ひとり旅の途中でふと立ち寄った食堂があった。
懐かしいあの昭和の雰囲気がいまでも継承されているのが魅力だ。
車をやめて、その地で身体を休めることにした。
そこでであった本物があった。
羽幌産天然本マグロと札幌CLASSIC生ビール
食堂には地元でとれた天然本マグロのメニューが貼ってあった。
そのマグロは「羽幌町」(はぼろ)産の天然ものだったから、値段は聞かずに注文した。
羽幌町は、北海道北部の西海岸にある街。かつては、道内・国内屈指の炭鉱の街でもあった。日本海に沈む夕日のきれいな街としても知られているところです。
ここで採れたマグロがサッポロClassicと一緒にテーブルに来た。
ビールは2杯一気に頼んでしまった。のどが渇いていたから・・・
無意識に生ビールでのどを潤していた。そして、本マグロの赤身を口にいれた・・・
こんな絶品ははじめてかもしれない。
生ビールがあっという間に進んでしまった。
大人のひとり旅はシンプル
目的のない旅はいいものです。
なんの束縛も無く、都会のストレスから開放された非日常な世界にいることができる贅沢。
ひとり旅は、いたってシンプルなのです。
デイバックに必要な物だけを入れただけ。それまでの都会が染みこんだものは置いてきた。
ひとり旅の朝がゆったりやって来た
まだ起きるには早すぎる早朝。
せっかくなので温泉にはいろう。
温泉にはだれもいなかったから貸切り状態で1時間も入った。
硫黄泉、食塩泉、ミョウバンの湯などまだまだあり独り占め。
雑踏から遠ざかるとなぜか落ち着くひとり旅なのです。
ひとりになると、いろいろな思い出が頭の中を走馬灯のようにまわりはじめる。
多忙な時間からはなれるとそうなるのかもしれない、ふだん向き合う時などないから。
いい時間をすごしたことは最高の思い出です。
ゆっくり身をやすめ、登別温泉を後にした。