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50万円で見つける!中古軽バンの選び方と購入時のチェックポイント

軽バン車中泊改造
この記事は約11分で読めます。

軽バンはその手軽さと利便性から、個人やビジネス用途で幅広く利用されています。

特に中古市場では、多様なモデルが手頃な価格で手に入るため、予算を抑えつつ利便性を追求したい方にとって魅力的な選択肢です。

中古軽バンを選ぶ時には、具体的に何をチェックすればいいのでしょうか?

この記事では、中古の軽バンを選ぶ際のポイントと、特に50万円前後の価格帯で購入する際の注意点について詳しく解説します。


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軽バンの魅力とは?

軽バンは、小回りが利くサイズ感と荷物をしっかり積める収納力が魅力です。

  • 荷室の広さ:軽自動車の規格内で最大限のスペースが確保されており、引っ越しやアウトドアにも対応可能。
  • 燃費性能:コンパクトなエンジン設計により、燃費が良くランニングコストを抑えられます。
  • 税金や保険が安い:軽自動車ならではの低コストで維持できます。
  • 多目的用途:日常の買い物から趣味、仕事まで幅広いシーンで活躍。

特に中古車なら新車価格の半分以下で購入できることも多く、コストパフォーマンスに優れています。


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中古の軽バンを選ぶ際のチェックポイント

中古車はそれぞれの状態が異なるため、しっかりと確認することが重要です。

1) 年式と走行距離のバランス

84,000㎞で購入 100,000㎞でもまだまだ走る
  • 走行距離:軽バンの寿命は一般的に10万キロ以上と言われていますが、10万キロ未満が理想的。ただし、定期的に整備されていれば、10万キロ超えでも問題ない場合があります。
  • 年式:5–10年落ちの車両が50万円前後の価格帯に多いです。あまり古いと部品交換が必要になる可能性が高まります。

2) 修復歴の有無

  • 修復歴がある車両は安くなりますが、構造部分に問題がないか慎重に確認する必要があります。
  • 修復歴の詳細を販売店で確認し、安全性に影響がないか確認しましょう。

3) 整備記録簿と車検の状況

  • 整備記録簿があれば、過去のメンテナンス履歴が分かり、安心して購入できます。
  • 車検が近い場合、購入後に追加費用が発生する可能性があります。

4) 車体の錆と内装の状態

  • :特に車両の下回りやドアの端、エンジンルーム内をチェック。
  • 内装:汚れや破損がないか確認し、実際に使用する際に快適に使えるか判断します。

5) エンジンや機械系の状態

  • エンジン音に異常がないか、試乗して振動や操作性をチェック。
  • ブレーキやサスペンションの動作も確認します。

6) 燃費性能

  • 長期的なコストに直結するため、カタログ値だけでなく実際の使用者のレビューも参考にしましょう。

50万円前後で購入する際の注意点

この価格帯はコストパフォーマンスが高いですが、以下の点に特に注意してください。

1) 購入先の信頼性

  • ディーラー系中古車販売店:保証が付くことが多く、安心感があります。
  • 一般中古車販売店:価格が比較的安い場合がありますが、アフターケアが手薄な場合も。
  • 個人売買:価格は安い場合がありますが、整備状態や保証が不明なためリスクが高いです。

2) 保証の有無

  • 保証付きの車両を選ぶことで、購入後のトラブル時に安心です。
  • 特に50万円前後の車両は、保証があることで修理費用を抑えられる可能性があります。

3) 消耗品の状態

  • タイヤの溝、バッテリー、ブレーキパッドなどの消耗品が購入時にどれくらい残っているかを確認。
  • 交換が必要な場合、追加コストを見込む必要があります。

4) 車両の相場を知る

  • 同じ価格帯でも年式や走行距離が異なるため、複数の車両を比較してコスパの良い選択をしましょう。
  • オンラインで相場を調べておくと交渉がしやすくなります。

軽バン購入後のメンテナンス

購入後のメンテナンスを怠ると、維持費がかさんだり安全性が損なわれる可能性があります。

1) 定期点検の実施

  • オイル交換、タイヤ交換、バッテリー点検を定期的に行いましょう。
  • 消耗品は早めに交換することで、故障リスクを減らせます。

2) 錆対策

  • 車体の洗車を定期的に行い、特に冬場は融雪剤による錆を防ぐためのケアが必要です。
  • 防錆スプレーやコーティングの利用も検討しましょう。

3) 燃費管理

  • タイヤの空気圧を適正値に保つことで燃費を向上させることができます。
  • 不要な荷物を積まず、車体を軽く保つことも効果的です。

中古軽バンの活用シーン

中古の軽バンは、さまざまな用途で活躍します。

  • 仕事用:商用車として荷物の運搬や配送業務に最適。
  • アウトドア:キャンプや釣りなどのアクティビティに便利。
  • 日常利用:買い物や通勤、家族とのお出かけにも十分対応できます。

50万円前後の軽バンは、価格以上の価値を提供してくれることが多いです。


中古で軽バンを購入した体験談

今体験談は、2019年に執筆した内容を、できるだけ現在でも役立つようにリライトしています。

以下、参考にしてください。

走行距離84,000Km中古の軽バンは安心なのか・・・

ぼくは釣りやキャンプ、ドライブ等での車中泊経験は20年近くになります。

殆どが1泊~2泊程度の車中泊が中心で距離も100㎞~200㎞の近距離でした。

日本一種を目指すため、長期の車中泊と長距離走行に耐える車を選ばなくてはなりません。

実際この軽バンで半年間に北海道、四国を除く日本各地を快調に走りました。

ぼくが、中古の軽バンを選んだ経緯を紹介して、これから考えている方の参考になればと考えています。

日本一周を目指すための軽バン

仕事のリタイアを機に、本格的に日本全国を車で旅行しようと思いました。

乗用車は1台あるのですが女房の専用車です^^

そこで、「これからの人生でまだ動ける今こそ自分専用の旅用の車を買おう!」

と決意しました。

大型のキャンピングカー(キャブコン)から軽キャンピングカーまで検討しました。

予算は200万円程度を考えていました。

実際の新車キャンピングカーは装備にもよりますが、キャブコンでは500万円前後で軽キャンピングカーでも250万円前後はします。

これは手が出ない!

中古軽バンを選択した理由

それなら、安い中古の軽バンにして余った予算は旅行にあてたら良いのではないかと思い、軽バンの室内をDIYする道を選び改めて車を探しました。

軽自動車税が安い。

普通車が都道府県に納めるのに対して、軽自動車税は各市区町村に納める地方税です。

軽自動車税で、登録された日付により税額が違います。

また、初期登録から13年経過すると税金も変わります。
(2024年12月時点)

平成27年4月1日以降に新規登録された新車については新税率が適用されます。

用途新税率旧税率重課税率
自家用乗用10,800円7,200円12,900円
自家用貨物5,000円4,000円6,000円
事業用乗用6,900円5,500円8,200円
事業用貨物3,800円3,000円4,500円
2024年12月時点

平成27年3月31日までに登録した車両は新規検査(はじめて車両番号の指定を受けた年月)から13年経過するまでは旧税率のままです。

 新規検査から13年を経過した車両については重課税率が適用されます。

自分の選んだ中古軽バン(4ナンバー自家用軽貨物)は、平成23年新車登録なので年間4,000円です。

税金はかなり安いです。車検は自家用なので2年間です。

13年経過後には6,000円になります。その時生きていれば76才なので、車旅は限界でしょう・・・

ハイトワゴンと軽バン(商用貨物)の違い

最近の軽自動車スタイルで「N-BOX」のような「スーパーハイトワゴン」があります。

これはエンジンが運転席の前にあり、前輪駆動を採用していて5速AT、ターボ車などのグレードもあり乗り心地が良く軽自動車では大変人気となっています。

軽バン(商用貨物)」とはなにか?

軽バンといえば商用貨物車です。乗用タイプの5ナンバーとはどこが違うのでしょうか?

軽バンの商用貨物について解説します。

軽バンは「商用貨物車」なので、過酷な使用でも丈夫

軽貨物車両は、5ナンバーの乗用タイプとは別ものと思った方がよいです。

部品のボルトから貨物用の丈夫なもので構成されています。荷物を運ぶために特化した車です。

第一にエンジンの場所が違います。

宅配業者が使っている軽自動車で、エンジンが運転席下にあるタイプの「キャブオーバー型」やリアシート下に置く「ミッドシップ型」です。

このスタイルは、後輪駆動のFR(フロントエンジン リアドライブ)、又はMR(ミッドシップエンジン)の方式です。

いずれも後輪駆動です。理由は、「広い室内空間の確保」「機動性」を確保するためです。

後輪駆動はドリフトが出来るくらいハンドリングが軽いです。

タイヤとホイールが違う

トラック専用でホイールは鉄製

乗用タイプの5ナンバーとは違い、4ナンバーの商用貨物バンです。

初めてこの車を担当しているエンジニアから聞きました。小さくてもトラックで貨物なのです。

タイヤはトラック専用でホイールは鉄製です。

荷物の重さや衝撃に耐えられるように出来ているのです。

この鉄のホイールはアルミホイールの様に中々手に入りませんし、アルミより高価かもしれません。強く頑丈なのです。走るとうるさいです。

車検も指定のホイールとタイヤ以外は通りません。

それだけに貨物の安全性が確保されている足回りなので、サスペンションも固めに設定されています。

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中古の「軽バン」走行距離84,000Kmの購入ポイント

軽バンで選んだのは中古車です。

それも84,000㎞も走りこんだ車両なので、結構疲れているのです。

しかし、走りこんだ車だからこその魅力もあります。

どんな軽バンなのか紹介します。

車種:クリッパーバンDX(u71v)平成23年新車登録

改造前の納車時点の写真です。

納車直後で未改造

(1)価格が税込み45万円。車検2年付き(相場)予算内。

(2)もともと運送会社(宅配)の車だった。

(3)走行距離が長かった。5年間で84,000Km。年間約16,000km

(4)車の底やエンジンルームがとてもキレイだった。

(5)整備手帳の記録がしっかりしていて、事故歴が無かった。

(6)内装は、壁・床とも鉄板がむき出し(貨物だから)でキズが多かった。

(7)ボディ外面は傷だらけで、主に荷物の出し入れでの傷だった。

中古軽バンの魅力的なポイント

担当エンジニアの説明では、この手の車はエンジンがシンプルで手入れさえすれば20万キロ超えも普通にあるそうです。

運送会社の車で傷だらけなのは、しっかり仕事をした証拠であること。

整備がしっかりされていた証拠が各所に残っていました。

オイルも4000Km付近で交換されていました。

エンジンルームを見れば経年劣化や整備状況も分かり会社の姿勢が表れますね。

整備され毎日走った車だと分りました。

エンジンの調子

エンジンは滑らかに回っています。車は走れば走るほど快調になり、乗り手の特徴に合わせて変化すると体感しました。

昨年11月から7月まで信州・北陸・東北などへ計12,000Km走りました。

10月には千葉県から日本海を経て九州の最南端「佐多岬」往復3,770Km いずれも1日平均300Km走り、峠でもエンジンは力強く快調でした。

ボディ周り

運送会社時代にコーティングしたようだ。1年間水洗いだけで済んでいます。

またフロント、リア、サイドミラーは撥水処理されていました。

運送会社が洗車の省力化でやったのかな・・・

内装・インテリア

天井だけモールが張られていて、それ以外はトラックの荷台のようです。

つまり、改造がしやすかったといえます。

ドリルで穴を開けたり、ボディ内側に直接加工する時はとても楽でした。

軽バンは取り回しが楽です

後輪駆動なので、小回りが利きます。下道での渋滞による発進停止の繰り返しや細い道やカーブでのストレスはほぼ感じられません。

仕事車なので座席の横幅がドライバー側が広くとられていて、目線も高いので夜の対向車のライトにも楽に運転ができます。

あえていえば、貨物でタイヤ・ホールが丈夫でサスペンションも硬いので乗り心地は乗用車タイプよりも、ごつごつした感じです。

荷物が350㎏まで積載できるので、100㎏程積むとサスペンションの調子が良くなって乗り心地も良くなってきます。

その後の整備状況

パワステ交換交換

追記:2019年4月2日 累計102,147Km

オイル交換3回、タイミングベルト交換、パワステ交換しました。

現在もオイル交換は4000Kmで行っています。フィルターはオイル交換の3回目で交換。

タイミングベルトは84,000Kmで購入した時に早めに交換しました。

パワステはオイルポンプの劣化でオイル漏れが見つかり交換。現在それ以外は問題が見つかっていません。

春めいてきました。桜も満開となりいよいよ車旅のスタートが間近になってきました。

軽バンは、トラックなので頑丈なゆえ音がうるさいのは事実ですが、乗っているとエンジンとタイヤの音が無いと寂しくなるほど愛着がわいてきました。

車内は改造を繰り返しましたが、結局シンプルな車内となりがら~んとしています。

長旅では、使うものも限られてきます。不要なものは、本当に邪魔になります。

別の記事でも書きましたが、必要なものだけを持って、ミニマムな旅を楽しもうと考えています。

現在も軽やかに走行しています。

まとめ

中古の軽バンを50万円前後で購入する際には、年式や走行距離、修復歴、消耗品の状態などを慎重に確認することが重要です。

また、購入後の維持費やメンテナンスを見越して計画を立てることで、長く快適に利用することができます。

信頼できる購入先を選び、事前にしっかりと情報収集を行いましょう。

中古軽バンは、日常生活からアウトドアまで幅広く活躍するパートナーとして、満足度の高い選択肢となるはずです。

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