ポータブル電源を徹底比較!リチュームイオンは車中泊に便利。

(投稿:2019年1月19日、更新:2019年5月13日)

ポータブル電源の主流は高性能なリチュームイオン。
車中泊で冷蔵庫やパソコン等で使える時間数や能力を解説します。

ポータブル電源は種類が多く、車中泊で購入する時の判断に迷う。

車中泊では、駐車中にエンジンをかけたまま
過ごすことはマナー違反です。

そこで使われるのがポータブル電源です。

軽バンで登る山道

リチュームイオン電池を使ったポータブル電源。
性能は高く人気があります。

急速に車中泊等での利用が広まっています。

ところが、ポータブル電源は多種類です。

容量表示も各社様々で、
どの様に判断して購入したらよいかがわかりません。

車中泊ユーザーに人気の高い商品を
ポータブル電源に統一基準を設け比較しました。

便宜上、リチュームイオンの製品を
ポータブル電源と呼ぶことにします。

リチュームイオン電池のメリット・デメリット

車中泊で主流のポータブル電源。

内蔵の「リチュームイオン電池」は
メリットとデメリットがあります。

メリットの方が多い為、
主流の電気自動車用の
次世代の種類も研究されています。

メリット

1.鉛バッテリーに対して軽い。

2.500回以上の充放電の耐久性。

3.自己放電の容量低下は少ない。

3.-40℃から85℃で使用可能。
   寒冷地の利用にも適している。

デメリット

1.レアメタルなど特殊素材が必要で値段が高い。

2.発熱・発火・爆発の危険。
  防止の為、安全回路が必ず必要となる。


リチュームイオンの特徴

リチュームイオン電池は、
軽くて容量があり寒冷地でも使える特徴があります。

従来は自動車用の鉛バッテリーを
自作して使っている方も多かったのです。

その便利さから、今では
ポータブル電源を選ぶキャンパーが増加しています。

鉛バッテリーでは、
使わないで置くと自然に電圧が下ります。

れを自己放電と言います。
月に1回は充電をする必要があります。

リチュームイオンバッテリーは、
自己放電が殆ど無いので、
極端な例では1年たっても電圧はさがりません。

1年以上使わなかったスマホの電源。
オンにすると、当時の充電状況のまま
減っていないことに気が付きます。

電圧が下がらない特徴なのです。

リチュームイオンバッテリーは
発熱・発火・爆発という危険が伴っています。

これらの危険をコントロールする
デバイスが電源と一緒に
格納されていて安全を確保しています。

ポータブル電源の比較方法

ポータブル電源の生命線は、
内臓のリチュームイオン電池・部品、
安全を保つ制御回路の品質です。

比較には車中泊で人気のある、
大容量から小容量までの
ポータブル電源を選びました。

販売されているポータブル電源。
その容量には様々な表記があり良く分かりません。

そこで、以下の計算で表記を統一しました。

尚、計算の電力容量は概算で
実際には個別の製品の状況により
誤差がありますのでご了承下さい。

以下は飛ばしても結構です。

計算の根拠

V(電圧) × A(電流) = W(電力)
1,000mA ⇒ 1A

理科の勉強になりますが、昔習いましたね。

電圧と電流をかけると
ワット数になります。

例えば、電圧12Vで電流3Aなら
12V×3A=36W です。

36Wを1時間(1h)使うと
36w×1h=36wh です。

ポータブル冷蔵庫で例です。

シガーソケットで使えるカー冷蔵庫。
この冷蔵庫のスペックを調べると、
消費電力が40whと書いあるとします。

これは、1時間に40W 消費することを表しています。

では以下のmAh表記をWhに統一します。

時間数の計算例

137700mAh/500Wh表記の場合

計算が多いので読み飛ばしても大丈夫です。

137700mAh ⇒ 137Ah
137 Aで1時間の容量です。

これをWhに変換します。
リチュームイオン電池の電圧は、約3.7Vです。

3.7V × 137Ah = 506.9Wh
約500Whです。

なので商品の表記に500Whと書いてあります。

この500Whを全容量使ったとして計算します。

ポータブル冷蔵庫で計算します。
冷蔵庫の消費電力を約40whとします。
消費電力は、説明書は機器の裏側に表示されています。

500Whのポータブル電源を使います。

500Wh÷40W=12.5時間 

実際にはバッテリーを100%使うと
劣化するので、60%程で計算します。

500Wh × 60% 300Wh 
300Wh ÷ 40W = 7.5時間

この様な計算になります。
DC12Vで40whの機器では、
約7時間使える計算です。

消費電力が平均20Whなら、
14時間程度使えます

ポータブル電源の比較

ポータブル電源が何時間位使えるのか。
その目安を説明書から抜粋しておきました。

各社バッテリー容量の表示方法が違う。
統一した表示にして比較しました。
参考にして下さい。

尚、詳細は商品説明・メーカーサイトにてご確認下さい。


suaoki ポータブル電源 G500  
電池容量:500Wh

電池容量500Whの容量。
車中泊で車載冷蔵庫やテレビ、
電気毛布が長時間使える容量です。

充電は家庭用AC100Vの他に、
ソーラーパネル、シガーソケットからもできます。

【スペック】
電池容量:500Wh(3.7V、137.7Ah ) 
利用電圧:AC110V(300W)、DC12V/3A/10A、USB
利用時間:冷蔵庫約13h、電気毛布(50w)約9h、
           扇風機(30w)約15h
     充電方法:家庭用AC 100V、シガーソケット、ソーラー
     重  量:6.8kg 
     サイズ:280mm(L)x 190mm(W)x 210mm(H)


Anker PowerHouse 
電池容量:434Wh

コンパクトですが434Whの容量。
車中泊用のポータブル冷蔵庫は
約7時間位使えるようです。

充電は、家庭用AC100Vのみです。

【スペック】
電池容量:434Wh (3.7V、120.6Ah)
利用電圧:AC110V(119.9W)、DC12V/10A、USB
利用時間:スマホ約40回・ノートPC約15回フル充電、
           ミニ冷蔵庫約7h、TV約4h
        充電方法:家庭用AC 100V充電
        重  量:4.2 Kg 20 x 16.5 x 14.5 cm


suaoki ポータブル電源 S601
電池容量:222Wh

AC出力は家庭用100Vと同じ正弦。
ほとんどの家電製品が使えます。

音は静かです。
車中泊で家電を使う場合は便利です。
ドライヤーなど大きな電力は事前に確認してください。

【スペック】
電池容量:222Wh(3.7V 60 Ah)
利用時間:20wの電化製品で約8~9h(カスタマー Q&A)
利用電圧:AC100V(200W)正弦波、DC12V/5A×2、USB
充電方法:家庭用AC 100V、シガーソケット、ソーラー
        重  量:2.52kg、
      サイズ:250mm(L)x 86mm(W)x 160mm(H)


suaoki ポータブル電源 S270  
電池容量:150Wh

車中泊で充電をソーラーパネルから供給可能。
発電をコントロ―ルするMPPTの
チャージコントローラーを内蔵したモデル。

MPPTはハイスペックな
ソーラーシステム用コントローラーです。

【スペック】
電池容量:150Wh (3.7V、40.54Ah)
利用電圧:AC110V(100W)、DC12V/10A、USB
利用時間:電気毛布(30W)2~3h(カスタマー Q&A)
充電方法:家庭用AC 100V、シガーソケット、ソーラー
       重  量 1.32 Kg 18.4 x 10.9 x 11.9 cm


RAVPower ポータブル電源  
電池容量:65Wh

ペットボトル500㏄程の大きさです。
スマホやPCの充電で使えます。

重量は585g、USB充電が可能です。

短期缶の車旅・車中泊用。
照明やスマホの充電用ポータブル電源です。

【スペック】
電池容量:65Wh(3.7V 20.1 Ah)
利用時間:スマホ約9回、ノートパソコン約1回充電(残量約70%から約3h間延長可)
 利用電圧:AC100V(60W )、USB
     充電方法:家庭用AC 100V充電、USB・USB-C充電
     重  量:585 g 25.8 x 22.5 x 10 cm(ペットボトル位)


まとめ

車中泊用に適した、
ポータブル電源を解説しました。

ここでは実例として、
主に使われている容量が
500Wh~65Whの機種を紹介しました。

車中泊では使う電気製品により、
選ぶ電池の容量が変わってきます。

冷蔵庫やパソコン、DVDプレーヤー、
スマホの充電、車内の照明等
広い用途で使えます。

車中泊のスタイルに適した容量の
ポータブル電源を選び、
車中泊を楽しみましょう。

尚、車中泊用グッズのまとめ記事は>>>こちらです。

tabito(旅人)

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