自然の中「3日間のキャンプ」が健康と脳力をアップさせるワケとは?

自然の中に身を置いたキャンプを3日間以上行うと、研究結果では、脳力が活性化して問題解決能力が5割アップするという。そのワケを調べてみました。

自然環境に身を置く「3日効果」とは?

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米ユタ大学のデビッド・ストレイヤー氏(認知心理学者)は、「3日効果」という研究結果を出しています。それについて簡単に説明します。

人間の脳は疲れ知らずの機械ではなく、簡単に疲弊してしまうのだそうです。
しかし、日常の雑務を中断して自然環境に身を置けば、元気を取り戻せるばかりか、知的能力も向上するのです。

手つかずの自然の中で3日間キャンプしながら歩き回ったグループでは、それ以前と比べて、問題を創造的に解決する能力が5割も高まったという研究結果を報告しています。

確かに自然の中でキャンプをすると、さび付いた体の中からエネルギーが出てくるようなワクワク感とリフレッシュされた元気な体に変化していることに気が付きます。

キャンプ3日目に五感の変化

ストレイヤー氏は、3日目の変化について次のように語っています。

3日目になると、これまで感じなかった匂いや物音に気付くようになるのです。

傾きかけた太陽の光が峡谷の壁面を赤く染めていき、私たちはくつろいだ雰囲気に包まれた。

これまでにないほど自然と調和しています。

2、3日の間でも、その瞬間その瞬間を生きる経験ができた人では、質的思考に違いが生まれるようです。

自然の中の夜は、全てを解き放って自由な脳に戻ります。
自然の中の夜は、全てを解き放って自由な脳に戻ります。

自然の中に身を置いて過ごすには、キャンプや車中泊が健康を取り戻すのにはピッタリです。

リフレッシュの方法のひとつ「キャンプ」は、複雑でストレスの多い社会で疲弊した脳を休ませることができて、自然を忘れた人間には重要なのかもしれません。

ナチュラルキラー細胞が40%も増加?

近年話題となっているナチュラルキラー細胞は、人間の身体の悪影響を及ぼす物質を狙って攻撃することがわかってきました。

ナチュラルキラー細胞を増やす研究が進んでいます。その中でも、自然環境が大きく影響することが証明されてきたのです。

日本でビジネスマンを対象に行った調査があります。森を歩いた後にナチュラルキラー細胞を測定したら、40%も増加していたと報告されています。

その1カ月後に再度測定すると基準値の15%高い数値を示していたそうで効果が持続するようです。

自然の中に身を置く事の重要性

趣味で車中泊やキャンプを楽しんでいる人が増加している理由が見えてきたようです。

自然の重要性を説いている方で有名なのは、アウトドアで有名な会社「スノーピーク」の山井太社長です。56年間の間にテントで1,000泊をしたことでも有名です。重要な決断の時は、3泊前後のキャンプで考えるそうです。

スノーピークのテント。さすが研究されています。
使用しているスノーピークのテント。さすが研究されています。

企業経営でこそ、キャンプの経験が生かされると言います。刻々変わる天気や急な予想以外の悪天候をどう乗り切るかなどの体験が重要だと言います。

一方、パナソニック創業者の松下幸之助氏(1894年 – 1989年)は、人間は宇宙大自然に逆らわず、むしろ宇宙大自然に溶け込んで、これと一体になりきってしまう。

これが人間の本当の姿であり、その結果によって成功も億万長者にもなりえる。と言っています。

有名人や俳優もよく山にこもってリセットしていますが、そういうことかもしれません。

まとめ

話は大きくなってしまいましたが、時には自然の中で疲れた脳を休ませて人間本来の野生感覚を取り戻し、ナチュラルキラー細胞を増やしましょう。

3日間のキャンプは、脳力と健康を取り戻すのに良いのかもしれません。

キャンプと健康の話でした。

tabito(旅人)