(投稿:2019年1月7日、追記:2019年3月15日、4月8日、2021年10月2日)
新規にドメインを取りエックスサーバーを契約し、やっとWordPressで記事を書き始めました。しかし、検索結果に表示されません。
この記事でわかること
■検索結果に表示されない原因を知りたい
■トップページしか表示されない原因を知りたい
■対処方法を知りたい
■結果を知りたい
どれ位Googleで記事が検索されているのかをチェックしてみました。するとトップページは検索で表示されますが、個々のページが全く出てきません。
これはいったい何が原因かを経過も含めて参考になればと書きました。
インデックスされない状況とは
11月30日にエックスサーバー契約と独自ドメインを取得
11月30日にエックスサーバーと契約して独自ドメインを取得しました。
12月1日新サイト 開始
12月1日から新サイトにWordPressを設定して記事のアップを始めました。各種プラグインの設定やWordPressの設定等も含めた作業が続きます。
サイト名、カテゴリーの再設定
サイト作成を進める中で全体を見直す必要がわかり、サイト名からカテゴリーまでを全て再編する。おおきな変更でした。
トップページを固定ページに設定する。通常は「最新の投稿」をトップページに設定します。
今回はトップページを固定ページとしサイトの趣旨と全体概要を表示してそこから個々のページにリンク誘導する方式を考えました。むかしの静的ホームページの様な感じです。
12月7日Googleアナリティクス、サーチコンソールの設定
12月7日にGoogleアナリティクス、サーチコンソールの導入と設定を行いました。この段階で記事数は16本です。
12月12日HTMLサイトマップ、XML-Sitemaps、連絡先を追加
12月12日には、HTMLサイトマップとXML-Sitemaps、連絡先をサイトに追加しほぼ基本的な部分は設定が終わりました。
XML-Sitemaps が設定されていれば、リンクの無いページでもインデックスされりことから、若いサイトでもインデックスの早期効果を狙い定番のプラグインを設定しました。
同時にHTMLサイトマップはユーザーが見たときの為に設定しました。
12月19日インデックスカバレッジの問題が発生
12月19日にインデックスカバレッジの問題が発生し、12月27日に修正完了しサイトは正常に運営されています。
原因は、HTMLサイトマップが影響したためで設定から外しました。(方法はこちらの記事へ)
12月25日検索結果に個別記事が表示さないことに気付く
12月25日頃からGoogleの検索状況を調べ始めました。トップページは順位が低くても検索結果に表示されるのですが、個別の記事がどこにも表示されません。
記事のタイトルのワードで検索しても、検索結果の最後のページまで見ても表示されません。
対策としてトップページになる固定ページに「新着記事」のリンクを入れる。このリンクがあれば内部リンクへの効果を改善できる可能性があるのではないかと追加しました。
2019年1月1日現在、Googleサーチコンソールを見ると、内部リンク177、外部リンク6で、サイトマップも日々更新されておりインデックス登録もされています。
検索画面から「site:URL」(ブラウザーの検索窓に、site:自分のサイトのURLを入れるとインデックス登録が確認できる)で検索しました。
トップページと記事8本の合計9本(インデックスは42本)がヒットします。
ヒットした記事をGoogleからワード検索しても結果に表示されません。
問題点
インデックス登録されているのに、トップページ以外はなぜ検索結果に表示されないのか。
改善対策
12月25日からgoogleのインデックス登録に関わる改善のための処理を行った経過です。
URL検査
(新)Googleサーチコンソールから、「URL検査」を行ないインデックスの登録の確認とインデックス登録をリクエストした。
(Fetch as googleの機能の進化系:URL検査した URL が Google で正常にインデックスされているかの確認、されていない場合の原因情報が得られます。)
XMLサイトマップの更新
記事更新がある度に、サイトマップを更新をします。XML-Sitemapsのプラグインが自動的に更新情報をサーチコンソールに提供しgoogleにインデックス登録をします。その結果インデックスされたかどうかを毎回確認しました。
記事のアップを継続
この間も2000字~4500字の記事を継続してアップしています。検索結果に表示されないとモチベーションが下がりますが、そこは今迄の皆さんの経験を信じて記事のアップは継続していきます。
いずれ表示された時のために、また表示されなくとも記録として残すためにも継続は重要なことだと思います。
メタディスクリプションの見直し
SEOには直接影響はしませんが、ユーザビリティの向上のためページ内容を表示するメタディスクリプションを見直しました。
クリック率を上げるためキーワードと共に行いました。この改善は、URL検査でリクエストした結果2日後には新しく書き換えた内容に更新されていました。
原因の推測
サイトが新たらしい為、評価されていないのか
2018年12月1日に新規にサイトを立ち上げたばかりで、本日2019年1月1日で約1カ月目となります。記事数は42本ですが、まだまだGoogleの評価基準に達していないのか。
エイジングフィルターが効いている
新しいサイトの場合、ある期間Googleからエイジングフィルターがかけられ、インデックス登録されていても検索結果に表示されない現象があることが報告されています。
はっきりとした根拠はありませんが、表示されるまでの経過を分析するとこのエイジングフィルターの影響も想定できます。
エイジングフィルターとは何か?
エイジングフィルターとは何か?気になり実際に存在が確認されているのかどうかを調べた。その結果、エイジングフィルターなるものは感覚であり実際には存在しないようです。
若いサイトは外部からのリンクもかなり少ないため、サイトの評価が上がるまで時間がかかることが感覚的に「エイジングフィルター」があるかのような感じがするのだと言われているそうです。
サイトのペナルティによるインデックス削除
サイト自体がなにかペナルティを受けていて、Googleの登録から削除されている場合ですが、これは8記事とトップページがインデックスされていることからペナルティは無いとします。
改善せず
まだサイト開設1カ月での状況なので、しばらく経過を見ながら「がまん」をしてみようと思います。1月1日現在でもまだ改善はありません。
外部ユーザーからリンクが徐々に張られていることから、3カ月~半年育てる事を中心に待ちたいと思います。1月1日現在
トップページを変更する
2019年1月6日20:35に、トップページを固定ページから投稿ページに変更しました。
これは大きな変更です。影響がどれくらいか判断がつかないので、なかばダメ元での実験です。
理由は、固定ページは「カテゴリー」を持たないためSEO対策にはならないことが分かっていましたが、変更場合の効果をしりたかったからです。
固定ページから投稿ページに変更した場合の影響について書いた記事を探しました。両ページの違いや変更方法の記事は沢山ありました。しかし変更後の影響に関する記事は見つかりませんでした。ここは、実験するしかないと決心しました。
記事を投稿してもGoogleにインデックスされず、固定ページがインデックスされることが分かったからです。
サーチコンソールを確認すると、確かにトップURLと固定ページのみのURLがインデックス登録されていました。
変更後にGoogleサーチコンソールにある、URL検査からインデックス再登録のリクエストをしました。
1カ月の蓄積を放棄しても、まだサイトが若いうちに変更して結果を見る事にしました。
変更の影響について結果を待つ
2019年1月7日7:10 サイトの順位をいつもの通りチェックしていると、突然昨日まで22位だった順位が4位に上がています。
他のワードで順位を確認しても、全体的に二ケタの数字で上がっていました。
site:URL(ブラウザーの検索窓に、site:自分のサイトのURLを入れるとインデックス登録が確認できる)を実施してみました。
すると、先日までトップURLと固定ページの8URLだたのが18URLの登録になっていました。確実に個別記事のインデックス登録が急速に進んでいることが分かりました。
結果
トップページ(WordPressの表示設定では、ホームページ)を固定ページから投稿ページに変更してから12時間後には表示されなかった個別記事(URL)が検索結果に表示されるようにありました。(検索結果表示の上の方)
この検索結果のキャッシュは、現在404コードになっています。これも時間がたてば表示されるようになると思われます。別の記事は3日で表示されるようになりました。
時間が進むにつれてこの件数は増加していくと思われます。
固定ページを登録した時(1/5)のキャッシュが検索すると残っていて、タイトルの下には確かに検索したメタ情報が掲載されているのですが、URLはトップページのままです(検査結果表示の下の方)。
2019年1月7日現在、検索結果に同時に表示されています。
まとめ
ブログサイトのトップページを固定ページにするか投稿ページにするかは、SEO対策上重要なことが分かりました。
固定ページでインデックスした理由は、トップURLの評価を上げるためでしたが、それよりも個別記事(URL)をインデックスした方が拡散が早く検索にも表示されるスピードが速いことが分かりました。
以前に書いた個別の記事のインデックスは、今後検索結果に表示されるようになっていくとおもわれますが、時間が必要です。サイト開設5週目の早めの対策で気が付いて良かったと思います。
tabito(旅人)
追記 2019年3月15日
その後、しばらくすると徐々にキャッシュされました。現在は130記事の全てがインデックスとキャッシュされています。
サイトが新しいので、時間がかかったことがわかりました。
tabito(旅人)
追記:2019年4月8日
2019年4月8日現在、すべての記事がインデックスされています。エラーもありません。除外の198は、問題のないデータです。
以前にあった、「クロース済みでインデックス未登録」の記事はグラフの通り3月に入り一気に登録されました。
それまでは、毎回チェックして未登録記事をその都度Googleサーチコンソールの「URL検査」から「インデックス登録をリクエスト」にて登録のリクエストを行ってきました。
現在2記事が残っていますが、Googleにはすでにインデックスされていました。時期がきたら消えるものと思います。再リクエストは続けています。
ある程度、リクエストがキューにたまると一気に登録するのでしょうか。詳細は分かりませんが、データからはその様に解釈ができます。
以上報告です。
追記:2021年10月2日
2019年4月2日の追記から、2年半が経過しました。当時解説間もないブログは、現在順調に成長しています。
月のPV数は、15,000PVまでになり、1日400~700PVで推移しています。
やはり、ブログの開設間もないことがインデックスされない原因で、時間が経過すれば解消します。
インデック未登録には2種類あります。
「クロール済み – インデックス未登録」と「検出 – インデックス未登録」です。
「検出 – インデックス未登録」は、時間が経過すればクローラーがインデックスに登録してくれるので問題はありません。
一方「クロール済み – インデックス未登録」は、そのままではインデックスされないことがあります。一度クローラーが確認して、その上で未登録になったためです。それには理由があると言われています。コンテンツ内容が読者にとって有益でないか、あるいは内容が薄いかの問題です。
この対策としては、コンテンツをリライトして内容を充実させることと、内部リンクを張って、googleの評価を上げることです。とは言え、確実とは言えません。あくまでもgoogleの評価基準によるからです。
tabito(旅人)