長年会社で利潤の追求で追い回されてきた数十年。どこかで自分をゆっくりと解放したい。男一人の車旅には、利害関係の無い出会いと笑顔とロマンがまっています。
どこかでゆっくり日の出をみたい!
仕事に追い回されてきた長い時間と別れを告げて、1人旅にでます。
なんとも言えない自由な時間。いままで、何日あっただろうか?
もう一度、自分に正直にチャレンジしたい!
だれしもお金があれば、キャンピングカーでもあつらえて旅にでたいもの。
しかし、限られた中で楽しめるものはないのか?
やっと見つけた軽バン。
仕事で走り込んだ車体とエンジンは自分そのもの。傷だらけだが、エンジンは快調だ。
45万円で手に入れた自分の旅のベース。
自由になったんだと、思い返してみる。
遠くへ行ってみたくなった。
予算は10万円ほどだ。それ以上は家族に負担をかけれない。
3,700kmの旅に出た。
お金よりも、初めて出会うのが楽しかった。
自分で作った車内で思う。
なぜかゆったりと時間が過ぎていく。
いままで何かに追われていた窮屈な時間がなくなり
全ては解放されたのだ。
1人っきりで海を見ながら過ぎてきた時間をゆっくりと振り返る。
年を取った証拠だ。
それは受け入れる事で、楽になる、今しかないのだ。
また朝が来た
旅先で迎える朝は新鮮だ。
今日が始まる嬉しさを味わえる。
今迄は、そんなことがあったかどうか思い出せない。
車旅と男の一人旅のロマン。
車中泊を楽しみましょう。
車中泊の思い出は、やったひとにしか経験できない大きな体験です。大人になればなるほど、大自然の事を忘れかけてしまします。
それを思い出したり蘇らせてくれるのが車旅であり車中泊なのです。車中泊は単純でシンプルな方が面白いのです。何もない体一つで自由にでかけるスタイルは、縛りが無いのです。
あれもこれも準備して、まるで自宅の部屋が移動するようになると車も人も重くなります。その結果、いままでの生き方をそのまま持ち運んでいるようになり、面白さがなくなります。
あくまでもシンプルで、お金は少ない方が面白いです。満腹よりお腹が減っている方が、食べ物は美味しいのですから。
車中泊は、おすすめのリフレッシュです。走った道のデコボコさえ覚えています。日本は狭いのですが、人との触れ合いは無限大です。
一度っきりの出会いは、一生忘れません。旅とはそんなものかもしれません。
tabito(旅人)