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車中泊でお湯を沸かす3つの注意点とは

車中泊の情報
この記事は約5分で読めます。

車中泊で、お湯を沸かす。
そこには、大きな危険性が潜んでいます。

お湯を沸かすのが危険なのでしょうか?

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車中泊でお湯を沸かすって簡単じゃないの?

車中泊をはじめて経験される方は、
「車の中でお湯を沸かすのは簡単ですよね。」
と感じているのではないでしょうか。

車中泊で駐車中に、
やかんや鍋に水をいれて、
カセットコンロに火を着けて
沸かすのですから、
とても簡単ではないか思います。

そこに見過ごすことのある
危険性が潜んでいるのです。

今さらお湯を沸かす解説がなぜ必要なのか?

車中泊では、車内で火を使う時があるからです。

車中泊や休憩では
道の駅や公園駐車場を利用します。

その施設では一般的に
車外では火が使えないのです。

結果、車内でお湯を沸かして
コーヒーやお茶を飲むことになります。

狭い車内で火を使うのですから、
注意しないと
「車両火災」・「爆発」に発展する
危険性が潜んでいるのです。

車両火災の原因

ついでなので
車両火災の原因を並べてみました。

こんなことが火災に
つながるのかと驚きます。

知らないと危険なのです。

車内に置いたもの

車内に置いた水を入れたペットボトル。

凸レンズとなり太陽光を集めて
周りのものに引火し
車両火災に発展したことが
報告されています。

飾りやグッズを
フロントガラスに
透明吸盤で取付た時です。

吸盤が凸レンズ効果となって
太陽光が集光され、
部分的に高温箇所を作り出し
火災に発展することがあります。

フロントガラスにグッズ等を
取り付けるのは、
厳密には道路交通法台55条で違反に
抵触する場合があります

車内に置くものは注意が必要です。

車両の整備不良

整備不良から
燃料やオイル漏れに起因するもの
エンジンルーム内へのウエスの置き忘れ
バッテリーのターミナルの緩みからのスパーク

発火の危険性が高まり火災になることもあります。

車中泊や仮眠中の火災

エンジンをかけたままで
仮眠しているときに、
無意識に間違ってアクセルを
踏み込んだことでエンジンが高回転。

空ぶかしを続けてしまい
高温となり、
車両火災の原因になることもあります。

車内でスプレー缶を使うのは要注意

車両火災や爆発事故で
後を絶たない原因が、
「スプレー缶」と「タバコ」です。

この危険性を本当に知らない人がまだ多くいるのです。

冷却スプレーや防虫スプレー等の危険性

夏の時期には、
「冷却スプレー」「虫除けスプレー」などを
車内で使うことは、
とても危険を伴う行為です。

車内でスプレーを使った時は、
ドアを開けて十分に換気する必要があります。

JAFでは
「車内冷却用スプレー使用後の注意点」
に関して紹介さしていますので
下記引用を参考にして下さい。


車内冷却用スプレー(火気厳禁スプレー)使用後の注意点
POINT
可燃性ガスを使った冷却スプレー缶による、車内火災や爆発が増加。
スプレー後は車内を十分に換気し、高温の車内に缶を放置しない。
可燃性ガスを使う製品は注意書きを熟読し、取り扱いに注意する。

引用:JAF 車内冷却用スプレー(火気厳禁スプレー)使用後の注意点


車中泊でお湯を沸かす3つの注意点

ここで紹介した
車両火災の原因の中で、
「カセットボンベ」に使われている
「可燃性ガス」が引き起こす
火災・爆発の危険性が高くなっています。

説明したように、可燃ガスが入っている
「冷却スプレー」「防虫スプレー」

そしてお湯を沸かすため
「カセット ボンベ 」。

取り扱いは特に注意が必要です。

(1)十分に車内換気をする。

車内活気バックドア利用
窓とバックドアを開けてロックして換気することもあります。

車中泊や休憩では、
車内換気を十分に行いながら、
火を使いましょう。

バックドアを開けて換気
可能な場所で、十分に換気しましょう。

車内に可燃性ガスが
少しでも残っていると
爆発の可能性が高くなり
とても危険です。

万が一ガスが漏れていた場合は、
ライターや電気系統のわずかな
スパークやショートから出る火花が
着火原因ともなります。

(2)車内でカセットボンベの着脱時のガス漏れ注意

カセットコンロや
登山用ガスバーナーには
カセットボンベをセットして使います。

上手くセットできないとガスが車内に漏れてしまいます。

換気せずにコンロに着火したときに
残留ガスに引火し
爆発する危険性があります。

カセットコンロのカセットボンベには、
ガスに臭いがついていますので、
臭いが無くなるまで換気してから、
改めて火を着ける慎重さが必要です。

(3)周辺への引火

カセットボンベを利用して
バーナーでお湯を沸かす時には、
バーナーの周りに燃える物が無いか
確認してから着火しましょう。

また、ガスコンロやガスバーナーの下面は
かなり熱くなり、
場合いよっては引火の恐れもありますので、
ステンレスやアルミの様なトレーの上で
使う事をおすすめいたします。

使い終わったバーナーは
熱が取れるまで、
安全なスペースで冷ましてから
収納しましょう。
熱いまま無造作に収納して
火災に発展することもあります。

カセットボンベの取り扱いについて

(ポイント1)
カセットボンベを40度以上になる車内等に置かない

(ポイント2)
カセットボンベは直射日光のあたる車内など
高温になる場所には置かないでください。
カセットボンベが過熱され、
爆発などのおそれがあります。

まとめ

車中泊や休憩でお湯を沸かすのには、
この様に大変危険が伴います。

できることなら車内では
火を使わない方がベターなのです。

やむを得ず火を使う場面では、
可燃性ガスによる
火災・爆発の危険性が伴うので
十分換気をして
周りのものに引火しない様に
注意して使用しましょう。

tabito(旅人)

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