暑い季節は車中泊の夜が問題。車内はとても暑くて眠れないこともあります。
どうしたら涼しく安眠できるのでしょうか?
実はお金がかからず普段あるものも利用すれば一晩涼しく過ごせる方法があります。
実際にコンパクトカーの車中泊でやってみたらもう手放せません!
その方法をご紹介します。
熱い夜の車中泊は眠れない!
暑い季節の車中泊で問題になるのが夜の車内の暑さです。
窓を開けると蚊が入ってきて、あっちこっち刺されてかゆくなりますます眠れません!
窓を網戸にする方法もあります。
ぼくは軽バンの窓を網戸に作って長年使ってきたのでその涼しさの効果は抜群です。
でも、網戸を車の窓に作るのはちょっと手間がかかり難しいこともあります。
そこで、最近の技術の進歩というか様々な最新技術を駆使すれば意外と簡単に夜の暑さに対処できます。
今回ためした方法をご紹介します。
車内が涼しくなるUSB扇風機とモバイルバッテリー
車中泊の夜の車内を涼しくするには、窓を少し開けて外の涼しい空気を車内にとりいれることです。
その時に、虫が入ってこない様に、虫コナーズなどを下げておくと効果があります。
夏の車中泊の虫対策は、こちらの記事で紹介しています。
USB扇風機とモバイルバッテリーを使う方法
これは実にエコで静かで涼しい風が作れる扇風機です。
このUSB扇風機は日本縦断の旅をはじめもう4年も使ってますが頑丈でとにかく静かでいいです。
理由はクリップ式で扇風機がどんな角度でも使えるのと場所を選ばず置けるから。さらに電源がUSBだから電源がいがいと簡単に手に入ります。
こんなに涼しく使える風力がUSBでできるのが驚きです。
電源はモバイルバッテリー
USB扇風機に使うバッテリーは、モバイルバッテリーが使えます。
モバイルバッテリーは扇風機だけではなく、USB照明にも使えるしスマホの充電もできます。
USB扇風機とモバイルバッテリーの効果
ぼくが使ったのは使い古しのモバイルバッテリーです。
友人が新しいのを買ったので廃棄するというモバイルバッテリーをチェックしたら、まだまだ現役で使えます!
今回使ったのは、この3種類です。
左から、2,600mAh(中国製)、6,700mAh(中国製)、5,600mAh(韓国製)の容量があり全部で14,900mAhになります。
これだけあると車中泊1泊でスマホ2回の充電とUSB扇風機が十分使えます。
また夜の照明も大丈夫。
モバイルバッテリー「5,600mAh」はどれ位もつ?
もう8年にもなるモバイルバッテリーが「5,600mAh」です。
容量は「5,600mAh」で写真右端にある韓国製ものです。
USB扇風機とモバイルバッテリーで夜寝るときの20時頃からスイッチをオン。
午前3時には少し気温が下がって不要になったのでオフ。
実質7時間使いました。
モバイルバッテリーは30%使った程度で、まだ70%も残っていてスマホにもある程度充電できました。
今では安く20,000mAhなど大容量もモバイルバッテリーがあるのでもっと長く使えるでしょう。
ぼくがこれから買おうとしているのは、これです。
理由はメーカーが信頼性抜群の「アンカー(Anker)」であることと、20,000mAhあれば2泊~3泊の車中泊で十分使えるからです。
大きなポータブル電源やソーラーシステムを搭載しなくても車中泊が可能です。
昼の走行中にバッテリーを充電すればいいから。
【車中泊で便利なグッズをご紹介】
夏の車中泊でUSB扇風機を使う方法(まとめ)
リチュウムイオンバッテリーの進化は車中泊にもいろいろな恩恵を与えてくれます。
モバイルバッテリーは車中泊で驚くほど利用価値があることがわかりました。
スマホをはじめUSB扇風機、夜の照明など応用範囲は広いからです。
なにより昼間の移動中にシガーソケット用のUSBアダプターを介して充電できるのもいいですね。
最近USBを標準装備している車が出ているのも嬉しいです。