車中泊の旅をしていると、おいしい湧き水に出会うことがあります。
都会ではめったに見ることのできない「湧き水」。
透明でこんこんと絶え間なくあふれ出る湧き水。
「水って、こんな風だったんだ・・・」
と深く自然の恵みに感動します。
絶え間ない水の流れがとっても不思議でしかたがありません。
水道みたいに止まらないのですから・・・
ひとり旅では、湧き水で飲む朝茶が車中泊ならではのおいしさがあり、それが楽しみ。
日々の生活の中では、決して味わうことのない大自然の恵みが「湧き水」なのです。
車中泊の旅で出会う湧き水
気が付かなければ通り過ぎてしまう「湧き水」がある。
時には来た道を10kmも戻って、貴重な湧き水を汲むこともあります。
長年の時間とともにコケがきれいに彩を添えている。
つめたくてきれいな湧き水は、見ているだけで時間が過ぎ去っていきます。
おいしいお米とおいしい水と気候から、おいしいお酒が飲める会津地方の湧き水はおいしい。
あの白川郷をめぐっていた時に出会った湧き水。
小道の横に、こんこんと絶え間なく豊富な水が湧いてくる。
こんなにきれいな水が出てくるのが不思議なのです。
忘れ去った自然の湧き水は、心が癒されます。
生活用水に湧き水がつかえるのは、すごく贅沢な恵み。
薬品で消毒して安全にした水道水を飲んでいると、湧き水にはなんともいえない味わいがあるのです。
それは自然界のミネラルのせいなのでしょうか・・・
湧き水が豊富な大分県で出会った古からの銘水「万葉の水」。
この水は絶品だったのです。
特に朝茶を入れて飲むとどれだけおいしいかが実感できるのです。
車中泊での朝茶は湧き水で飲みたいものです。
車中泊で飲む朝茶で一日の無事を祈る
車中泊のひとり旅は、なにが起こるか分かりません。
今までの無事とこれからの旅の道筋での安全を祈り、朝にはお茶を飲むことにしています。
お茶を飲むと落ち着くのです。特に湧き水で入れたお茶のおいしさがさらに身もこころも癒してくれます。
「朝茶はその日の難逃れ」と言われています。
朝、お茶を飲むと災難よけになると昔から祖父たちに教わってきました。
また朝茶は、幸運が訪れる、その日に良いことがある、朝のお茶は体に良いのです。