車旅の魅力は語りつくせないほどあります。大人の自由な一人旅の車中泊だからなんにも決まりはないのです。
決まりの中で生きてきたからこそ、決まりの無い旅は心地よいのです。車旅のなかで好きな時間があります。
それは朝です。
1日が始まる朝は車中泊で車を止めたその場所で迎えるのですから、そこがその日だけの一度しかない特別な朝なのです。
車中泊の車旅は行き先は自由
車中泊初日。仕事で多忙、休む暇もなく駆け回っていたので車中泊に出発するのが待ち遠しかった。
夜、シンプルにクッカーとバーナーをもって車に飛び乗り自由な世界へと車を走らせるのです。もちろん目的地は自由だから決めません。走りながら気分で決めます。
そして着いた車中泊の場所。結局いくつかある大好きな場所のどこかに行くことになります。
車中泊の朝の空気はシンとしている
久しぶりの軽バンの中で目が覚める。まだ薄暗い早朝4時ごろだ。寝袋に入って寝てよかった。夏だから暑いと思っていたのですが、山の朝はシンとして肌寒いくらいの気温です。
軽バンのスライドドアを開けてみると、冷たい新鮮な空気が車内に流れ込んできます。寝袋に入ったまま景色を眺める。そこには自分の車1台しかいなかった。夕べ止まっていた車は夜のうちにどこかに移動したらしい。
インスタントがおいしい朝
寝袋から出て、ミニテーブルを出してバーナーでお湯を沸かす。小さめのクッカーが丁度いい。一人分のコーヒーのお湯が沸かせるし早い。
インスタントコーヒーを小瓶に入れて持ってきた。ドリップ式も最高なのですが簡単な方がいい。理由はどんなコーヒーでも、この車中泊スタイルでは絶品になることを知っているから。
夕べ途中のコンビニで仕入れたカップ麺はシーフード。これが一番好きなので買ってきた。それと一袋100円位のブドウロールパン。6つくらい入っていて中にマーガリンが入っているあのロールパンです。
これが大好きなのです。バーナーの火で炙って食べるとそれだけで満足。カップ麺にお湯を入れてしばらく待つ間にコーヒーを飲んで、バーナーで炙ったロールパンを口にいれると、ホッとするのです。
シーフードのカップ麺が出来て、軽バンのバックドアを全開にして山を見ながら食べるだけで、この世のものとは思えない美味なものに変わるのです。
車中泊の早朝はきもちがいい
車中泊の朝は大好きです。気持ちがいいのと何か新しく始まるのが嬉しいのです。これから始まる1日にわくわくするから。
これからどこへ行くのかきめるのです。
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・ミニテーブル:SOTO-ST631(Amazon)