車中泊の旅を重ねると、便利なグッズから遠ざかるものです。
シンプルで自分が本当に好きな道具をもって出かかるのです。
便利なグッズがあればあるほど、物に支配された車中泊になってしまうのです。究極は最低限のグッズがあればいいのだと感じます。
これでも相当シンプルな車中泊の軽バンです。
車中泊用の軽バンを作っては壊しながら旅を繰り返してきました。
車検のついでに、ぜんぶ取り払ってみたのです。
すると、理由はありませんが、身軽でスッキリした気分でなのです。
このままの方が、快適だ・・・
最後の快適な車内は、ガラ~とした空間です。
これが外す前の写真です。
天井の棚を外す。
スッピンの軽バンになっていきます。
結局、天井に作った棚も最初は使いましたが、殆ど自己満足の飾り物でした。
なので、外してみました。
スッキリとして、天井も高くなり、のびのびします。
デコボコするところは段ボールで何ら問題なしなのです。結構暖かく、ソフトです。
ここに寝袋とマットで寝るのです。風通しが良くなりました。
もう汚れてもお構いなしです。がんがん使いましょう!
軽バンには、シュラフとクーラーボックスを積んでいます。
夜は暗くなったら眠るのです。
灯りが無いと、山々や海の音が聞こえて来ます。よるの山々や空が見えてくるのです。
なんだ、なにもない軽バンではないか!
いろいろ便利グッズを詰め込むのが、最初から好きだは無かったのですが、さらにシンプルになりました。
理想はこんな旅なのです。
まだ、軽バンは文明の香りが抜けきらないかも知れませんね~
要らないものを外す
大自然の中で、体を休ませるのは、自然の中に身を置く事です。
キャンプで初めて地面の上に寝た時の感動は、今でも覚えています。
地面が、背中にあるのです。地面からエネルギーを貰う感じなのです。
スッキリした車中泊「軽バン」は、自由があふれている
この自然の中で眠ると、元気が出てきます。
だんだんシンプルな車中泊になっていくのです。
年を重ねると、だんだん本物が欲しくなってきます。
グッズ一つでも、使いこなしたバーナーやランタン、ナイフなど数点が残ります。
それだけをつめて車中泊に出るのです。
物がないから、物の心配はないのです。しまったり、出したり、洗ったり、こまごまとした作業が要らなくなってきます。
その分、自分と自然のために時間を使えるのが心地よくなってきます。
tabito(旅人)