400㎞

多くの方はこの日数から車中泊を始めているようです。

往復200㎞~400㎞辺程度の車中泊が一般的です。

理由は、持ち物を忘れても何とかなる。1泊、2泊の期間で、たくさん楽むためにBBQセットや鍋の必需品等を詰め込みます。

しかし、一時的なので必需品が多くても多少の不便はしのげるからです。

静岡県 ふもとっぱらキャンプ場
静岡県 ふもとっぱらキャンプ場

キャンプと車中泊をセットしたハイブリッドタイプもこんな日程です。非日常を楽しむには十分な車旅です。

この日程であれば好みで好きなものをたくさん積んで楽しみましょう。

オートキャンプであればBBQセット、テントも予備に積んで普段使っている食器やガスコンロ、イス、テーブルなど楽しみに合わせて持参します。

クーラーボックス+氷は工夫で夏でも3日は持ちます。

近距離の車中泊必需品リスト

食事関連
カセットコンロ又はガスバーナー
鍋又はコッヘル、調味料
クーラーボックスに氷。
箸、フォーク、皿
ガスライター、ペーパータオル
折りたたみテーブル
食料、ペットボトルの水・・・

就寝・着替え関連
布団・毛布(又は寝袋)
マット、エアーマクラ
着替え

生活用品
スマホ、トイレットペーパー
洗顔用部、タオル
温泉セット
ごみ袋、保険証、薬・・・

趣味関連
カメラ、PC、充電用バッテリー
DVD、釣り道具・・・


車中泊(その2)少し遠方と必需品

日数:3泊4日~6泊7日
距離:1000㎞~1500km

4日以上の車中泊は、車旅にも少し慣れてきた方ですね。距離は1000㎞~1500kmへの車中泊の旅となります。

忘れ物も何とかガマンするか調達で乗り越えられます。

例としては東京ー青森間の旅。或いは東京ー能登半島の旅・・・

地方のスーパーで美味しく新鮮で安い食材やお弁当も手に入ります。初心者でも無理なく楽しめる距離と日数です。

292号 志賀草津高原ルート 渋峠(2,172m)
長野県 292号 志賀草津高原ルート 渋峠(2,172m)

基本食べ物は現地調達が始まります。クーラーボックス+氷(時には冷蔵庫)
お風呂セットなど生活用の必需品はシンプルになってきます。

着替えも4泊程度なら日数分を持参します。荷物が少なくするためにコインランドリーを利用します。

少し遠方の車中泊
必需品リスト

食事関連
登山用ガスバーナー、コッヘル
調味料、料理ハサミ、
クーラーボックスに氷。
箸、フォーク、皿、ガスライター
ペーパータオル、水用ボトル、魔法瓶・・・

就寝・着替え関連
寝袋、マット、エアーマクラ
着替え(3日分・コインランドリ―利用)

生活用品
スマホ、トイレットペーパー
洗顔用部、温泉セット
ごみ袋、保険証、薬、日本全国地図・・・

趣味関連
カメラ、PC、WiFi ルーター等、
充電用バッテリー、
趣味や遊び道物は少なくなる・・・


車中泊(その3)遠方と必需品

日数:1週間~3週間
距離:2000㎞~6000㎞

一週間を超えてくる車中泊車中泊の必需品のスタイルが変わってきます。観光を取入れたり一カ所に数日滞在したりだんだん遠くまでの旅となります。

オイル交換やタイヤの調子など点検も必要になってきます。

たまにはビジネスホテルで体調管理や調整をする場合もあります。

日本本土最南端 九州 佐多岬

必需品は、6泊7日程度の車中泊と似ています。

しかし、おおきく違っているのは極力コンパクトでシンプル。そして食料をはじめ生活用品等は現地調達で処理する方法に変わってきます。コインランドリーが大活躍します。

九州の旅でお世話になったランドリー。
九州の旅でお世話になったランドリー。使い方をおそわりました。

生活は、完全にシンプルになってきます。運転での疲れで料理を作るという毎日の作業が面倒になってきます。

さらに食器を洗ったりゴミの処理等を考えると、だんだんシンプルになります。生きるための必需品に少しシフトしてきます。

テレビ・ラジオも無いと寂しくなってきます。

遠方の車中泊必需品リスト

食事関連
登山用ガスバーナー、コッヘル
調味料、料理ハサミ
箸、フォーク、皿、ガスライター
ペーパータオル、水用ボトル、魔法瓶・・・

就寝・着替え関連
寝袋、マット、エアーマクラ
着替え(3日分・コインランドリ―利用)

生活用品
スマホ、テレビ・ラジオ、
トイレットペーパー、洗顔用部
温泉セット
ごみ袋、保険証、薬、スリッパ、カサ
日本全国地図(計画・予定作成で必要) ・・・

趣味関連から必需品へ
カメラ、PC、WiFi ルーター等
充電用バッテリー、
カー冷蔵庫、ポータプル電源
趣味の道具は少なくなる・・・


車中泊(その4)長期間と必需品

日数:1カ月以上
距離:6,000㎞~2万キロ越え

本格的な車中泊となり日本一周。東京―九州―四国、東京―東北ー北海道一周等と長距離の車中泊となります。3か月に及ぶ車中泊をされている方も見かけます。

必需品は大きく変わってきます。途中でタイヤ交換やオイル交換も数回に及ぶこともあります。

現地調達が原則となってきます。宅配も旅の途中のコンビニで受け取ったり、
車中泊が日常生活の場となったきます。

累計20,000kmの車中泊で使った軽バンの車内。
累計20,000kmの車中泊で使った軽バンの車内。

2019年に計画しています。軽バンという狭い空間で1カ月を超える生活をしながら車中泊を続けるのです。サバイバルな宇宙飛行の様でなんとも言えないロマンを感じます。

この車中泊では、極力シンプルに長続きできる様に必需品も再検討して計画をしています。

電力はソーラーシステムは、九州までの車中泊でも活躍ました。

長期の車中泊必需品のリスト

食事関連
登山用ガスバーナー、コッヘル、
調味料、箸、料理ハサミ、フォーク、皿、
ガスライター、ペーパータオル、
魔法瓶・・・
食品は全て現地調達。

就寝・着替え関連
寝袋、マット、エアーマクラ、
着替え(3日分・コインランドリ―利用)

生活用品
スマホ、テレビ・ラジオ、
トイレットペーパー(トイレにない時用)、
洗顔用品、温泉セット
ごみ袋、保険証、薬、スリッパ、傘、
日本全国地図(計画・予定作成で必要)・・・

趣味関連から必需品へ
カメラ、PC、WiFi ルーター等、
カー冷蔵庫、ポータプル電源
充電用バッテリー、ソーラー関連・・・


車中泊で使わなかった必需品一覧

今迄に持参して使わなかった必需品あくまでも個人の感想です。

家庭用カセットコンロ
車内の格納場所に困った。

鍋、フライパン
オートキャンㇷ゚の時だけ使った。

釣り道具
全くやらなかった。やる気力がなかった。

テント・タープ
テントを張るのは1泊2日~2泊3日のオートキャンプだけでした

5L水ボトル
ペットボトルと2Lと0.5Lの魔法瓶が便利だった。

折りたたみイス
長期の車中泊の旅では外で座る事がなかった。

DC-ACコンバーター
車中泊で、100Vを使うことが無かった

ナイフ
料理ハサミが良い。まな板と包丁がわりになる。

大きなランタン
小さなLEDランタンが活躍。大きいのは車内で明るすぎる。

まとめ

これから車中泊を始める方には、1泊2日の短期間で体験して少しずつ長めの計画をして経験をつむと、必需品が見えてきます。

実際に用意して便利だった必需品を書きました。

100人いれは100のスタイルがあります。オリジナルな車中泊スタイルを考えて楽しんではいかがでしょうか。

但し、近距離でも遠距離でも車中泊で重要なのは安全運転と車の整備です。必ず守らなくてなりません。

スマホの電波が届かない山中の峠越えで故障したりガソリンが切れ・パンクしたりと想定外の事態も発生します。

昨年、秋田県の山中でガソリンスタンドが無くひやりとしました。

途中、山中に1件あったのですがカードが使えないとのことで断念、熊が出るところなので恐怖を覚えた事がありました。

備えあれば患いなしといわれますが、是非出来る限り考えて車中泊を楽しんで行きましょう。

追記:2019年5月20日

このブログ記事を更新しました。必需品と写真を追加して記事をまとめました。

軽バンを買ってマイナーチェンジ。車中泊は1年半で20,000㎞になりました。北海道の稚内を除きほぼ日本を車中泊で回りました。

改造や工夫をするにしたがってどんどんシンプルになっていくのです。シンプルな車内は、使いやすく、自由なのです。

作り付けにしなかったのはその為です。

身軽な装備と必需品で、車中泊をするのはとても、ワクワクします。

ミニマリスト的な車中泊をこれからも楽しんでいきたいと思っています。

tabito(旅人)

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