「当ブログはアフィリエイト広告を利用しています」

軽バンのオイル交換時期と料金の相場

軽バン車中泊改造
この記事は約5分で読めます。

どんな車でも長く乗るにはメンテナンスが大変重要です。とりわけ定期的に交換したいのがエンジンオイルです。交換の時期と交換の料金を紹介します。

「広告」

オイル交換直後にエンジンが焼き付いた事例

分かっているようで意外と知らないオイル交換。車旅では長距離を1日6時間ほど走り続けることがあります。近所を走るのと旅で長距離走るのとは違いもあります。

安いオイルを求めるのは当選ですが、車の利用目的に合っているオイルかどうかも重要なポイントです。エンジニアと相談して交換することをおすすめします。

この様なアクシデントを経験したので書いておきます。

アトレーワゴン中古車で釣りやドライブを楽しんでいました。その時は、すでに98000㎞ほど走っていました。

釣りでは1回往復300㎞を毎週出かけていましたので、お金がいろいろかかります。オイル交換はなるべく限界まで乗り交換して、費用を安くあげていました。

オイルは、前回交換から8000㎞が過ぎていて相当黒くドロドロでした。そろそろ交換をしないといけないと思っていました。

ちょうど家族旅行で千葉県の海に行く計画がもちあがりました。

旅行がきっかけでチェーン店に久しぶりにオイル交換に行きました。

「かなり汚れてますね~。フィルターも交換したほうが良いですよ」とのこと。しぶしぶ交換しました。

そして翌日から家族で旅行に出発しました。2日目の午後、外房の海岸沿いを走っていると、パカパカ・・・という妙な音が聞こえて来ます。

はじめ音が小さかったので、なにかタイヤに挟まったのではと思い、そのまま走り続けました。するとさらに音が大きくなり、車のスピードが遅くなって走るのがつらくなりました。

とうとう時速20kmになり、止まったら終わりだと思いなんとか走り、千葉県外房の「鴨川シーワールド」までたどり着きました。道は大渋滞です。

そしてシーワールドの職員の方にお願いして自動車工場を紹介してもらい、現場まで来てもらいました。

エンジニアが調べると、「エンジンが焼き付いていますよ。これは治すのが無理ですね。オイル交換はいつしましたか?」とのこと。

「一昨日、出発前に交換してきました」と言ったら「交換前はどれ位乗りましたか?」と聞かれたのです。

「記憶では8000㎞位です」と答えました。するとエンジニアは、「交換前に相当な距離数をかなりエンジンを酷使していた形跡があります。」とのこと。

原因は、急に新品のエンジンオイルに交換したためでした。

それまでの汚れきって粘度の上がったオイルとサラサラの新しいオイルのギャップが大きくエンジンが焼き付きをお起こしたようです」とのことでした。

鴨川の工場でアトレー軽バンは廃車となり、子供3人と女房と5人で大荷物をもって電車に乗って帰って来たのです。

翌日エンジンオイルを交換した店に報告したら、エンジニアが飛んできて「オイルのを入れるところのキャップを閉め忘れたかもしれない」とのことでした。

さっそく鴨川の自動車工場に確認してもらったところ、そのミスは無かったのです。オイル交換もマニュアルの手順通りでした。

オイル交換を怠ったために起きる、まれなアクシデントの様でした。

この事例から、オイルの交換はとても重要なことだとエンジニアから教えてもらいました。

「広告」

オイル交換の時期

4000㎞走った場合、どれ位オイルが汚れているかを写真で紹介します。

左が4000㎞走行後です。右は、新品のオイルです。ティッシュにしみ込ませて写真を撮りました。

オイルの比較 左が4000㎞走行後のオイル 右は新品
オイルの比較 左が4000㎞走行後のオイル 右は新品

どの様な走行だったかをお伝えします。1日250㎞平均で14日間、毎日通しで走った後のオイルです。合計3500㎞です。

千葉県から九州鹿児島間を一般道路で往復した時のオイルの汚れです。

エンジンの摩擦による金属の細かい不純物や排気ガスを再度エンジンに戻し再燃させるための循環による汚れが混じり、こんな色とネバネバした感じになります。

オイル交換のタイミング

軽バンで長距離を走りますので、早めの4000㎞前後で交換しています。エンジニアと相談した結果、3速AT車のこの車にあった交換時期を調べてもらったのです。

普通は6000㎞~8000km位で交換するそうですが、軽自動車というジャンルは、エンジン排気量が小さいのでエンジン回転数を上げて走る場合が多く負担が大きいので、早めの交換をした方が良いとの事です。

またオイルの粘度(サラサラかネットリか)の指定もあります。走行距離が7万キロを超えてくると、エンジンが摩耗してきてエンジン内部に隙間が出てきます。これを埋めるためにオイルの粘度を少し上げることもあります。

冬は気温が低いので粘度が低いオイル、夏は気温が高いので硬めのオイルといわれてきましたが、オイルの進化であまり気にすることは無いようです。

古いエンジンなので、季節の温度も考慮に入れて交換しています。

月1位で殆ど乗らない車は?

殆ど乗らない車のエンジンのオイルは、走る車よりオイルの劣化が進むと言われています。その場合は劣化が非常に少ない化学合成油のオイルが良いかもしれません。

例としてベンツのメーカー指定交換距離は2万~3万キロともいわれています。以前乗っていたワーゲンは、減った分だけオイルを継ぎ足していました。交換では無かったです。

エンジニアと相談するといろいろ提案してくれますので勉強になります。

オイルフィルターの交換

4000㎞毎にエンジンオイル交換をしています。2回に1回はオイルフィルターを交換してもらいます。不純物がたまるので、エンジンを大切にするならこの回数が安心だそうです。

工賃を含めたオイル交換料金

街の自動車工場でお世話になっています。この工場には長年のベテラン整備士がいて、古い車を熟知しています。

また、最新のエンジンには新しい技術をもった若いエンジニアもいますので、安心です。

オイルの種類や粘度などの調整と説明と工賃をいれて、明確な金額を提示してくれます。ざっくりですがこの料金の前後です。

エンジンオイル交換(工賃込) 3,000円
オイルフィルター交換(工賃込) 3,000円

オートバックスやイエローハット、タイヤ館などでは、もっと安いかもしれません。近くのガソリンスタンドでは、3000円~4000円です。

まとめ

冒頭に書いたアクシデントでは、鴨川シーワールド様が親切に対応してくれて助かりました。これが、山奥の峠などで起きたらお手上げですね。

車の整備は多少経費が掛かっても、適切なエンジニアに見てもらうのが安心だとおもいます。

素人考えでいましたが、特に忘れがちなオイル交換は重要なファクターなので、慎重になる事をおすすめいたします。

tabito(旅人)

この記事を書いた人
たびと@旅遊び

軽バンやコンパクトカーで車中泊の旅をコンセプトにブログを運営。日本縦断の旅、東北縦断の旅。北陸縦断の旅、九州最南端の旅、温泉巡りの旅などいろいろ経験しています。お金をかけないで、しかも面白く車中泊ができる方法や車中泊の車をDIYで作る方法など紹介しています。

たびと@旅遊びをフォローする
ブログランキング参加中!
軽バン車中泊改造
「広告」
たびと@旅遊びをフォローする
タイトルとURLをコピーしました