定年退職となって自由な時間が手にはいったら、車中泊のひとり人旅にでるとワクワクします。
車中泊の旅は、心に描いてもなかなか実行するのはハードルが高く感じるものです。
でも、何事もチャレンジすると年を重ねても元気になって打ち込めるのです。
何をしたいのかが決まらないなら、一度気楽に車中泊で朝を迎えてみると驚くかもしれません。
定年後の車中泊はハードルが低い?
定年後になにをしようか?
そんなことを定年前にいろいろ考えていましたが、何一つできそうなものはありませんでした。
そこで、思い浮かんだのが車でドライブに出かけてみることでした。
最初は日帰りで100キロ程度のところいってくるだけでした。
その時、現地で景色を見ながら飲んだ缶コーヒーが本当においしかったのです。
このまま、ここに泊まってもいいかもしれない・・・
単純ですが、このことがきっかけで車中泊をしてみようということにしました。
すると夢が広がり、お金もないのに軽キャンでも買おうか!などと元気がでてきたのです。
車中泊はコンパクトカーでOK
最初はコンパクトカーで初めて車中泊をしてみました。
毛布とポットとマグカップをもって出かけました。
なんとか車の中で手足を伸ばして寝れないものか、そんなことから経費のかからない軽自動車を手に入れようと考えました。
ずっとストレスの中で仕事をしてきたのだから自分へのプレゼントがあってもいい。そこで女房に相談したら、50万円ならプレゼントするというのです。
そこから、軽バンの中古車検2年付を45万円で買ったのです。
この時は、夢かと思いました。
自分の城ができたのですから。定年から2年目のことです。
軽バンに自分の城を作る
手に入れた軽バン。中古で86000kmも走っているけど、商用車なので頑丈です。
ソーラーをつけたり、棚を作ったり、窓のカーテンを作ったりと、自分の城作りに没頭するのです。
100均のグッズを多用して、家にあるものを使ってDIYです。
この工夫する工程が大好きになりました。
そして夢の手足を伸ばして寝ることができる自分の移動する城が完成したのです。
車中泊の朝は気持ちがいい!
自分で作った車で日本中を走り,車中泊をするのは本当に楽しくなりました。
ついに日本を縦断してしましました。お金は微々たるもので工夫をすれば何とかなるのです。例えば、千葉県から鹿児島を16日間で往復しても7万円はかかりませんでした。
もちろん、高速は使わず下道をのんびりと旅するのです。
その間、温泉も入るし、食事もするのです。
ガソリン代も入れて7万円なので格安ですが、思い出はたくさんできました。
人生の思い出作りに出発です。
定年後の60代は人生の黄金時代とも呼ばれている時間です。
体力もあり、退職金も多少はあり、運転もまだまだできます。
定年後の早いうちに車中泊を初めてよかったと思っています。
2020年12月は新型コロナの第3波でなかなか車旅には行けません。
しかし、いままで日本を回ってきたことを振り返ると様々な希望が出てきます。
また、新型コロナが落ち着いたら、日本をもう一度ゆっくり走りたいと考えています。
車中泊で使えるグッズ
車中泊を繰り返すと自分にとってふさわしいグッズが揃っていきます。
最初は最低限のグッズを用意してでかけてみましょう。
最初のころに使ってとても便利だったグッズがあります。別の記事でも何度か紹介してきましたが、改めて書き留めておきます。
寝る時に使うグッズ
車中泊では、やっぱりコンパクトな収納がとても便利です。
そこで車中泊だけではなく自宅でも使えるのが寝袋です。冬になると、布団の間に寝袋を挟んで、その中で寝ると暖かくてハマってしましました。
自宅の洗濯機で洗える化繊の寝袋がおすすめです。モンベルの羽毛で3万円の寝袋を持っていますが、普段使いは化繊の寝袋が安くて使いこなせます。
床に敷くマットも揃えておきたいです。
頑丈で、岩の上でも敷いて寝ることができて暖かいタフなマットは車中泊でも便利に使えます。車内のデコボコを吸収するばかりではなく、温かいのが特徴です。
食事で使うグッズ
小型の鍋とマグカップとバーナーがあれば十分です。
バーナーは使ってみた結果、やっぱりこの2種類が残りました。
おわりに
車中泊のひとり旅は、定年後の贅沢な遊びです。
車旅で遊ぶことができるのが定年との黄金時代ではないかと思っています。
是非、人生の最大の思い出作りに車中泊の旅に出てみてはいかがでしょう。