車中泊の旅で使っている自動車。3~4年で新車に乗り換える方法もあれば、ずっと長く乗り続ける方法もあります。日本ではどれ位で自動車を売却するのでしょうか? 調べてみました。
海外と日本の違い
日本には車検制度があります。初年度3年、次から2年での車検です。海外のは車検制度がありません。日本特有の制度で、これが買換えを速めている可能性があります。
日本の中古車は、基本的に海外ではピカピカの車なのです。相当贅沢に乗っているのが日本市場の車です。
海外で車のメンテの考え方は、乗れるまで自分でメンテして乗ることが出来る点です。日本では、車検制度があるので自分でメンテすることは殆どありません。
ガソリン車の場合、新車登録から13年経過時点で自動車税、自動車重量税ともに15%の割増となります。
さらに18年経過すると自動車重量税が50%程度割増と負担が大きくなるので、乗り換えを考えてしまう要因かもしれません。
タイの車検
タイトルの写真は、タイ・バンコクで走っている軽自動車です。中古の車ですが、絶好調なのです。
タイでは、新規登録を初年度として7年目から毎年車検を行わなければ納税ができない仕組みになっています。
日本の車検とは違い、外観の装備などはまったくチェックされず、ローラーにタイヤを乗せ、エンジン状態やブレーキ、サスペンションを簡単に確認する程度の軽い物です。所要時間は約5分程度なのです。
平均使用年数の調査
乗用車(普通車)平均なのですが、結構長く乗っているのですね。この調査の1998年度から10年ごとに比較してみました。年数が伸びていますね。
平均使用年数 10年ごとの比較
1998年度:9.44年
2008年度:11.67年
2018年度:13.24年
データ:自動車検査登録情報協会
一般的な乗り換え時期
日本では走行距離が10万キロ~15万キロで、使用年数が10年~13年間あたりが距離と耐用年数と考えているのではないでしょうか。
試しに軽バンを査定してみた。
走行距離10万4千km。年数8年です。査定先は、カーネクストです。
軽自動車の廃車手続き料金
廃車には、4~6万円程、費用がかかるようです。海外への売却等をするためこれらの廃車費用をゼロにしても、採算が取れる様です。
カーネクストは店舗を持っていないので、全国の自動車関連会社と提携していて、実際は地元の会社が対応しているようです。
廃車手続き代行費用 1万円前後
レッカー費用 2~3万円(引取場所までの距離による)
解体費用 1~2万円
費用合計 4~6万円
出典:カーネクストホームページ
査定結果
電話でオペレータの方と話しました。車種と年式ですぐに査定開始です。
セロ円でした。
古いお車ですね。とういうことで、結果0円となりました。廃車手続きからレッカー搬送代もすげて含めて、40,000から60,000円かかるところが0円です。
どう判断したらよいか、わかりませんがそんな感じです。
まとめ
いづれにしても世界標準から言えば、日本の車は中古車でもピカピカの高級車なのですね。
5万キロより4万キロの方が、高額で売却できるし、5年よりも3年目の方が高く売れるのは、やはり日本の特徴なのですね。
tabito(旅人)