テントを選ぶ時にどんなサイズを選んだらいいのでしょうか?
そこで今回は2人で寝られるテントのサイズを解説します。
実際に泊まってみた満足度も紹介します。
これからテントを選ぶ時の参考にしてください。
2人で使うテントのサイズはどれ位?
2人で楽しむキャンプは、いつもと違った過ごし方が味わえます。
特に大自然の中にテントを張って過ごす数日間は、とても充実すること間違いなしです。
そこで、気になるのが「2人で使うテントのサイズはどれ位?」という問題です。
↑ この疑問にお答えします。
2人でキャンプ用に買って使っているテントがあり、すでに十数回は使いました。
2種類のテントを使ってみた体験からサイズ別の満足度を紹介します。
ぼくは2人でキャンプを楽しむようになって、8年以上になります。
富士山のふもとの「ふもとっぱらキャンプ場」「裏磐梯キャンプ場」をはじめとして、いろいろなキャンプ場で大自然を楽しんできました。
では、2人がテントで過ごす時に、どれくらいのサイズがあるといいのでしょうか?
キャンプのスタイルは様々で「これがいい!」という決まりはありません。
大きなテントを使い中にはテーブルやベッドも置ける豪華なスタイルや、小さなテントで自由自在に場所を選んで楽しむカップルもいました。
この記事で紹介するのは、タイプの違う2つのテントの使い勝手と、実際に2人で泊ったテントのサイズを紹介します。
広めのデラックスなテントの満足度
2人には広めのサイズでゆったり過ごせるのが「スノーピーク」のテントです。
テント名は「アメニティードームS」です。
しっかりした機能を持っているため設営には時間がかかります。
デラックスなテントに満足した理由
設営時間がかかっても、一度テントを設営してしまえば、快適さは最高です。
価格も安くはありませんが、実にしっかりとしていて強風にも耐えられる安心なテントです。
インナーとアウターの2重構造で、前室があり雨の日はそこで調理ができます。
前室にコンパクトな折り畳みイスを置いて座れるくらいのスペースはあります。
室内は、寝室部分が横160センチ、縦220センチあります。2人が並んで寝ても、離れて寝られるゆとりのスペースです。
結露にも強く、空気の流れもよく、快適な空間を確保できます。
テント内には、ミニテーブルも置けるので長期間の滞在では、このくらいのサイズがおすすめです。
デラックスタイプのデメリット
デメリットは、収納サイズが大きいことと、重いことです。
また、説明した通り、設営に時間がかかること。
この2つがデメリットです。
コンパクトサイズのテントの満足度
車中泊やソロキャンプで1人でも広く使いたい時に持っていくテントです。
コンパクトサイズの2人用テントで軽くコンパクトに収納できます。
テントは、モンベル(mont-bell)の2人用自立型テントです。
コンパクトサイズに満足した理由
このテントの良さは、軽くて収納がコンパクト。組立てが超簡単。短時間で設営できること。
骨組みは最初から折り畳みの一体化なので、現場では伸ばすだけで骨組みが完成します。
そして、インナーを吊り下げて、その後に外側を被せて設営します。
2重構造なので、夜も暖かく快適に過ごせます。
当然網戸のように虫が入れないようになっていて、空気は十分に通る構造になっています。
最大のメリットは、雨の中でも内側から外してテント内で収納し、最後に外側をサッとしまう感じで撤収ができます。
つまり、雨の中でも荷物を濡らすことなく、
そしてテントの内側のインナーも濡らすことなく簡単に撤収ができます。
逆もありで、設営が雨の中でも防水の外側を先に張って、
あとからゆっくり中のインナーを張れるので便利です。
軽くてコンパクトにまとまるので、リュックサックに入れてどこにでも持ち運べます。
2人で寝る場合に使える室内のサイズは、横130センチ、縦230センチで、スノーピークよりも少し横幅が狭くなります。
2人並んで寝ても体が触れることは無く、ある程度距離を置いて寝られます。
また、小さな前室があるので、脱いだ靴や外で使った食器などを置けます。
コンパクトサイズのデメリット
コンパクトサイズで全室が狭く、バーナーやクツ等が置ける程度です。
また、頭部とつま先がテントギリギリになるので、テント内に置ける荷物の量が限られること。
2人で必要なテント室内のサイズ
2つのテントから使ってみての感想です。
横幅のサイズは、最低130cm以上がおすすめ。
1人の体の幅が約60cmとすれば、2人なら120cmになります。
2人の間に10センチのゆとりがあると、並んで寝た時に広く感じます。
また、縦サイズは、220cm以上がおすすめです。
室内高サイズは、最低でも105cm、ゆとりで120cmあれば快適です。
あぐらをかいて座っても頭が天井に着かない高さが必要です。
理由は足元と頭付近にはゆとりの空間が欲しいからです。
荷物を置いたり、小物を置くミニテーブルが置けるサイズが220cmです。
実は、このサイズは軽バンの後ろの荷室を同じです。
車中泊で使っている軽バンの荷物室よりもやや広めのサイズです。
ちなみに、軽バンの荷室サイズは幅が120cmで縦が200cmです。
2人用テントサイズの選び方
広めサイズでデラックスなテントをおすすめする方は、設営の時間がかかっても、ゆったりしたテント滞在を望む場合です。
重量は一般的にテントは5Kgで付属品を合計すると10Kg近くになります。
設営に時間をかけ、ゆったり過ごしたい方におすすめです。
一方で、コンパクトサイズのテントをおすすめする方は、短時間であっという間に設営をしたい場合です。
しかも、収納がコンパクトで軽いテントは設営も撤収も楽です。
設営時間をかけたくない方におすすめです。
テントを拠点に2人で楽しもう!
現地に着いたら、サッとテントとタープを張って、近所を散歩しましょう!
テントを張るのに時間がかかったり、うまく設営できなかったりして、大自然を満喫するどころか、2人喧嘩になってしまうこともあります・・・
2人はあくまでも仲良くです!
テントになれているな~というカップルを見かけました。
テントサイトにくると、あっと言う間にテントとタープを張ってしまいました。
そのテントは小さく、タープも2、3人用のコンパクトサイズですが、イスとテーブルは大きめのサイズでした。
その後、その2人はあっという間に地元の温泉に出かけて行きました。
まとめ
キャンプでは、テントが大きすぎると設営や撤収で疲れてしまいます。
コンパクトでありながら、広く使える最小限の広さが暖かく、2人の会話も弾みます。
とは言っても狭いテントの中、くれぐれも仲良くすごしましょう!