車中泊で料理をするならコンパクトで扱いやすいクッカーが必須。
家庭用調理器具とは違う選び方や、収納性・素材・バーナーとの相性を解説。
人気のスノーピーククッカーのレビューも紹介します。
車中泊ではクッカーが“必需品”になる理由

車中泊では家庭のキッチンのような十分なスペースも、調理器具を洗う大きなシンクもありません。
そのため、軽い・コンパクト・洗いやすい・すぐ温まるという特性が重要になります。
そこで活躍するのがアウトドア用の「クッカー」です。
- バーナーの上で安定しやすい
- 取っ手が折りたためる
- スタッキング(重ねて収納)できる
- バーナー本体をクッカーの中に収められる
- 車内調理でも扱いやすい熱伝導
こうしたメリットが、家庭用の鍋・フライパンでは得られない大きな利点です。
車中泊クッカーの選び方|失敗しないポイント4つ

① 素材で選ぶ:アルミ・ステンレス・チタンの違い
| 素材 | 特徴 | 車中泊での向き不向き |
|---|---|---|
| アルミ | 軽い・熱伝導が良い・焦げにくい | ★万能。迷ったらこれ。 |
| ステンレス | 丈夫・長持ち | ★重量はあるが、強火調理向き |
| チタン | 超軽量・耐久性が高い | ★湯沸かし特化。調理は焦げやすい |
車中泊では長く使えて軽量なアルミ系クッカーがもっともバランスが良いです。
② サイズは“1~2人用”が最適
車内では大きな調理スペースがないため、
900ml〜1.2L前後の鍋 + 小型フライパンのセットが使いやすいです。
- インスタントラーメン
- レトルト温め
- 炊飯
- ちょっとした炒め物
このサイズでほぼ対応できます。
③ バーナーが“中に収納できる”タイプが便利
車中泊では荷物を減らすことが重要です。
バーナー(SOTOやイワタニの小型タイプ)がクッカーの中に入れば、
スタッキングで一体化し、車内のスペースを大幅節約できます。
④ 蓋の使いやすさをチェック
意外と盲点ですが、蓋が使いにくいと調理がストレスです。
チェックポイントは:
- 片手で開閉しやすい
- 湯切り穴がある
- フライパンの蓋としても使えるか
■スノーピーク「アルミパーソナルクッカー」レビュー

車中泊ユーザーから人気の高いスノーピークの定番モデルをレビューします。
● 良かった点
- スタッキング性能が抜群
→ バーナーとカセットガスがピタッと収まる - 焦げにくいアルミ素材で調理しやすい
- 耐久性も高く、10年使っても壊れにくい
- フタ(フライパン)が絶妙な大きさで卵1個が焼きやすい
● ちょっと気になった点
- 表面加工がないため、油少なめだと若干くっつく
- 鍋の深さはあるが、炊飯はややコツが必要
● 結論
車中泊で“とりあえず何でもできる”万能クッカー。
収納性・強度・扱いやすさのバランスが取れており、初めての方にも間違いのない選択肢です。
実際に使ってみた感想
スノーピーク トレックコンボ(SCS-010)で、内壁は耐摩耗性のあるアルマイト加工が施してあります。
アルマイト加工は酸化膜のためコーティングとは違い耐久性が高い加工です。
写真は、トレック 900 [重量265g]+トレック 1400 [重量305g] のセットです。重さが555gと軽いのです。

別々に購入することもできます。
このセットは、大小のセットですが別々でも販売されています。
SCS-008(小) 900㏄
900㏄なので、2人分のコーヒーやお茶などのお湯は十分沸かせます。
パスタは2人分を茹でる事ができます。
お米は、1.5合炊けるので2人分位でしょうか。
一人分なら十分で、ラーメンやうどん、麺類でも大丈夫です。
フタは、小さなフライパンになります。
フタはウインナーソーセージを焼いたり目玉焼きを焼いたりできます。
カレー用の皿替わりにもなります。
カップ麺のお湯もこれ一つで間に合います。
2人分は可能ですが、1400の方がゆとりで沸かせます。
SCS- 009(大)1,400㏄
1400㏄と大きくなります。
このサイズは、レトルトカレーやレトルトで温めるタイプのパックが入ります。
ご飯のパックも2/3位お湯に浸かりますので、反転しながらでもなんとかなります。
フタはフライパンで使えます
フタも大きいので、肉を焼いたり卵焼きや皿替わりに使えます。
ほぼ900で間に合いますが、大きめが必要な時がありますので用意します。
重ねて収納できます
下の写真の様に広げると、クッカー900,1400サイズが丁度よくごとくの上に乗りますので、
便利です。

トレック 900と1400は、
写真の様にスタック(重ねる)ことが出来ます。
そして、中にイワタニのジュニアコンパクトバーナー CB-JCBが丁度入りますので便利です。

ガスバーナーを入れて
900と1400をスタックするとピッタリとフタが閉まります。
イワタニのバーナーが収納できます
ジュニアコンパクトバーナー CB-JCBが収納できます。
コンパクトですから携帯や場所をとりません。
一般のカセット用のガス缶が使えるので、コンビニなどどこでもガスが手に入ります。


2人用なら調理ができるセットがおすすめ
車中泊が2人になると、強力者がいることで調理が楽しくなるのです。
そこで使うのは、フライパンやボイル用の深い鍋、おたまや普通の鍋があると嬉石のです。
バラバラに揃えてもいいのですが、3,000円台でリーズナブルなセットが販売されています。
手軽な価格の人気商品なのでご紹介します。
Terra Hiker クッカーセット
このセットは車中泊やアウトドアで欲しいグッズをひとまとめにしているところが嬉しいところです。
鍋にフライパンがついているだけでもうれしいのにヤカンと調理器具までセットされているのです。そんなに高価ではないのでタフに使い切れます。
チタンよりもアルミの方が均等に熱が伝わるのでアルミ製がおすすめです。
■ Terra Hiker クッカーセット(調理器具10点)2~3人用(Amazon)
千葉県房総半島の公園
千葉県房総半島での車中泊で使った写真です。
カップ麺のお湯を沸かしました。海を眺めながらのカップ麺は、絶品でした!

鳥取砂丘近くの公園 昼のうどん
千葉県から九州最南端までの旅で立ち寄った鳥取砂丘です。

クッカーでうどんを作って食べました。
鳥取の海と砂丘の景色が重なって、いっそう地元のごぼう天が旨かった!
■ まとめ|車中泊クッカーは“収納性と素材”で選ぶのが正解
- 車内調理は家庭用鍋よりアウトドアクッカーが断然便利
- アルミ素材がもっとも扱いやすい
- バーナーやガス缶が収納できるモデルがベスト
- スノーピークのクッカーは初心者にもおすすめ
車中泊の料理が快適になると旅そのものが劇的に楽しくなります。
自分のスタイルに合ったクッカーを見つけて、快適な車中泊旅を楽しんでください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 車中泊のクッカーは家庭用鍋で代用できますか?
A1. 可能ですがおすすめしません。家庭用鍋は重く、取っ手が収納できず、車内のミニバーナーでは安定しにくいため、安全性や使い勝手に問題が出やすいです。
Q2. アルミとステンレスのどちらが車中泊に向いていますか?
A2. 車中泊では軽く熱伝導が良いアルミが最適です。ステンレスは丈夫ですが重たく、車内の小さなコンロには不向きです。
Q3. バーナーはクッカーに収納できた方が良いですか?
A3. はい。収納性が大きく向上し、車内スペースを最小限にできます。荷物を減らしたい車中泊には非常に便利です。
Q4. スノーピークのクッカーは初心者でも使えますか?
A4. とても使いやすいです。焦げにくく、収納性も高いので初めての車中泊調理にも向いています。
Q5. クッカーで炊飯はできますか?
A5. できます。アルミ素材なら比較的失敗しにくく、車中泊の朝ごはんにぴったりです。ただし火加減や蒸らしは必要です。
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