(最終更新:2020年8月16日)
一昔前の昭和の時代には一人旅と言えば「男の一人旅」でした。
しかし時代は変わり「一人旅」は「おしゃれ」で「かっこいい」という生き方に変わってきました。
女子一人旅、男一人旅は、ゆとりがありひとりを十分に楽しむことなのです。
ではどのように「一人旅」が人気なのかを紹介します。
一人旅が人気の秘密
1964年12月19日に公開された日本映画で小林旭が演じた「ギターをかかえたひとり旅」のイメージです。
影のある男が夢を求めて、「寂しそう」「ワケアリ」「影あり」男の一人旅。
町から町へ渡り歩く「やつれた男の一人旅」のイメージが強く残っています。
「 おひとり様」がブームに
時は流れて2009年になると、TBS系列の金曜ドラマ『おひとりさま』がブームを引き起こしました。
主演の観月ありさは、いつしか「おひとり様」と呼ばれますが、これは「ひとりぼっち」ではなく、何でもできる「自立したカッコイイ女」なのです。
「おひとり様」という生き方のスタイルが新しい時代のスタートのきっかけで
10話完結でしたが、平均視聴率は 9.5%と人気でした。
2019年「おひとり様」は進化する
それから10年後の2019年。「おひとり様」はさらに進化しています。
2018年NEVERの調査があります。女性で「一人で入ったことのあるお店・娯楽は?」という設問では「一つもない」と答えた方は13.6%、「おひとり様経験者」は86.4%でした。
また、OZmallの調査では、東京女性の7割以上が「おひとり様」が好きであり、「おひとり様」のレジャー経験者でした。
男性では、なかなか「男一人旅」の敷居が高いようです。
■ミニマリスト一人旅を楽しむ方 >>> こちら
一人旅をする異性は「かっこいい!」
星野リゾートが2013年3月に任意で行った3500人への「一人旅に関する調査」。
一人旅経験は約57%以上にのぼり、少ないと予想していた若年層でも約50%が国内「一人旅」の経験者でした。
「一人旅をする異性」の印象は、「かっこいい」「自立している」「行動力がある」「ひとり時間の楽しみ方を知っている」というポジティブな捉え方が
大半をしめていて、すでにイメージは「かっこいい」に変化しています。
一昔前の、一人旅が「寂しそう」「影あり」「暗い」というイメージはもう過去のものとなりました。
一人旅の未経験でも、一人旅の関心は高く、近年その需要は高まっています。
<男性から見た一人旅をする女性の印象>
引用:星野リゾート 一人旅に関する調査
いいと思う 10.0%
かっこいい 8.2%
自由な人 8.2%
自立した人 7.8%
好奇心や行動力がある 7.4%
<女性から見た一人旅をする男性の印象>
1人の楽しみ方を知っている 24.2%
好奇心や行動力がある 9.4%
自由な人 9.2%
魅力的に見える 9.2%
かっこいい 7.6%
「1人の楽しみ方」を知っている男性と大人の女子
「一人旅」は、その様な新しい時代に入りました。
海外旅行・国内旅行を問わず「おひとり様限定」での企画や、レストラン、大型娯楽施設でも、「おひとり様」企画が目白押しとなっていてその人気が伺えます。
車中泊は「一人旅」の魅力が満載
一人で車中泊やソロキャンプを楽しんでいる方に出会います。
自分の生き方を自由に表現し、気ままに楽しんでいます。
グループで行動するのも楽しいですが、一人でゆっくりと自分が納得できる旅を選んでいるようで、実にかっこいいのです。
安い中古の車でもゃ中は苦をするとそこは大自然の別荘になります。
■ソロキャンプ用テント(災害用にも) >>> 2タイプ紹介。
高価なキャンピングカーでなくとも、小さな軽自動車でも楽しめる車中泊です。
思い思いのスタイルで、第一歩を踏み出すと、そこには夢が広がっています。
■まとめ
これから先、日本は平均寿命も伸び男性は81才、女性は87才前後まで元気で現役で過ごす時代となって行くようです。
ワクワク感のある大人女子の一人旅、男の一人旅は、これからますます「かっこいい」スタイルに進化しています。
また、そこから新しい出会いも広がる事でしょう。
それぞれの「一人旅」スタイルを保ちながら・・・
tabito(旅人)