車中泊の旅は自由でワクワクしますが、「トイレ問題」は多くの人にとって大きな不安要素です。
特に、トイレがないコンパクトカーやミニバンでの旅では、快適さを確保するための準備が重要になります。
この記事では、車中泊中に利用できる便利なトイレスポットやグッズ、さらに緊急時の対策方法をご紹介します!
車中泊で利用できるトイレスポット

安心して利用できるトイレスポットを知っておくことは、快適な旅を過ごすための重要な要素です。
ここでは、道の駅、高速道路のサービスエリア・パーキングエリア、公園やコンビニ、キャンプ場やRVパークなど、様々なトイレスポットを紹介します。
道の駅

道の駅は、車中泊利用者にとって非常に便利なスポットです。
その魅力のひとつが、トイレが24時間利用可能な点。
深夜や早朝でも利用できるので、ドライブの途中で「トイレがない!」と焦る心配が少なくなります。
また、多くの道の駅では定期的に清掃が行われており、快適に利用できるのも嬉しいポイントです。
道の駅のトイレは、多くの人が利用するため、混雑する時間帯があります。以下の工夫で混雑を避けましょう。
- 朝の時間帯(6:00~9:00)は混みやすい
- 車中泊利用者や通勤途中の人が多く、トイレが集中しがちです。少し早めに利用するか、ピーク時間をずらしましょう。
- 昼食時(12:00~14:00)は特に注意
- 観光客が食事や休憩で立ち寄る時間帯。駐車場が混み合うことも多いため、この時間帯を避けるとスムーズに利用できます。
- 深夜や早朝は比較的空いている
- 夜間や早朝は混雑が少なく、ゆっくり利用できるので、夜間の移動を計画に入れるのもおすすめです。
ポイント:事前に混雑状況をチェックするアプリやウェブサイトを活用するのも便利です。
道の駅のトイレは車中泊の強い味方なので、上手に利用して快適な旅を楽しみましょう!
高速道路のサービスエリア・パーキングエリア

自動車専用のサービスエリアやパーキングのトイレは、無料で24時間利用できるのがメリットです。
24時間利用可能なトイレの安心感
高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)は、24時間いつでも利用できるトイレを完備しており、車中泊や長距離移動の際に大きな安心感を提供してくれます。特にサービスエリアでは、広くて清潔なトイレが整備されている場所が多く、深夜や早朝でも快適に利用可能です。
充実した設備と利用時のマナー
近年、SAやPAのトイレは非常に充実しており、多くの場所で以下のような設備が整っています:
- 多機能トイレ:バリアフリー対応で、車いすや子ども連れでも利用しやすい。
- 温水洗浄便座:寒い季節でも快適。
- パウダーコーナー:女性に嬉しいメイク直しスペースがある施設も増加中。
ただし、多くの人が利用する公共の場なので、以下のマナーを守ることが重要です:
- 使用後は便座や床を汚さないよう配慮する。
- 長時間トイレ内を占有しない(特に混雑時)。
- ペーパータオルやトイレットペーパーを必要以上に使わない。
混雑する時間帯の注意点
SAやPAは、多くの利用者が一斉に訪れるタイミングがあり、混雑が避けられないこともあります。特に以下の時間帯に注意が必要です:
- 朝の7:00~9:00
- 出勤途中の人や早朝移動を開始したドライバーが多く、混み合いやすい時間帯です。
- 昼食時(12:00~14:00)
- 飲食店の利用者が増えるため、トイレも行列ができることがしばしばあります。
- 夕方から夜の時間帯(17:00~20:00)
- 帰宅ラッシュ時や、夜間の長距離ドライブ前にトイレを済ませる人が増加します。
これらの時間帯を避けられない場合は、少し早めにトイレに行くなどの工夫をしましょう。
トイレ休憩のタイミングを計画的に取る重要性
長距離ドライブでは、トイレ休憩を計画的に取ることが大切です。特に次のポイントを意識すると安心です:
- SAやPAの間隔を事前に確認
- 高速道路によっては、SAやPAがかなり離れている場合があります。出発前に地図やアプリで確認しましょう。
- 1~2時間に1回は休憩を取る
- トイレのためだけでなく、運転中の疲労軽減のためにも重要です。
- 渋滞が予想される前に済ませる
- 渋滞中はトイレに行けないケースがあるため、渋滞に突入する前にSAやPAに立ち寄ることを心がけましょう。
ポイント:トイレ情報を提供してくれるスマホアプリを活用しながら、効率よく休憩を取ることで、ストレスの少ないドライブが実現できます!
公園やコンビニ

公園やコンビニは街中でも多数見つけることができるトイレのひとつです。
利用ルールや混雑時の注意点を説明します。
公園トイレ
公園のトイレは、誰でも無料で利用できる便利な施設ですが、次の点に注意しましょう:
- 利用時間の確認
- 多くの公園トイレは夜間に閉鎖されることが多いです。利用可能な時間帯を事前に調べるのが安心です。
- 利用マナー
- 公共の施設なので、ゴミを放置しない、清潔を保つ、トイレットペーパーを過剰に使わないなどの基本的なマナーを守りましょう。
- 混雑時の注意
- 公園は昼間や週末に人が多くなるため、トイレも混雑しがちです。特に家族連れや観光客が多い公園では、トイレ待ちの行列ができることもあります。少し余裕をもってトイレに向かうのがポイントです。
コンビニトイレ
コンビニも車中泊中のトイレ利用に便利ですが、以下のルールを守ることが大切です:
- トイレだけの利用を避ける
- コンビニのトイレは店舗サービスの一部です。トイレを利用する際は、飲み物や軽食を購入するなどお店への配慮を心がけましょう。
- 店員さんへの一言
- 店舗によっては「トイレ利用OK」と書かれている場合もありますが、不安であれば店員さんに一声かけると印象が良くなります。
- 深夜利用の注意
- 夜間はトイレが施錠されている場合もあるため、24時間利用可能な店舗を事前にリサーチしておくと安心です。
公園トイレが閉まっている場合の代替案
- 近くのコンビニやスーパー
- 公園周辺にコンビニやスーパーがあれば、そちらのトイレを利用するのが便利です。事前に周辺地図やアプリで確認しておきましょう。
- ガソリンスタンド
- 一部のガソリンスタンドでは、トイレを開放している場合があります。ただし、セルフ式の場合はトイレの有無を事前に確認する必要があります。
- 飲食店やカフェ
- 有料の施設になりますが、コーヒーや軽食を頼むことでトイレを利用できます。急なトイレ利用に困ったときの頼れる選択肢です。
- 公共施設や図書館
- 公共施設や図書館のトイレは比較的きれいで、利用しやすいです。ただし営業時間が限られている場合が多いので、事前確認が必要です。
- 携帯トイレの備え
- 公園トイレが閉鎖されていて他の選択肢がない場合、携帯トイレが役立ちます。簡単に使用でき、処理も衛生的なので、車中泊の際に1つ持っておくと安心です。
ポイント:公園やコンビニは車中泊中の強い味方ですが、事前に利用可能な時間や周辺の代替トイレスポットを把握しておくことで、さらに快適な旅が実現します!
キャンプ場やRVパーク

キャンプ場やRVパークは有料ですがトイレが使えます。
トイレ付きのRVパークが車中泊初心者にもおすすめ
RVパークは、車中泊専用に整備された施設で、初心者でも安心して利用できるのが魅力です。
ほとんどのRVパークには清潔で快適なトイレが完備されており、24時間利用可能な場合が多いです。
また、車中泊専用スペースが確保されているため、他の利用者との距離感を保ちながら安心して過ごせます。
RVパークの特徴
- トイレやシャワー施設がある。
- 電源付きの駐車スペースがあるため、冷蔵庫や携帯の充電ができる。
- ゴミ捨て場や水道が整備されているため、車中泊初心者でも不便さを感じにくい。
キャンプ場
キャンプ場は基本的に有料ですが、その分トイレや施設の清掃が行き届いているため、安心して利用できます。特に以下の点が魅力です。
- 定期的な清掃
- 管理スタッフによる清掃が頻繁に行われるため、公共トイレよりも快適な環境が提供されます。
- 多機能トイレ
- バリアフリー設計や温水洗浄便座を備えたトイレがある場所も多いです。
- 安心のセキュリティ
- 人目のある環境なので、女性や家族連れでも安心して利用できます。
料金相場
- RVパーク:1泊あたり1,500円~5,000円程度
- キャンプ場:デイ利用の場合500円~、宿泊利用で1,000円~3,000円程度
RVパーク利用のポイント
- 事前予約を忘れずに
- RVパークやキャンプ場は人気が高く、特に週末や連休は早めの予約が必要です。
- 利用ルールを確認
- ゴミの処理や静粛時間など、施設ごとのルールを確認し、他の利用者と気持ちよく過ごせるよう配慮しましょう。
- 近くの観光情報も調べる
- RVパークは観光地近くにあることが多いので、トイレ休憩だけでなく観光拠点として活用できます。
まとめ:キャンプ場やRVパークは、有料ですが快適なトイレや設備が整っているため、車中泊初心者でも安心して利用できる場所です。特にトイレの清潔さや充実した設備を重視する人には最適な選択肢と言えます!
トイレ探しのコツ

旅先でトイレを探すコツについて説明します。
スマホアプリ「トイレ情報検索ツール」を活用
車中泊や旅先でのトイレ探しには、スマホアプリが大活躍します。
「トイレ情報検索」や「トイレマップ」などのアプリを使えば、近くのトイレの場所や設備、清潔度の口コミが一目で分かります。
一部のアプリでは、バリアフリートイレや24時間利用可能な施設を絞り込むことも可能です。
移動中でも手軽に情報を得られるので、事前にインストールしておくと安心です。
地元の人に聞いてみる
地元の人に直接聞くのも、実は効果的な方法です。
地元ならではの「きれいで空いているトイレ」や「穴場スポット」を教えてもらえることがあります。
道の駅やコンビニのスタッフに質問すれば、旅の途中でも貴重な情報を得られるでしょう。
ポイント:アプリと地元の知恵を併用して、スムーズにトイレ探しを!
緊急時のトイレ対策

どこにもトイレがない場合の緊急時のトイレ対策を紹介します。
ポータブルトイレの活用
緊急時にはポータブルトイレが便利です。
軽量で折りたたみ可能なタイプもあり、小型車やミニバンでも簡単に収納・設置できます。
特に「吸水シート」や「凝固剤」を使用するものは、処理が簡単で衛生的です。
緊急トイレキット
市販の携帯トイレキットは、車中泊やアウトドアに欠かせないアイテムです。
選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう:
- 使いやすさ:開封してすぐに使えるシンプルな構造。
- 安全性:女性や子どもでも安心して使える、広めの開口部や安定感のあるデザイン。
- 処理の簡便さ:吸水ポリマー入りで臭いを抑え、使用後は密封できる袋付きが便利です。
渋滞時の緊急事態対策
渋滞時にトイレが間に合わない場合に備え、携帯トイレやポータブルトイレを車内に常備しておくことが重要です。
携帯トイレは軽量で使いやすく、吸水ポリマーで臭いを抑えるため衛生的に処理できます。
また、渋滞が予想されるときは事前にトイレ休憩を取り、こまめに水分摂取を控えるのも有効です。
特に小さな子どもや高齢者がいる場合、事前準備で安心感が高まります。
ポイント:ポータブルトイレや携帯トイレは、渋滞時やトイレが見つからない緊急時の強い味方。車に常備しておくと安心です!
渋滞の高速道路での体験談

渋滞中の高速道路で同乗者がトイレに行きたくなりました。
路肩に止めてするのも恥ずかしいものです。
そこで緊急的に考えた方法があります。
コンビニ袋にありったけのティッシュペーパーを入れて、腰回りにコートを巻いて隠し、用を足してもらいました。
座席に座ったままでの用足しは、ちょっとなれないと難しい・・・
しかし、どうしようもないため、がんばってもらいました。
その結果、無事成功です!
コンビニ袋をしっかりしばって封をして完了です。
車をノロノロ渋滞の中での、緊急的なトイレを作った経験です。
最低でも、コンビニ袋とティッシュ1箱あれば、コンパクトカーの中で用が足せます。
ただし、小の方です!
大はこの方法では無理ですね・・・
車中泊で使えるおすすめのトイレ5選

車中泊や車旅で使えるおすすめのトイレを紹介します。
1.緊急トイレキット
いざという時の強い味方!渋滞や災害時などで活躍。
すぐトイレに行けない緊急時に心強い携帯トイレで、これだけでOK!
2.携帯トイレ
どこでも簡単にトイレが使える携帯トイレです。かなりお得で、防災用でも人気の商品です。
3.ポータブルトイレ
【防災グッズ大賞2024受賞】した優れもの!日常はイスや踏み台になるポータブルトイレです。
4.吸水ポリマー
簡易トイレにも最適な給水ポリマーです。どうしようもないとき役立ちます。
約100回分 高吸水性樹脂(1kg)自重の約400倍から700倍もの水を吸収
5.吸水シート
臭い抑える吸収ポリマーと肌にやさしいさわやかシートです。
男性用と女性用があり、シートだけで用が足せます!
まとめ

トイレの心配を減らすためには、事前にトイレスポットを確認し、ポータブルトイレや携帯トイレを備えておくことが大切です。
アプリや地元の情報も活用し、混雑時や緊急時にも安心して過ごせるように準備すれば、車中泊旅も快適に楽しめます!