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ひとり旅の朝風呂は最高の贅沢!日本海を望む車中泊の魅力

魅力のひとり旅
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車中泊のひとり旅では夕方お風呂が見つからないこともあります。

でも、翌朝車を走らせると早朝から開けている温泉を見つけた!

これは幻か・・・

日本海を望む温泉は、旅の疲れを芯からいやしてくれた。

そこで出会った旅の夫婦は、軽のジープで東北にむけて温泉を後にした。

すれ違っただけなのに、違和感がなく妙に身内の様だった。

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お風呂がみつからない・・・

ずいぶん走ってきたな・・・

今日も下道を300km近く軽バンをとばしてきて夜たどり着いた日本海を望む道の駅。

ここで、今晩は休むことにした。2日間は峠をいくつも超えてきたのでお風呂に出会っていなかった。

今晩は、この道の駅の温泉でもいいけど近くを探してみよう。地図やスマホで近辺を調べるが、ここから離れている温泉があったが、日帰りは終わっているし、もう出かける気力もない。

軽バンの後ろにマットを敷いて寝袋を広げてすわり、途中スーパーで買ってきた飲み物とお弁当を食べる。

しばらくラジオを聴いていたら、いつの間にか寝入ってしまった・・・

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早朝、道の駅を出発する

気が付くと朝をむかえるには、まだ早い午前3時を過ぎたころ。

この時間はトイレの清掃の時間をするところが多い道の駅。だから空いているので、服を着こんでトイレへ。予想通り清掃が終わったばかりで、すがすがしいのです。

軽バンにもどり、お湯を沸かしてコーヒーを入れる。

今日はどっちに行こうか・・・

日本海沿いに南へ下ることにした。午前7時前の早めの出発です。

軽バンは東京をはなれてから、もう700㎞近く走ってきたから、エンジンは快調にまわる。3速ATのポンコツだけど、もともとは福岡で宅配で使われてきた仕事車。

だから丈夫だし整備はキッチリしていてエンジンはとても調子がいいのです。

道の駅を後にして、早朝の日本海沿いを南下していく・・・

日本海を望む温泉があった!

途中、なにやら温泉の標識が見えてきた。車を止めて聞いた見たら朝7時から入浴ができるという。

これはラッキー!3日目の温泉だから喜んだ。こんなこともあるのです。

しばらく駐車場で7時まで時間をつぶすが、管理人が「もうだいじょうぶだよ」と呼びに来てくれた。

一目散に湯船に飛び込んだ。

手足が「ジ~ン」として温泉がしみこんでくる!

とても気持ちがいいのです。それは、目の前に日本海が広がっていたから!今日は穏やかな日本海。

すると、あとからおっさんが入ってきた。

挨拶すると、話がはずみ、京都の方から来てこれから秋田の方に旅するというのです。

軽自動車なのだけと、それも軽のジープだそうです・・・寝れるのかな?

大柄なおっさんは秋田までの夢を語ってくれるうちに、のぼせ気味になったきた!

挨拶をして先に風呂から出た。

そこで出会った夫婦はジープで秋田へ

温泉で疲れを癒し、スッキリして軽バンに戻り出発の準備をしていた。

すると、温泉から出た先ほどのおっさんと奥さんが歩いてきた。おっさんのジープは、隣に止めてあったのです。

まさか?このちっちゃなジープで・・・

よく見るとなかなか改造が上手で、夫婦2人が寝られるように工夫していたのです。アマチュア無線のアンテナが揺れていた。

そのご夫婦は、秋田へ行くというのです。しばらくジープの改造話を聞いていた。

親戚のようで、今日はじめて会ったような気がしないのです・・・

ご夫婦は、ぼくとは逆の方向に手を振り秋田に向けて遠ざかって行きました。見えなくなるまで見送りました。

また、会うことはないかもしれない。

一度っきりの出会いが今でも懐かしい・・・

車中泊ひとり旅の魅力

ひとりで車中泊の旅をするというのは、思いがけない出会いの旅でもあります。

そういえば、真夏の山形道の駅の駐車場で出会ったご夫婦は、本物のうちわをくれました。

今でも大切に使っています。

一度っきりの出会いなのですが、でも忘れられない思い出となるのも車中泊の魅力なのかもしれません。

この記事を書いた人
たびと@旅遊び

軽バンやコンパクトカーで車中泊の旅をコンセプトにブログを運営。日本縦断の旅、東北縦断の旅。北陸縦断の旅、九州最南端の旅、温泉巡りの旅などいろいろ経験しています。お金をかけないで、しかも面白く車中泊ができる方法や車中泊の車をDIYで作る方法など紹介しています。

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