車中泊でその土地ならではのことがあります。
それは、夜中のラジオから流れる世界の放送局が聞けることです。
インターネットの時代で情報を調べるのは万能な時代、
車中泊の車内で聞くポータブルラジオのアナログ放送には旅の味わいを感じるのです。
車中泊の夜中のラジオ放送
車中泊の旅でよく聞くのが、夜中から明け方のポータブルラジオから聞こえてくる放送です。
フェージングといって、ラジオの音が小さく遠くになっていったり、だんだん近くになってきて音が大きくなってくる、あの波のような強弱があることです。
アマチュア無線で世界中を駆け巡っていた10代を思い出すのです。
電波がよく届く夜から朝がまで、世界の方々と話した時の、フェージングによく似ていて、思い出すのです。
車中泊の明け方に近くなると、しんしんと冷えてきて、寝袋に入ったままラジオを聴くのが楽しみです。
車中泊で海岸沿いはラジオが面白い
鳥取の海沿いで車中泊したときのこと。
ラジオから日本語がながれてくるのです。それも小さな音でずっと遠くだとわかります。
すると、北京の放送局だったか・・・
中国語講座を現地の日本人にラジオで流しているのです。
また、新潟の海沿いの道の駅では、韓国の放送局がよく聞こえるのです。
海の向こう側のすぐちかくに韓国プサンがあるのだから、よく聞こえたのでしょう。
九州の宮崎で車中泊していたら、青森の放送局が聞こえるのです。
車中泊のラジオから人生が聴こえてくる・・
車中泊では車のエンジンを止めるので、ラジオはポータブルになります。
1,000円で買ったラジオが意外とよく働いてくれます。
小さいので軽バンのどこにでも置けるし、
マジックテープをラジオの裏側に貼っておくと、どこにでもくっついてしまいます。
車内ではよく聞こえなくても、窓際ならよく聞こえる場所があるので、
車中泊で駐車した場所に合わせてラジオの場所を選びます。
車中泊のラジオは、人生の波のような強弱の電波から、人々の生きている今の声が聞こえてくるのです。
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