人はなぜか旅に出たくなるものです。
特に一人で自由にすごせる旅は一度経験すると虜になる。
そのワケはいくら考えてもよくわからない。
だけど、ひとり旅にはなにか癒されるものが潜んでいるから。
車中泊という生き方
旅は年を重ねるとまた違った味わいがあるものです。
いくつになっても人生はチャレンジしたいから旅に出ることもあるけど、チャレンジをすてて旅に出ることもある。
旅は人生そのものかもしれない。
今の現実からはなれ、自分だけの自由な時間をすごすひとり旅はいつでも魅力で溢れている。
なにも考えず、今をたのしめるひとり旅はやめられない。
ひとり旅がくれたもの
ひとりになればなるほど、隠れていたものが浮き出てくる。
家族だったり友人だったり、仕事仲間だったりする。
そこに出てくるものは楽しいことやお世話になったことばかり。
ちょっとお酒を飲めば、どんどん出てくる。
そこには感謝しかないのが不思議。うらみや辛いことは全く出てこない。
ひとり旅のふしぎなところかもしれません。
まる裸の自分になると、なぜか軽くなるから気分もいい。
長年ビジネス社会でこびりついた黒いものが剥がれ落ちていく。
そして昔懐かしい、朝の空気のおいしさを感じるのです。
ひとりになると見えてくることがある
ひとり旅はほんとうにひとりだけの時間がたっぷりある。
大自然の中に自分を置くと見えなかったことがどんどん見えてくる。
見るもの感じるものが広く大きくなってくる。
自分という存在がとっても小さく感じ、いろいろあったことなどどうでもよくなってくる。
それよりもこの大地で確実に自分が生きていることがわかってくる。
大自然がくれた宝物かもしれない。
シンプルな旅だと感じることが多くなる
ものであふれかえった現代。
だからこそシンプルな旅は心に残るのだと感じる。
お湯が湧けばいいし、箸もひとつだけあればいい。
夜は暗くていい。
車中泊で聞こえる大自然の音は心を癒してくれる。
ものが身の回りから無くなればなくなるほど、五感に感じることが多くなる。
だから車中泊のひとり旅はシンプルに出かけることが大好きになった。
車中泊のひとり旅はいいものです
ひとは生きている限り旅を続けているのだと思う。
いろんなことが待っているかもしれないけど、さきのことはわからない。
過去のことも過ぎ去った幻。
車中泊のひとり旅をしている今を実感できるだけでいい。
からだひとつでひとり旅にでることが大好きになったのはここちいいから。