現役時代が終わりを迎えるころ、人はひとり旅に出かけたくなるものです。
もし車が乗れるなら車中泊でひとり旅をするのはどうでしょうか？
そこで今回は60代が車中泊で人生を再発見できるメリットを紹介します。
一度でも車中泊をしたならば、元気が蘇ってきます！
車中泊のひとり旅とは？
仕事に追われた現役時代は逃げ場もなく、日々目標に向かい戦い続けたのではないでしょうか？
そして、先頭を走ってきて目の前にゴールが見えてくると不安にもなるものです。
そんな時に、なぜか人はひとり旅に出かけたくなる。
ひとり旅で解放されたい思いと、なにかこの先の人生にむけ新しいことが見つかるかもしれないという期待感もある。
ひとり旅をしたくなる時期が60代前後なのかもしれません。
実際ぼくも60代になることから車旅をしたくなったことは間違いありません。
車中泊のひとり旅で人生再発見！
車中泊でひとり旅をする魅力は、だれも邪魔する人はいないこと。
自分一人だけの旅だし、たとえスケジュールが思い通りにいかなくても、なんの問題もない。
いたって気軽な旅だし、泊まるのは車だから、予約もいらない。
車の中を自由に使い、一人だけの旅を楽しめる魅力があるのです。
実は、このひとり旅は60代になると意味合いが若いときとは変化してきます。
理由は、人生の成長期を終え、坂道をがんばって上り、てっぺんから一気に下り駆け降りる時期だから、考えも当然変わります。
この先の人生をどう生きればいいのか？
そんな、課題を突き付けられるのも車中泊のひとり旅だから。
真正面から自分のこれからの人生と向き合う車中泊の夜はあっという間です。
その時、初めてゆっくり人生を再発見したときだと思っています。
車中泊のひとり旅で60代が元気になる秘訣
ぼくは軽バンとコンパクトカーで車中泊のひとり旅をしてきました。
実は初めのころは軽バンにこだわっていて、改造して自分の部屋を作る楽しみに暮れていました。
しかし、何万キロも日本縦断の旅をすると、車のこだわりは消えていました。
どんな車でも、寝にくくても、そこにはそこにだけある車中泊の思い出があるのです。
狭い車中でこそ、頭を縮めて飲んだことも思い出です。
車中泊の夜、特に大自然の中ではなぜか人が少ないから、自分だけの世界になります。
そこで飲みながら一晩過ごすのですが、そこには今までお世話になった方や、家族、頑張った自分などが走馬灯のように思い出されるのです。
そして、夜明け近くになり空が白々しくなるころ、なぜか元気になっている自分に気が付きます。
さあ、これから頑張ろう！そんな元気が身体の底から湧いてきます。
そこで、飲んだコーヒーはとってもおいしかったことを今でも思い出されます。
あれから時間は過ぎて、振り返ると、あの時初めて車中泊で得た実感は、いまの元気の源になっていることです。
冷静に自分と向き合うことができた車中泊のひとり旅だからのメリットだと思います。
車中泊のひとり旅で60代が元気になる（まとめ）
車中泊がだんだん厳しくなっている時代ですが、まだまだマナーを守れば可能です。
60代という節目の人生では、車中泊を利用してひとり旅をする魅力が溢れています。
ぜひ1泊だけでもチャレンジしてみるといいですね！
これだけはぜひお持ちください。
