車中泊の旅の楽しみはいろいろあります。
その中でも、ワイルドな料理はとても面白くワクワクします。
理由は、大自然の山々、海を目の前にしてシンプルな料理を食べることができるから。
そこで活躍するのがタフな小型の「鉄フライパン」です。
鉄フライパンは、使い込むほどに油がなじみ、美味しさが増していく生き物です。
鉄フライパンはタフな道具
鉄フライパンはとってもタフです。
家庭で使っているテフロン加工された温度やキズに敏感なフライパンとは違います。
ソロキャンプで洗い物を運ぶ時にスプーンやカップ、ナイフ、トングなど鉄フライパンに放り込んで運んでも大丈夫。もともと鉄だからキズ等きにしなくてもいいのです。
地面の直置きして石ころが飛びこんできたり、砂がじゃりじゃりと入り込んでも洗えばいいのです。
焚火のすすだらけの炎で煮炊きをしても問題なし。
鉄フライパンはとてもタフなのです。
これ一つあれば、ワンプレートの皿にもなり、焼いた肉やサニーサイドエッグもそのまま鉄フライパンに乗せて食べると、とてもおいしいのです。
鉄フライパンは使い込むほどに味がでる
家にある鉄フライパンで一番古いのは、祖父からのものでもう50年以上は経ちます。
しっかりと鉄に油がなじんだ鉄フライパンは今でも現役で働いています。
鉄フライパンは使い込むほどに油がしみこんでなじみます。
すると、テフロン加工したようにコーティングされたようになります。
その結果、卵を焼いても、焼きそばを焼いても、焦げ付かなくなります。
そして、荒っぽく使ってもなんら問題がないタフさがましていくのが鉄フライパンです。
一生以上、使える鉄フライパン
ある面、鉄フライパンは生き物です。
使えば使うほどがんばっておいしく焼けるようになります。
使い込まないと、その本当の良さはわかりません。
なので何十年も使い込みたい人におすすめなのです。
一生以上使えます。
鉄フライパンは錆びる?
鉄フライパンをそのまま使わないで放置すると、錆びてきます。
錆びたら、錆びた鉄フライパンに水を入れて沸騰させ錆びを浮かせます。
雑ですが錆びたところを金タワシでごしごしと落とします。
最後に、火でよく熱して、最後にオリーブオイルを少し落としてティッシュでのばして馴染めせれば、また元通りに使えます。
しばらく使わない時は、鉄フライパンを一度コンロで熱してからオリーブオイルを垂らして鉄面にのばしてしまっておくと大丈夫です。
鉄フライパンは使い始めの処理が大変?
通常は鉄フライパンを始めて使う時に前処理をします。
鉄フライパンにコーティングを施す作業をします。
その方法はこちらの記事にくわしく書きましたので参考にしてください。
ブルーテーパーの鉄フライパンとは?
ここで使ってみて是非おすすめしたい鉄フライパンがあります。
実は鉄でもブルーテーパーという素材の鉄があり、日本製でとてもタフなのです。
この素材で作った鉄フライパンは、使い始めの焼き入れ処理が不要なので、すぐ使えます。
ブルーテーパー材とは
ブルーテーパー材はフライパンなどを作るために開発された材料で、他の鉄板製品材料に比べて錆びにくく加工性に優れています。
黒皮材の凹凸の被膜を落とし、ロールで伸ばし鏡のようにツルツルの板にします。その板を最後に焼き付けて酸化被膜を作ります。表面に細かな凹凸ができ、油のなじみが良く丈夫で錆びにも強いブルーテーパー材が完成します。
引用:イービーエム
難しいことはさておき、このブルーテーパー材を使った鉄フライパンを2014年にAmazonで購入して2021年は7年目となります。
サイズは18cmのものをかいました。
このサイズは、ソロキャンプや車中泊で便利に使えるサイズです。
なんとか2人までの料理なら使えますが、あくまでも一人用として使っています。
自宅でも結構使っています。
安くて丈夫なので一つ持っていても無駄にはなりません。