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中古車で始める車中泊の旅!安全&快適なメンテナンス完全ガイド

軽バン車中泊改造
この記事は約7分で読めます。

中古車で車中泊をする場合、安全で快適な旅を楽しむために、事前のメンテナンスがとても重要です。

これから中古車を利用する場合、メンテナンスでどのような点に注意したらいいのでしょうか?

以下に、中古車のメンテナンスでチェックすべきポイントと注意点をまとめました。

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中古車のメンテナンスの必要性

車中泊において、中古車のメンテナンスは安全で快適な旅を実現するための基盤です。

エンジンオイルやタイヤの状態を確認しないと、故障や事故のリスクが高まり、旅先でのトラブルに繋がる可能性があります。

また、ブレーキやバッテリーの不具合は安全性を損なうだけでなく、大きな出費を招くことも。

さらに、車内環境を整えることで、疲労を軽減し快適な睡眠が確保できます。

定期的な点検と整備を行うことで、安心して車中泊の旅を楽しむことができるのです。


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1. エンジン・動力系の点検

中古軽バンのエンジン 経年劣化も目立つ

エンジンオイル

  • 確認:オイルの量と汚れ具合をチェック。
  • 交換時期:走行距離が5,000~10,000km、または半年を目安に交換。
  • 注意:エンジンオイルが古いと燃費が悪化し、故障のリスクが増加。

バッテリー

  • 確認:電圧や寿命を点検。アイドリング時にヘッドライトが暗くなる場合は交換を検討。
  • 注意:車中泊で電装品(冷蔵庫や照明)を多用する場合、ディープサイクルバッテリーを導入すると安心。

冷却水(クーラント)

  • 確認:量が適正か、色が異常(錆色など)ではないかをチェック。
  • 交換時期:2~3年ごとに交換。

エアクリーナー

  • 確認:汚れがひどい場合は交換。燃費やエンジン性能に影響。

2. タイヤと足回り

パワステのオイル漏れ

タイヤ

数千キロの旅では、タイヤは新しいものに交換
  • 溝の深さ:1.6mm以下なら交換が必要(スリップサインが出ている場合)。
  • 空気圧:車中泊で荷物が増えるため、規定値の上限付近に設定。
  • タイヤの劣化:ひび割れや製造年数(5年以上は交換推奨)を確認。

ブレーキ

  • 確認:ブレーキパッドの残量とローターの状態。異音や振動がある場合は即点検。
  • 注意:山道や下り坂の多いルートでは特に重要。

3. 車体と電装系

車体の外観と下回り

  • 確認:錆や腐食がないかチェック。特に雪道や海辺で使用されていた車は要注意。
  • 注意:錆が進行していると、車の耐久性や安全性に影響。

ライト類

  • ヘッドライト・テールランプ:明るさや光量が正常か。
  • ウインカー・ブレーキランプ:点灯しない箇所がないか確認。
  • 注意:暗い場所での車中泊ではライトが重要。

エアコン・ヒーター

  • 確認:冷房・暖房の効きが正常か。フィルターが汚れていると効率が低下。

4. 車内環境

清掃

  • シートや内装の汚れを事前に清掃して快適性を向上。
  • カビ臭やタバコ臭がある場合、除菌スプレーや消臭剤を使用。

シートアレンジ

  • フラットにできるか確認。できない場合はマットや座布団で補う工夫を。
  • 荷物を整理して、十分な寝床スペースを確保。

電源

  • シガーソケットやUSBポートが正常に機能するか確認。
  • 車内でポータブル電源を使用する場合、充電ポートの位置や数も重要。

5. 付属品と非常用アイテム

スペアタイヤ・ジャッキ

  • スペアタイヤの空気圧とジャッキの使い方を確認。

工具類

  • 念のため、基本的な工具(スパナ、プライヤーなど)を携行。
  • 万一の故障に備え、車載工具が揃っているかチェック。

非常用装備

  • 三角表示板:故障や事故時に備えて必携。
  • 応急処置セット:絆創膏、ガーゼ、包帯など。

6. 点検や整備のタイミング

  • 車検整備を終えていれば、大きな問題はないことが多いですが、以下を目安に点検を依頼:
    • 購入直後(中古車の場合、不明点が多いため)。
    • 長距離運転の前(特に1,000km以上の旅の前)。
    • 冬季や夏季など過酷な環境に入る前。

7. 注意点

  • プロに依頼する部分: 専門的な点検(エンジン内部、ブレーキ、エアコンガス)は信頼できる整備工場やディーラーに任せましょう。
  • 保険加入: 万が一のトラブルに備え、ロードサービス付きの保険に加入しておくと安心。
  • 燃費向上のために: タイヤ空気圧の適正化、余分な荷物の削減、オイル交換の徹底などで燃費を向上。

中古車はしっかりメンテナンスすることで、車中泊でも十分快適に使えます。

事前準備を徹底することで、旅中のトラブルを防ぎ、安全で楽しい車中泊の旅を楽しんでください!

車中泊で中古の軽バンを使った体験談

2019年にまとめた体験談です。

メンテナンスの参考にして、安全な旅をしましょう。

車旅を重ねて2018年には16,000㎞走りとうとう100,000㎞になりました。

次の旅に向けて整備と交換部品を含めてまとめした。

日産クリッパーバンDXハイルーフ U72V

84,000㎞からスタート

軽バンを2017年11月に84,000㎞を走った中古車で購入しました。

軽バンは、中が広くFR車(フロントエンジン、リアドライブ)なので、コーナリングがとても楽でかるくカーブを曲がります。

商用車の4ナンバーなので、荷物を積むトラック仕様でつくりは頑丈です。

今まで10万キロを走った車だとチョットね~と思っていました。

10万キロ走り、劣化した部品と調整などは以下の通りです。

交換した部品

タイミングベルト

10万キロで交換を推奨しているタイミングベルトを、84,000㎞で交換しました。

このタイミングベルトは切れるとエンジンがダメになるので早めに交換しました。

おそらくあと10万キロは交換無しで行けると思います。車検と一緒に2万円で交換してくれました。

パワーステアリング

オイル漏れ
交換後

パワーステアリング一式をリビルト品と交換しました。

ポンプからベルト、油圧パイプ等で部品と工賃の合計は7万円でした。

意外だったパワーステアリングですが、劣化したのはパワーステアリングにオイルを贈るポンプです。

そのためオイル漏れを起こしたいました。

交換しないと損傷した場合、ハンドルが重くなり危険になります。

タイヤ2本

4本の内2本を交換しました。1本はパンクしていたためです。

以前パンクして修理した場所からの空気漏れで気が付かないくらい静かに漏れていました。

もう1本は右前のタイヤで相当すり減っていました。

新品2本を前輪に、残りの2本はローテーションして後輪に付けました。調整含め2本交換で17,000円でした。

それ以外の故障

コンパネの電球切れ

エアコンや空調スイッチのあるパネルの電球が切れていて、夜になると真っ暗です。

修理すると5,000円かかるので、ブリーLEDのランプを取付けみました。

これは、イルミネーションにもなりきれいでした。アマゾンで6灯で500円。

ヘッドライトのガタ

これは経年劣化でヘッドライトがぐらつきました。

これは整備工場で部品を作ってもらい、固定したもらいました。サービス。

水温計のモニターが消灯しない(冷たいまま)

通常エンジンをかけて水温が上がると、水温計のモニターは消えますが、20分過ぎても消えません。

当初、サーモスタットの動さ不良と思いましたが、実は温度センサーが劣化したためでした。

直接エンジンに影響を与えないので、そのまま使っています。8月の車検で交換予定です。

エンジン回り

エンジンオイル  左:3700km走行後  右:新品

エンジンのプラグや発電機、バッテリーは好調で交換なしです。

オイルは4,000㎞毎に、オイルフィルターは8,000㎞毎に交換しています。

今後の交換予定はプラグのコードです。

年数が経過するとイグニッションコードが劣化して燃費や回転に影響を与えるので交換します。

ボディ関連

整備中

キズはあるものの大きな劣化はみられません。

もともと宅配用の来るんだったのでボディーにコーティングがなされており、1年半何もしていません。水洗いだけでピカピカです。

まとめ

こまめな整備点検をしておくと車も快調に走ります。

止めっぱなしだとバッテリーの劣化にもつながるので、乗らない時にも必ずエンジンをかけ調子を見ています。

ソーラー50W×2

tabito(旅人)

この記事を書いた人
たびと@旅遊び

軽バンやコンパクトカーで車中泊の旅をコンセプトにブログを運営。日本縦断の旅、東北縦断の旅。北陸縦断の旅、九州最南端の旅、温泉巡りの旅などいろいろ経験しています。お金をかけないで、しかも面白く車中泊ができる方法や車中泊の車をDIYで作る方法など紹介しています。

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