車中泊の『シュラフ(寝袋)とマット』秋・冬用のかしこい選び方

車中泊で自然の移り変わりが感動的な、秋から冬がやってきます。夏とは違い用意するグッズも暖かいものへと変わります。

その中でも重要なグッズが、車内で使うシュラフ(寝袋)とマット。秋冬の車中泊で快適に使えるシュラフとマットの選び方を紹介します。

(公開:2019年9月9日、更新:2019年9月16日)

シュラフには使用可能な温度基準があります。

シュラフ(寝袋)は寒さから命を守るために必要な道具です。シュラフには使用可能な温度の基準があります。

温度表記に関するEU諸国における統一規格

シュラフには、温度表記に関するEU諸国における統一規格「ヨーロピアン・ノーム(EN13537規格 )」があります。

写真のように、3段階に使用温度を分類してシュラフに表示しています。

3段階の表示内容を説明します。

Comfort (快適使用温度)

一般的な成人女性が寒さを感じることなく寝ることができる温度域とされています(快適使用温度)。

一般的に女性は男性よりも寒さを感じやすいので約5℃程度高く使用温度を算出しています。

Limit (下限温度)

一般的な成人男性が寝袋の中で丸くなり、8時間寝られる温度域とされます(下限温度)。

これよりも低い温度は、リスクのある温度域となります。

Extreme *非常に危険

一般的な女性がスリーピングバックの中でひざを抱えるくらい丸くなった状態で6時間までなら耐えられる温度域とされます。

体は震えを起こすことで熱をつくりだそうとし、基礎代謝量が増えます。なお、この温度域で使用すると低体温症になる恐れがあり、非常に危険です。

主にシュラフを使うのは冬の車中泊ですね。

重要なのは低温でも使えるタイプが必要です。個人差もありますので表記温度を基に体形等を加味して検討するのが良いと思います


車中泊では必須のマットの説明です。

マットにも温度に関する表記があります。写真の様なマットは登山用で軽くて丈夫でよくできています。

車中泊の車の中で、断熱効果で暖かく、床の凹凸を軽減したりと活躍します。

サーマレストです。コンパクトカー パッソです。なんとか寝れます。

車中泊で使うぐるぐる巻きで収納するタイプのマットです。正確には、ロール収納式のクローズドセル・マットレスです。

この種のマットは、温かく温められた空気が表面の凹凸に閉じ込めて温かさを保つ構造になって快適なのです。

どれだけ寒さからの断熱効果があるかが、ひとつの目安になります。

断熱効果の基準が「R価」とよばれます。

例えば上の写真のマットで、メーカーが表示している仕様があり、下の表のようになっています。

重要な数字は、太字にしてある「R価」です。ここでは、2.8となっています。

サイズSRL
カラーシルバー/セージシルバー/セージシルバー/セージ
大きさ51×122cm51×183cm63×196cm
材質架橋ポリエチレン架橋ポリエチレン架橋ポリエチレン
厚さ1.5cm1.5cm1.5cm
収納サイズ51×17cm51×20cm63×22cm
R値*
2.82.82.8
生産国Made in USAMade in USAMade in USA

知っていると、マットを選ぶときに比較できます。

R値(熱抵抗値)は、部位の熱の通りづらさを表す数値で範囲は1~10です。単位は(㎡K/W)になります。

「R価」の基準

家屋で使う高性能の断熱材のロックウールは、厚さ10センチでR2.6です。

写真のマット「リッジレスト ソーライト」厚さ1.5センチでR2.8とさらに断熱効果が高くなっています。

つまり、家屋に使う高性能の 厚さ10センチの断熱材と、厚さ1.5センチのマットが同じ断熱効果があるということです。とても暖かいのです。

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まとめ

決して高価なシュラフやマットは要りませんが、安いものだと冬は命の危険を感じますので、数値を確認して選ぶとよいとおもいます。

tabito(旅人)