これから真冬に向かって、どんどん気温が下がっていきます。夜中から寒さが厳しくなり「ブルブル」と寒さに震えるほど気温が下がる時があります。
冬の寒さにどうしようもない時の対処方法を説明します。
冬の車中泊は、思った以上に寒くなります。
夕方や夕食後はご飯も食べておなかも一杯です。そ
して車内もまだ昼間の暖かさが残っているので、あまり寒さは感じません。
そして夜の11時ごろから就寝の時間となります。
午前3時過ぎから気温が低下し始めるのです。
放射冷却現象が起きるような雲一つない夜中には、車の窓や車体に霜が降りて、ひどい時には凍っている時もあります。
すると、車内はしんしんと冷えてくるのです。
シュラフに入っていても、ひどい時には体の震えが止まらなくなる時があります。
震えが止まらない経験は何度かしました。
氷点下では凍死するかと怖くなります。
震える事で体温を上げているのだそうですが、あまりそんな体験はしたくないですね。
その時の緊急避難的な対処方法です。
寝袋の中に、衣類を入れて足に巻くことで寒さをしのげることがあります。
また、最悪の時はコンビニ袋に足先を入れて寝袋に入ると多少は楽になります。
寝袋を工夫する。
もちろん寝袋の顔の窓は、なるべく小さく閉めて息が出きる位までしぼめて中の暖かい空気が逃げないようにして、まるまって寝ます。
寝袋が2個あれば、重ねて使います。(冬の車中泊では、予備にもう1つ持っていきます)
足元にダウンジャケットを巻く
寝袋の足元に外からダウンジャケットなどを巻いて寝る。これだと足元の冷えは止まると思います。
持っている材料で、湯たんぽを作る
それでもダメな時は、窓を開けてバーナーでお湯を沸かして湯たんぽを作って足元へタオルか衣類に包んで入れて寝ます。
低温やけどには注意が必要ですから安全に気を付けて行ってください。
耐熱性のペットボトル
お湯を入れるのは、携帯の湯たんぽがあれば一番良いのですが、無い時はぬるめのお湯をペットボトルに入れる事もあります。
その場合のペットボトルは、お茶等で使われているキャップがオレンジの耐熱性のペットボトルが良いです。
ナルゲンのボトル
緊急用に、ナルゲンのボトルをいつも用意しています。
お湯を入れて衣類に包んで寝袋の中に入れて使います。
このボトルは、夏は水を入れたまま凍らせることが出来るし、冬は熱湯を入れて大丈夫な耐熱構造になっていますので、年間を通して使えます。
リュックやバックに寝袋の足の部分を入れる
寝袋であれば、内側と外側の両方から衣類やバック、リュック等で足元をあたためることがポイントとなります。
ソックスをあるだけ履いて、衣類をあるだけ着こんで、寒さから身を守るのです。
まとめ
山岳地帯の道の駅はもちろんですが、市街地の道の駅でも車体が凍るような日もあります。
真冬の車内は思った以上に冷えますので、十分な装備を準備して出かける事をおすすめします。
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tabito(旅人)